膨大なデータから価値を生み出すデジタル人材である“データサイエンティスト”。データ分析スキルを有し、データに基づき合理的な判断を下すべく、そのサポートをするデータサイエンティストは、幅広い業種や企業で需要が高まるであろうことは容易に想像できます。
例えばコロナ禍の現在、よく「データを示してほしい」という声を耳にしますが、根拠があいまいなものではなく、確固たるデータに基づく意思決定を求める傾向は、今後ますます高まっていくでしょう。
株式会社日立製作所は、株式会社リックテレコムより書籍「実践 データ分析の教科書」を出版しました。
データサイエンティストへの興味が湧いてきた!という人に、参考になりそうな一冊です。
大企業も育成に乗り出すデータサイエンティストへの期待
データから価値を創出するLumada事業に注力する同社は、事業を支えるデジタル人材として、データサイエンティストの育成に取り組み、既に3000人を育成したとか。また昨年4月には、トップデータサイエンティスト約100人を結集した「Lumada Data Science Lab.」を立ち上げたとも。
誰もが知る大企業が既に育成に乗り出しているというデータサイエンティストですから、この職種への需要と期待が大きいことがわかりますね。今後は企業はもとより、社会的なニーズも高まっていくことでしょう。
「データ分析のスキルを学ぶ必要性は理解したものの、何から始めればよいのかわからない」という人に、参考になるのが同書ではないでしょうか。
同書は、これまでの取り組みを通じて培ってきた多くのノウハウをもとに、Lumada Data Science Lab.が監修したもの。いちからデータサイエンティストを育成してきた同社の取り組みは、これからデータサイエンティストを目指す人の参考になるはずです。
現場で即戦力になるためのデータサイエンスのツボを解説
デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業のIT担当者や、将来の職業としてデータサイエンティストを希望する学生に向け、現場で即戦力になるためのデータサイエンスのツボを解説。
データサイエンティストとしての転職を考えている人などにも参考になるかもしれません。
【同書構成】
1章:データサイエンスの現場
2章:データサイエンティストになるには
3章:データサイエンスプロジェクトの進め方
4章:分野別に学ぶデータサイエンス
5章:データサイエンスの現場適用とは
6章:データサイエンティストの未来
データサイエンスの現状やデータサイエンティストになるための情報など、データサイエンスの入門書として手に取りやすい一冊なので、同書を参考にその世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。価格は2860円。詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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