HOME33年かかってたどりついた、現実的なブランドづくりの教科書「実務家ブランド論」9月14日発売へ

33年かかってたどりついた、現実的なブランドづくりの教科書「実務家ブランド論」9月14日発売へ

さえきそうすけ

2021/09/11(最終更新日:2021/09/11)


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若手ビジネスパーソンの中には、将来起業を目指している人もいるでしょう。起業を考えている人にとってブランディング戦略は欠かせませんよね。

株式会社宣伝会議は、書籍「実務家ブランド論」(片山義丈 著)を、9月14日(火)に発売します。

自身の商品やサービスを広く長く愛してもらうためのブランディングを目指す人にとって、参考になりそうな一冊。ブランドづくりを成功に導くヒントやアイデアが見つかるかもしれません。

33年かかってたどりついた、日本人・日本企業のためのブランド論

著者・片山義丈さんは、世界的なスーパーブランドのやり方にならい、ブランドづくりに挑んでいましたが、なかなかうまくいかなかったそうです。

その経験から、ブランド担当となり28年目で初めて、実務家には実務家ならではのブランドのやり方があることに気づいたといいます。

自身の失敗経験をもとに、その後5年の実務を経て、計33年かかってたどりついた「日本企業のブランドや商品が、本当の意味でブランドづくりを実践できる方法」をまとめたものが同書です。

ブランディング一筋33年の著者の経験を交え、日本企業の実務者の視点でブランド論を論じた一冊というわけです。ブランディングの大先輩が長い年月をかけて考え、熟成させてきた考えやアイデアは、起業を目指す若い人にも大いに参考になるでしょう。

ブランドづくりの現実的な方法をわかりやすく解説

もし、あなたが「ブランドは差別化である」や、「ブランドは約束である」といった言葉を信じているのであれば、絶対にブランドはつくれないと著者は指摘しています。ブランド論の本やブランドの教科書を信じて、そのまま模倣しても、現実にはブランドはつくれないといいます。

「では、どうしたらブランドをつくれるようになるのか?」といった声が聞こえてきそうですが、同書ではまず、そもそもブランドとは実務家にとって何なのかを明らかにし、“ブランドづくりの現実的な方法”をわかりやすく解説するとか。

ブランドとは何かを掘り下げることに始まり、きちんとブランドをつくるための方法を、同書で学んでみてはいかがでしょうか。

【同書目次】

・第一章 教科書ブランド論でブランドはつくれない理由
1-1 なぜ、あなたの会社はブランドがつくれないのか?あいまいな「定義」が引き起こす問題
1-2 あなたの企業・商品・サービスは凡人です!教科書ブランド論が与える幻想 ほか

・第二章 実務家ブランド論における「ブランドの土台」とは
2-1 「機能的価値」よりも「情緒的価値」が高い異常な時代
2-2 実務家ブランド論のブランドづくりはまず土台から ほか

・第三章 実務家ブランド論のブランドづくりの方法
3-1 ブランド「戦略」不在の、ブランドづくりの大罪
3-2 そもそもブランドはどうやってできる? ほか

[特別対談] 田中洋教授×片山義丈氏
平凡な企業にとってのブランドは「妄想」という想像力から生まれる

著者紹介など、同書詳細についてはプレスリリースをご覧ください。

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