ファッション業界には「大量生産と大量消費」から移行し、「ひとつのアイテムを長く使う」流れができていると言われています。
この「ひとつのアイテムを長く使う」流れをコンセプトにしたブランドが登場しました。それが「Squad」です。
SDGs×ファッションブランド＝Squad
ファッションブランド「Squad」のテーマは、『誰もがエッセンシャルウェアを持つ習慣を常識にする』こと。
ここでいう「エッセンシャルウエア」とは何なのか、「Squad」の製品を見ながら理解しましょう。
SDGsにおけるファッションブランドの役割のひとつに生地や着られなくなった服をリサイクルする仕組みがあり、新たな服を作ることや服を支援する方法以外に、固形燃料や自動車の防音材などへも、リサイクルの幅を広げています。
「Tシャツ」と「パーカー」のみを展開するSquad
Squadが展開する商品ラインナップは、「Tシャツ」と「パーカー」の2種類のみです。しかもそのカラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、グレーの3色だけ。
商品展開とカラーバリエーションを絞り込んだ理由は、「流行りに左右されない唯一無二のアイテム」であるからだといいます。
SquadのTシャツの特徴
The T-Shirts
価格：1万1000円（税込）
サイズ：3サイズ
カラー：黒・白
SquadのTシャツは、肌が透けないちょうど良い厚めのコットン素材が使用され、形が崩れやすい襟元はヨレないよう、襟幅3cmのクルーネック仕様。春夏はTシャツ1枚で、秋冬はインナーとして利用できるため、1年を通して日常的に着用できるのです。
Squadのパーカーの特徴
Squadのパーカーには、着心地が良くやや光沢のある素材が使用されています。フードには紐がなく、究極にシンプルなつくりです。
Tシャツ、パーカーどちらもブランドロゴをなくし、サイズ感を細部にまで調整した、洗練された製品に仕上がっています。
The Hoodie
価格：2万2000円（税込）
サイズ：3サイズ
カラー：黒・白・グレー
毎日着られて長く愛用できるからこそ
Squadがいうところのエッセンシャルウエアの定義のひとつとして推測されるのは、毎日着られること、インナーにも利用できること、良いものであるがゆえに長く着られること、と言えるのではないでしょうか。
カラーバリエーションを絞り込んだ理由も、性別や年齢、着用シーンを問わずに着ることができるからかもしれません。
SDGsについて肩ひじ張って考えると取り組むことのハードルが上がってしまいますが、「エッセンシャルウェア」のような考え方であれば、すぐに取り入れることができるのでは。
「Squad」を身にまとうことで、いつもより少し自信を持って過ごすことができそうです。
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