HOMECareer Runners 学生時代はベンチャーで役員も経験!C Channel新卒社員が「中身のない自信から卒業できた」と語る理由

学生時代はベンチャーで役員も経験!C Channel新卒社員が「中身のない自信から卒業できた」と語る理由

白井恵里子

2021/09/14(最終更新日:2021/09/14)


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福田伊万里さん/提供:C Channel株式会社

「学生時代は人並に色々やってきたし、問題なく就職できるだろう」と思って就職活動に臨んだものの、なかなか納得のいく結果が出ない…という壁に直面している人はいませんか?

「1度目の就活では"中身のない自信"で挑んでしまったため納得のいく結果が出せず、その後休学を選択しました」C Channel株式会社で活躍する新卒1年目・福田伊万里さん(23)は、自身の就活を振り返ってこう話してくれました。

彼女の言う"中身のない自信"とは?その後、どのようにしてC Channelに出会うことができたのでしょうか?福田さんを取材しました。

企業とインフルエンサーが出会うプラットフォーム「Lemon Square」

C Channel株式会社は「誰もが自分らしく輝ける機会を創る」をビジョンに掲げ、企業とインフルエンサーが出会い関係を深めることができるプラットフォーム「Lemon Square(レモン スクエア)」を運営しています。

Lemon Squareはユーザーの共感を集め、より身近な存在として高い影響力をもつインフルエンサーが数多く登録しているため、企業はブランドや商品のファン候補のインフルエンサーに向けて"ギフティング"を行うことで、ファンならではの本音の投稿が期待できるのだそう。

現在、登録インフルエンサー数は8000人を突破し、総フォロワー数は6000万人を超える規模に成長しています。

提供:C Channel株式会社

ベンチャー企業にて、インターンから役員に就任

福田さんは、今年4月にC Channel株式会社へ新卒入社。現在はLemon Squareの営業担当として、新規顧客の開拓やウェビナー登壇など、日々新しい仕事に挑戦しています。

-----入社の経緯について教えていただけますでしょうか。C Channelとは2回目の就活で出会ったとか?

福田さん:はい、そうです。実は大学4年の時、40社程度受けていたのですが、中でも本気で狙っていた数社に落ちた段階で、選考途中の企業を全て辞退し、就活をストップしました。

そこで、4年生の夏から休学することに。1度目の就活では大手企業をメインに受けていたのですが、目線を変えてベンチャー企業を探すようになり、中でも相性が良いと感じたベンチャー企業でインターンをすることに決めました。

休学中だったので、ほぼフルコミット。そのうちに役員に就任することになっていました。

-----インターンから役員に…!その後はどうされたのですか?

福田さん:役員としては半年ほど仕事をしていましたが、自分の未熟さもあり、肉体的にも精神的にもとてもきつくなって、退職の道を選びました。

そして、その後大学に戻るか、再度就活を行うか迷っていた時に、SNSでC Channelの代表・森川が「熱量の高い人募集!」と採用の投稿をしていたのを偶然見つけたんです。

その投稿を見て、「これだ!これに賭けてみよう!」と即応募しました。

複雑な心境を打ち明けた結果、C Channelに入社

-----そこからは、順調に選考が進んで内定が決まったのでしょうか。

福田さん:いえ、実は1次、2次…と選考が進んでいた中、一度「ステイ状態」となった期間がありました。

2度目の就活ではC Channelしか受けていなかったのですが、それでも学業との両立、特に卒論の作成と重なっていたことが自分にとって大きな負担となっていました。自分の中でも「大学生活を続けるか」「就職するか」はっきり決められていなかったんですよね。

そこで、選考辞退の選択肢も含めてその複雑な心境を正直に人事担当者に話したところ、「人生で大きな決断なのだから、一人で抱え込まないで」と、しっかり私の気持ちを受け止めてくれ、役員の方に自分自身が直接気持ちを伝える機会をいただけました。

その結果、再度プレゼンの機会をいただけることになり、私も挑む覚悟が固まり、入社が決まったという経緯です。

-----複雑な心境を受け止めてくれた姿勢にも、魅力を感じられたのですね。

福田さん:そうですね。「ここなら、入社した後も一人で悩んだり抱え込んだりしなくて済みそう」という安心感も、大きな決め手になったと思います。

提供:C Channel株式会社

「価値のある異邦人」になりたい

このように紆余曲折を経て入社した福田さん。営業として初受注できた瞬間は、今でも強く印象に残っているといいます。

-----受注できた要因としては、どのようなことが挙げられると思いますか?

