多くの人が歴史で勉強してきた戦国武将。戦続きの日々にあって、生きるか死ぬかの経験から天下を目指してのし上がっていくタフさや、自身や一族が生き残る術を見出す賢さが必要だったことでしょう。
中小企業診断士の森岡健司さんによる書籍「SWOT分析による戦国武将の成功と失敗」が、10月1日(金)に発売されます。
戦国武将の生きざまから、現代のビジネスや経営の参考になる知見を見つけだすための一冊。歴史が好きな人もそうではない人も、ビジネスパーソンにとって、戦国武将から学ぶことは多いといえるかもしれません。
戦国武将の生きざまから現代のビジネスのあり方を学ぶ
上杉景勝の事業承継や伊達政宗のブランディングなど、戦国武将の実例をもとに、事業戦略や組織改革などについて、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)をもとに分析する“SWOT分析”にあてはめ具体的に解説。
登場するのは、メジャーな伊達政宗や真田幸村といった武将から、あまり知られていない最上義光や来島通総を含めた12人。彼らの成功と失敗から、現代にも通ずるビジネスのヒントや知恵を学んでみてはいかがでしょうか。
いわずもがな、歴史好きにはたまらない一冊である一方、歴史に詳しくない人にとっても、現代に通じるビジネスのヒントが詰まっており、ビジネス書と歴史の参考書、双方の要素を楽しむことができます。同書をきっかけに歴史への興味が湧いてくるかもしれません。
戦国武将をSWOT分析。ブランディング、独自戦略、組織改革のヒント見つかる
中小企業診断士の森岡健司さんが、同書のもととなる連載マガジン「戦国SWOT」を始めたのは、「現代の経営やビジネスについて、もっと歴史から学べるんじゃないか」と思ったからだといいます。
「戦国武将たちをSWOT分析すれば、経営やビジネスのヒントがみつかるのではないか」という考えのもと、同書では、テーマ毎に戦国武将を分類してその結果を紹介しています。
例えば、「戦国武将たちのブランディング」というテーマでは、伊達政宗や立花宗茂、真田幸村が登場し、最後に3人を比較。事業承継では武田勝頼、上杉景勝、北条氏政を、組織改革では島津義弘、最上義光、佐竹義宣、独自戦略では柳生宗矩、千利休、来島通総の例を見ていきます。
ビジネスパーソンであれば、どれも興味を引かれるテーマばかりですね。気負うことなく、楽しみながら読み進めることができそうです。戦国武将から学んだ知識やヒントが、あなたの明日の仕事に活かされるかもしれません。
価格は1650円(税込)。著者紹介など、詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
出典元:note/noteの戦国SWOTが書籍化。「SWOT分析による 戦国武将の成功と失敗」10/1発売予定
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