今年社会人デビューした人のなかには、「本配属されて現場に出るようになった」「研修を終え、実務に集中できるようになった」という人も増えているでしょう。
この記事では、そんな社会人1年目のビジネスパーソンにおすすめの書籍を5つ取り上げて紹介します。
「今の自分にはこれが合っているかも!」と思える一冊が見つかるかもしれませんね。
『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel』
いざ実務を始めてみると、「あれ、Excelってもっといろいろな使い方ができるのでは?」「関数のコピーがうまくいかない」「でも今さら周りには聞きにくい…」など、Excelにまつわる小さな悩み事が生まれることはありませんか?
そんな人には、『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel』がおすすめ。イラストを豊富に用いて分かりやすく解説した、Excelの初心者向け入門書です。
キャラクター同士の会話調で進んで読みやすく、内容もビジネスシーンでよく使われる"マストの機能"に絞っているのですぐに仕事に活かせます。練習用のファイルがついており、手を動かしながら学んだ内容を定着させることもできるとか。
現在、出版を記念して第1章を無期限で無料公開中。仕事でイマイチExcelを使いこなせていない人や、仕事をもっと効率化したい人などは、チェックしてみてはいかがでしょうか。
出典元:今さら聞けないExcelのつまずきを解決!『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel』発売
『自分史上最高の働き方がわかるワーク』
まだ入社して間もないけれど、色々な要因により「この会社辞めようかな…」と思ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時に手に取りたいのが『自分史上最高の働き方がわかるワーク』。
仕事での悩みを解決する近道は"自分を知ること"だといいます。著者が行ってきた数多くのキャリア・コンサルティングでわかったのは、「仕事のトラブルの9割が、自分自身を知らないことで起こっている」ということ。
同書では、「働き方タイプ別診断」のワークで、あなた自身のことがよくわかるようになっています。さらにこのワークでは、一緒に働く上司・部下・同僚など、周囲にいる職場の人の強みや弱み、大切にしていることやこだわりなども明らかになるとしています。
これまで意識していなかった考え方のクセや行動パターンを読み解いていくことで、心地よい働き方がわかり、仕事や職場を好きになれるかもしれません。
出典元:「会社辞めようかな…」と思ったら読んでみて!『自分史上最高の働き方がわかるワーク』発売中
『コミュニケーションのもどかしさがなくなる本』
職場や取引先などの人とのコミュニケーションにおいて、良かれと思って相手にしてあげたことであまり良い顔をされなかった経験はありませんか?もしかしたらそれは、思考パターンの違いによって起こったすれ違いなのかもしれません。
人間関係やコミュニケーションに課題を感じるようになった人には、『コミュニケーションのもどかしさがなくなる本』はいかがでしょうか。
認識交流学の講義を書籍化。それぞれに違う思考タイプを「パーソナリティ・タイプ」と呼び、6タイプに分類し特徴や上手な接し方を解説しています。自分や相手の思考タイプを理解することで、人間関係のモヤモヤをなくしたい人におすすめの一冊です。
人との関係におけるストレスが軽減されれば、より一層楽しく仕事に臨むことができそうですね。
出典元:6つの思考タイプがわかれば、人間関係で悩まない!『コミュニケーションのもどかしさがなくなる本』発売中
『世の中は期待値でできている』
ビジネスにおいて欠かせない"期待値"という概念。現場に出てこの重要性を肌で感じつつも、「ちょっと数学は苦手なんで…」と避けてしまっている人もいるのではないでしょうか。
そんな人には、『世の中は期待値でできている』がおすすめ。ビジネスに必要な"期待値"にだけ照準を絞り解説している一冊です。
数学の授業のようですが、確率を理解するためには、「場合の数(順列・組み合わせ)」と「集合」の知識が必要。逆にいえば、確率や期待値の理解が進まない人の多くは、この段階でつまずいていることが多いといいます。
裏を返せば、今一度学生時代に戻ったつもりでこの部分について勉強し直せば、確率ひいては期待値を理解できるというわけです。
同書では文系の人でも理解しやすいよう、ネットカフェや忘れ物、宝くじやお賽銭など、身近な話題と絡めて期待値について解説しています。読み終わったころには、難なく期待値を示せる、一人前のビジネスパーソンに近づいているかもしれませんね。
出典元:「数学苦手なんで…」と言わせない!ビジネスに不可欠な“期待値”がわかる『世の中は期待値でできている』発売
『SWOT分析による戦国武将の成功と失敗』
今後のキャリアやビジネスのヒントとなりそうな自己啓発書を探している人には、『SWOT分析による戦国武将の成功と失敗』(10月1日発売予定)はいかがでしょうか。
戦国武将の生きざまから、現代のビジネスや経営の参考になる知見を見つけだすための一冊です。
上杉景勝の事業承継や伊達政宗のブランディングなど、戦国武将の実例をもとに、事業戦略や組織改革などについて、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)をもとに分析する"SWOT分析"にあてはめ具体的に解説。
登場するのは、メジャーな伊達政宗や真田幸村といった武将から、あまり知られていない最上義光や来島通総を含めた12人。彼らの成功と失敗から、現代にも通ずるビジネスのヒントや知恵を学んでみては。
出典元:毎日が"戦い"の若手ビジネスパーソンに!「SWOT分析による戦国武将の成功と失敗」10月発売へ
まだまだ始まったばかりの社会人生活ですが、時間の経過とともに悩みや不安が増えてしまうこともあるでしょう。そんな時にはこのような書籍をうまく活用すれば、より一層前向きに仕事に取り組めるようかもしれませんね。
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