福田さん:「サービスを売る」ことではなく、「お客様と同じ方向を向いて一緒に走る」ことに重きを置けたことが大きな要因だと考えています。

このお客様は、「営業って押し売りする仕事なのでは?」という私の偏った考え方を大きく変えてくれました。

大切なのは、お客様である企業のマーケティング担当者になったつもりで、一緒に課題の解決を目指していくこと。そのため、受注後も「どんな口コミがあがっているだろう」「どんな行動喚起ができているだろう」と、常にInstagramをチェックしていましたね。

-----力不足や経験不足を感じることもありますか?

福田さん:感じることばかりです!でも、「戦略」とは「戦わないこと/戦いを省くこと」と、インターン先のベンチャー企業社長に教えられたことがずっと心に残っています。

厳しい時代を生き抜くためには、いかに「希少性」を高められるかが重要。そのため、商談においても"自分なりのやり方"を早く確立し、それを極めて、「価値のある異邦人」になりたいと考えています。

なお、現職では営業に対する研修や上司の同行・フィードバックなど、若手をサポートしてくれる体制が整っているため、希少性を高めたいと考えている自分自身にとっても、非常に恵まれている環境だと感じています。

提供:C Channel株式会社

「ここまでやり切った!」と言える経験を

自信を持って顧客と向き合い、ウェビナーにも堂々と登壇している姿が逞しく感じられますが、1度目の就活時に彼女を苦しめていた"中身のない自信"からは、どのようにして卒業することができたのでしょうか。

-----やはりベンチャー企業での就業経験が大きく影響していたのでしょうか。

福田さん:そうですね。特に役員として就業していた半年は、考えることも仕事量も多く本当に大変でした。「極限状態を経験した」と言っても過言ではありません。

でも、一度そこで「ここまでやり切った!」と言える程の経験を積んだからこそ、「今の自分なら、面接でどんなことを聞かれても大丈夫」「ありのままの自分でいよう」と思えるようになったんです。

この経験から、「中身のある自信を持つためには、それ相当の努力の積み重ねが必要」と実感しました。そのため、今でも仕事においては"努力の積み重ね"を常に意識しています。

-----そのために、特に大切にしていることは何ですか?

福田さん:私は、タイミングを逃さずに行動する「直感」を大切にしています。

森川の投稿を目にした瞬間に即応募した時や、ウェビナーの話にすぐ手を挙げた時など、直感で「やってみよう!」と思えることにはどんどん挑戦してきました。このように行動を起こすことで、経験が積み重なっていき、”中身のある自信”に繋がっていくのだと考えています。

-----最後に、今後の展望についてお聞かせください。

福田さん:まずは目の前にある事業の拡大のため、ひとつひとつの仕事に真摯に向き合っていきます。

「タイミングを逃さずに行動すること」「努力を積み重ねていくこと」を大切にしていれば、"やりたいこと"が次々と組み合わさっていき、ゆくゆくは明確な目標ができるのではないかと考えています!

提供:C Channel株式会社

福田さんのストーリーからは、胸を張って「やり切った!」といえる経験こそが、"中身のある自信"に繋がっていくのだと学ぶことができます。

もし「就活がうまくいかない」「自分が持っているのは、"中身のない自信"かもしれない」と感じているのなら、インターンや仕事に限らず、学業でも、部活動でも、プライべートで打ち込める何かでも…まずは胸を張れる経験をひとつでも増やしていくことから始めてみると、その先の道がぐっと拓けるかもしれませんね。

出典元:C Channel株式会社
出典元:Lemon Square

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