「早くリーダーになって、他のメンバーを率いる立場になりたい」「もっと裁量権を広げたい」と、日々仕事に向き合っている若手ビジネスパーソンもいるのでは?
同じ思いを抱いている人は、きっとたくさんいるはず。そのような中で、一歩前に進むためには、一体どうすればいいのでしょう。
株式会社Wiz(ワイズ)の新卒1年目社員、田村夏々さん(22歳)は、入社3カ月にして係長に抜擢。早くから結果を出し、評価されている人は、普段どのようなことを大切に仕事に向き合っているのでしょうか?田村さんへ詳しく取材しました。
IT商社のDXコンシェルジュとして、「100年成長する企業作り」
株式会社Wizは、様々なDXサービスを展開し、日本のデジタル化を推進しているITの総合商社です。DXソリューションメディア「Wiz cloud(ワイズ クラウド)」を通じて、「200を超える幅広いサービス展開」「総合コンシェルジュ」「手厚いサポート体制」「複数のオウンドメディア」を強みに、社会・生活を豊かにするサポートを行っています。価値の高いDXサービスを提供することで、日本の社会課題であるデジタル化を推進すべく尽力しています。
田村さんが従事しているサービスは、会計業務に特化したソフトウェア「KANBEI(カンベイ)」。KANBEIには、記帳代行サービスと経営・コスト適正化診断ソフトウェアの「KANBEI SaaS」が含まれているため、低コストで記帳作業が実現できるといいます。
若いうちから成長できる環境を求めて入社
-----田村さんは学生時代、どのようなことを大切に就職活動をしていたか、教えてください。
田村さん:自分が成長できる環境、かつ最先端のサービスを提供している企業で働きたいと考えていました。
業種へのこだわりは特になく、さまざまな企業を見る中で、出会ったのがWizでした。会社説明会やインターンへの参加を通して感じた会社の雰囲気に、ビビッときたんです。Wizのヒューマンポリシーのひとつでもある、"陽のオーラ"という言葉どおり、明るく魅力的な人が多く、一緒に働きたいと思い入社を決めました。
田村さんは、2021年4月に株式会社Wiz へ新卒入社。営業部 会計DX事業部に配属され、現在は、個人事業主や法人企業の会計業務の課題を解決するため、「KANBEI」サービスを中心に営業活動を行なっています。
-----具体的な仕事内容を教えていただけますか?
田村さん:KANBEIを活用することでお客様の会計課題を解決するために、コンサルティングをしながらサポートを提供しています。新規のお客様にKANBEIを導入していただくまでを担当しています。
最近では、さまざまな会計ソフトが出ていますが、お客様の中には、日々の入力作業にまで手が回らず、「もうすぐ確定申告の時期なのに、ほとんど何も対応していない...」と焦られる方が少なくありません。また、会計ソフトの初期設定でつまづいてしまう方もいらっしゃいます。
KANBEIには記帳代行サービスが含まれているので、お客様はWizに領収書を送るだけ。設定や入力をすべて代行します。KANBEIを利用していただくことで、お客様は本業に集中することが可能です。
「相手を想う」ことを忘れない
-----普段仕事をする上で、心がけていることはありますか?
田村さん:「相手を想う」ことを意識しています。
例えば、お客様に説明するときは、「難しい言葉はできるだけ使わず、シンプルに伝えること」。お客様の中には、事業を始めたばかりで会計の知識がほとんどない方もいらっしゃいます。そのような方にも安心してKANBEIを利用していただけるよう、納得いただけるまで丁寧な説明を心がけています。
仕事を始めた当初は、KANBEIによってお客様の会計課題を解決できるかを、どうすればしっかり伝えられるか試行錯誤していました。上司に商談の基本的な骨組みを教えてもらい、自分なりにアウトプットしながら、説明の仕方を組み立てていきました。また、しっかりとした知識を持った上で提案するために、業務と並行して勉強し、日商簿記検定2級までを取得。このような取り組みを重ねるうちに、お客様の反応にも徐々に変化が見られるなど、手応えを感じるようになったと思います。
担当したお客様から、「田村さんに説明してもらったおかげで、活用できるようになった」という声をいただくことも。感謝の言葉をいただくと、この上ないやりがいを感じます。
-----顧客の会計課題の解決に必要な知識や経験を、着実に積み上げているのですね。
田村さん:私は負けず嫌いな面があり、一度携わったことは、とことん究めていきたいです。営業の仕事は、数字で目に見えて結果が出るので、より一層やりがいを感じます。
元プロ野球選手・監督の王貞治さんの「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」という言葉をいつも大切にしています。
入社3カ月で係長に抜擢!
-----日々の積み重ねもあり、入社3カ月で係長に抜擢されたと伺いました。社内最速での昇進だそうですね。
田村さん:本当に年齢や経験関係なく、若いうちから活躍できる職場なんだと改めて実感しています。入社前に思っていたよりも、変化のスピードが早いですね。
係長職を任せていただいたことへの感謝と同時に、責任の重さも感じています。それまでは、いかに自分がお客様の課題を解決できるかに集中していましたが、今は違います。他のメンバーを率いる立場になったので、自分だけではなく、チーム全体の成長も考えるようになりました。「一人ひとりが、どうしたら効率良く仕事を進められるか」「何か困っていることはないか」など、常に周りに意識を向け、気になることがあったら都度声をかけるようにしています。
目指すは、「どんなことがあっても、部下を必ず守ってくれる上司」。私の尊敬している人がお手本なのですが、一人ひとりが失敗を恐れずに、どんどんチャレンジできる環境を作っていきたいと考えています。そして、具体的な業務内容はもちろん、ちょっとした疑問まで、「田村に聞けばなんでも解決する」という関係を築いていきたいです。
-----最後に、今後の展望を教えていただけますか?
田村さん:これからも、より裁量権を広げていくことで、お客様に提案できる幅を広げていきたいです。高い予算を持てるようになれば、その分、経営に携われるようになると考えます。近い目標でいうと、1年以内に、一つ上のポジションにステップアップすることです。
また、事業部のビジョンとして、データを用いてコンサルティングを行うことを掲げているので、経営者、かつ営業職として活躍できることを目指しています。チャンスはたくさんある環境なので、自分で可能性を切り拓いていきたいです。
社内最速の入社3カ月で係長に抜擢というキャリアを歩んでいる田村さん。その裏には、お客様が満足するサービスを提供するべく重ねている地道な努力と、それを支える溢れんばかりの成長意欲があるのでしょう。
常に視座を高くもちながら、日々の積み重ねを大切にしている田村さんの姿勢は、多くの若手ビジネスパーソンにとって、参考になるのではないでしょうか。
出典元:株式会社Wiz
出典元:KANBEI
出典元:Wiz cloud
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