将来は、「チームや組織を引っ張るリーダーになりたい」と思う若手ビジネスパーソンも多いでしょう。「リーダーとして何を心がけるべき?」「リーダーシップとは何たるかについて知りたい」と願う、未来のリーダーに応えてくれそうな書籍が登場しました。
株式会社クロスメディア・パブリッシングは10月22日(金)に、書籍「CHANGE LEADER 多様性と全員参加を実現されるリーダーシップの身につけ方」を発刊。リーダーに求められるマインドや考え方を身に付ける一助として、参考にしてみてはいかがでしょうか。
今求められるのは「チェンジ・リーダー」
コンサルティング業務などを行うグローバル企業のアクセンチュアで活躍した3人の著者が、リーダーに求められるマインドや考え方を一冊にまとめました。
同書によると、今求められるのは「チェンジ・リーダー」。この言葉は2000年代初頭、「マネジメントの父」と呼ばれた経済学者ピーター・ドラッカー氏が自著の中で唱えたもので、以下のように定義されるものです。
「チェンジリーダーは常に変化を追い求め、それが本当に価値ある変化かどうかを判断できる。そして、その価値ある変化を組織内外へと影響力をもって発揮できる人のことだ」
チェンジ・リーダーが提唱されてから20年が経過していますが、世の中が大きなうねりと変化に見舞われる昨今、企業にも、社会にもこのチェンジ・リーダーが必要だとしています。
社会情勢やトレンドを踏まえつつ、チェンジ・リーダーの考えを自分のものにし、今求められるリーダーシップをいちから身に付けられるチャンスです。
「多様性」と「全員参加」:これからのリーダーが押さえるべきキーワード
かつて求められていたのは「仕事は背中を見て覚えて」といった強く引っ張るタイプのリーダーでしたが、現在はそれだけではうまくいかないとか。
柔軟に変化に対応しながら、関係するすべてのメンバーの多様性を認め、共感を得ながら進んでいく“全員参加”の組織をつくることが、今のリーダーには求められているといいます。
同書は、「社会」「会社」「リーダー」「個人」「働き方」にフォーカスし、これからのリーダーのあるべき姿の1つを示すとしています。具体的なリーダー像をイメージしやすく、その姿に近付くべく、今自分がすべきことが明確になりそうですね。
リーダーの多様性が高まれば、企業のイノベーションは質・量とも向上する
組織や社会を変えるべく、リーダーを目指す人におすすめの一冊。同書では、リーダーの多様性が高くなれば、日本はもっとイノベーティブになるとし、上に立つ者の多様性が高くなるにつれ、企業のイノベーションは質・量とも向上するとしています。だからこそ、これからのリーダーはチェンジ・リーダーとして、多様性の実現に向け行動を起こす必要があるというわけです。
こうした考えは、リーダーを目指す人のみならず、すべてのビジネスパーソンにも必要といえるでしょう。1人のビジネスパーソンとして、また、将来リーダーを目指す者として、同書でチェンジ・リーダーの心がけと考えを学んでみてはいかがでしょうか。
同書が、自身のマインドセットや考えを固め、リーダーに必要なスキルの習得を目指す一助になるとよいですね。価格は1738円(税込)。著者紹介など、詳細はプレスリリースをご覧ください。
出典元:アクセンチュア | 日本 | Let There Be Change
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