コロナ禍において「打撃を受けている業界を応援しよう」と思い、実際に行動に移している若手ビジネスパーソンも多いでしょう。
しかし、状況が長引けば長引くほど、その気持ちや行動力の活気が薄れてしまうことも。
この記事では、11月第1週に発表された「コロナ禍で打撃を受ける酒業界を支援する方法」をいくつか取り上げて紹介します。「支援」「応援」といった言葉よりも、「新しい体験」「新しい発想」といった表現が似合いそうな商品・サービスばかり。
これを機に、「新しいものを楽しもう!」と気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。
蔵と飲み手を直接繋ぐECサイト「蔵直CLUB」
西酒造株式会社は11月1日(月)より、蔵と飲み手を直接繋ぐECサイト「蔵直CLUB」をオープン。あわせて、このサイトでしか買えない特別な酒『別誂仕込』の第1弾「No.001 HONKAKU SHOCHU」を1000本限定で予約販売しています。
『別誂仕込』には、原料にタマアカネというオレンジ芋を使用。トロピカルフルーツのような、ふくよかな甘い香りが特徴のさつまいもです。
そのため、雑味のない新鮮な野菜のような爽やかさとすっきりとした甘みが楽しめる、今までにない芋焼酎に仕上がったといいます。価格は5500円(税込)。
蔵直CLUBでは「No.001 HONKAKU SHOCHU」をはじめとし、醸造過程のデリケートさなどにより蔵人にしか味わえなかったお酒を購入することができるのだそう。ここでしか手に入らない希少なお酒を、ぜひ仕事終わりの一杯に楽しんでみたいですね。
出典元:西酒造株式会社
「日本盛 3年貯蔵金賞受賞酒 大吟醸500ml」
日本盛株式会社は11月5日(金)より、日本盛オンラインショップにて「日本盛 3年貯蔵金賞受賞酒 大吟醸500ml」を300本限定で発売中。
平成29酒造年度全国新酒鑑評会にて金賞受賞した大吟醸酒を3年間貯蔵した、貴重なお酒となっています。
このお酒には、酒造好適米「山田錦」の中でも、"高品質"と言われる兵庫県吉川町西奥特A地区産のみを100%使用しているのだそう。丁寧に時間をかけてつくりあげた自慢のお酒を、さらに3年間貯蔵したことで、より味わい深い一品に仕上がりました。
価格は5500円(税込・送料込)。1年間がんばった自分へのご褒美にぴったり。スタイリッシュな化粧箱(カートン)入りなので、年末年始の贈答用にも使えそうですね。
出典元:日本盛株式会社
沖縄最古の酒蔵「新里酒造」の新商品『琉球ウイスキー』
沖縄最古の酒蔵「新里酒造」の新商品『琉球ウイスキー』のクラウドファンディングプロジェクトが、11月1日(月)よりCAMPFIREにて実施中。
ラベルにはQRコードが印刷されており、スマホでかざすと10カ国語に対応した商品紹介動画の視聴が可能。飲む前に商品を知ることで、より美味しく楽しめる仕組みになっているといいます。
琉球ウイスキーは、スコットランド産ウイスキーをベースに、同社の樫樽貯蔵泡盛13年古酒をブレンドしたもの。泡盛の歴史と文化を長く引き継いできた新里酒造でしか作れない、特別なウイスキーとなっています。
リターン品には『琉球ウイスキー』のみならず、特別限定ボトルなども用意。資金の一部は、首里城の復興支援金としても活用します。沖縄最古の泡盛酒蔵による新たな挑戦を、ぜひチェックしてみてくださいね。
出典元:株式会社ケーエイチプラス
「バーチャルディスティラリーツアー」付きカスクオーナー
テイスティングショッピングサイト「SAKETRY」は11月8日(月)より、酒育の会と共同で、富山の若鶴酒造が運営する三郎丸蒸留所の1樽を、5年熟成したウイスキーボトルとして届けるカスクオーナーの販売を開始します。
初回購入時にはVRゴーグルを一緒に届けることで、購入者は三郎丸蒸留所を360度視野で体験できる「バーチャルディスティラリーツアー」をYouTubeで視聴することができます。
価格は1万9800円(税込)。2020年夏に蒸留したニューポットを樽詰めし、5年の熟成期間を経た特別なウイスキー。これを機に、ジャパニーズウイスキーの魅力と、最新技術を駆使したバーチャルツアーを楽しんでみては。
出典元:スコッチモルト販売株式会社
ポストに届く日本酒定期便サービス「SAKEPOST」
株式会社FARM8は11月2日(火)、グループ会社である株式会社FERMENT8と共同で、ポストに届く日本酒定期便サービス「SAKEPOST」をリリースしました。
利用者には毎月、新潟を中心とした地域の地酒3銘柄が自宅のポストに届きます。お酒は100ミリリットルずつオリジナルパウチに入っているので、1杯ずつ容器に移して飲み比べを楽しむことができるのだそう。
日常酒プラン(1210円・税込/月)と、吟醸酒プラン(1980円・税込/月)の2プランを用意。
受け取ったお酒についているQRコードからお酒の銘柄情報にアクセスができ、そのページでは、飲んだお酒の「みんなの感想」をデータ化しています。また、飲んだお酒の感想を直接酒蔵に送ることもできるので、作り手との交流も楽しむことができます。
日本酒に興味はあるけれど、何を選べばよいかわからない…といった悩みを持つ人の最初の一歩として、ぴったりではないでしょうか。
出典元:株式会社FARM8
「支援」よりも「楽しむ」といった表現のほうがふさわしい各種サービス・商品の詳細については、各プレスリリースよりご確認ください。
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