HOMEインタビュー 「20代は自分が目指すもののために捧げる」ゴールに向け邁進、pamxy1年目社員の力強さの源とは

「20代は自分が目指すもののために捧げる」ゴールに向け邁進、pamxy1年目社員の力強さの源とは

長澤まき

2021/09/30(最終更新日:2021/09/30)


このエントリーをはてなブックマークに追加

提供:株式会社pamxy/有若原也さん

自分の目指すゴールに到達するために、今、何をすればいいのでしょうか。「漠然とした目標はあるけど、どうしたらそこに到達できるのか分からない」「モチベーションが続かない」と悩んではいませんか?

株式会社pamxyの有若原也さん(25)は、“父親を超える”というゴールを達成すべく、大手企業からスタートアップ企業に転職。「20代は自分が目指すもののために捧げたい」と話しており、現在は新しい職場でキャリアや経験、知見を着々と積み重ねています。

ゴールへの道筋をどうやって導き出したのか?力強く前進し続けているモチベーションの源とは?有若さんに取材しました。

エンターテックで世界中、ココロ踊らす「pamxy」

株式会社pamxyは、「エンターテックで世界中、ココロ踊らす」をミッションに、SNSマーケティング事業やIP事業、ギフト事業などを展開。

SNSマーケティング事業では、総フォロワー数100万人を誇る同社がIP事業で培ったノウハウをもとに、法人向けSNSマーケティング事業を展開。同社が支援するあるYouTubeチャンネルは、開始1カ月で登録者10万人・動画視聴200万回を記録したそうです。

また、Twitterキャンペーン自動化サービス「giff letter(ギフレター)」では、Twitterの拡散力によるフォロワー獲得に加え、当選結果をWebで表示することでさまざまな販促をサポートし、売り上げアップを実現へ。

SNSマーケティングのプロチームが企画制作から事務局、広告配信まで一気通貫して支援することで、高いクオリティのクリエイティブを提供しています。

提供:株式会社pamxy/giff letter(ギフレター)

納得できる軸を選ぶべく、123回面接

有若さんは2019年に大学を卒業。大手広告会社にてWebマーケターとして勤務した後、今年5月に同社に転職。現在は、SNSマーケティング事業部に所属し、広告事業やSNS運用事業の責任者として働いています。

-----Webマーケターという職種を、いつ頃・どのような経緯で志したのですか?

有若さん:就活で自分の働く場所を選ぶにあたって、「自分は何をしたいのか」をとことん考え抜いてみることにしました。

いろいろな業界に触れることで自分のやりたいことを見つけていこうと考え、74社にエントリー。受けた面接の数は123回にのぼります。

その中で、自分の中に「父親に負けたくない」「父親を超えたい」という気持ちがあることに気が付き、企業の広報として働いている父を超えるべく、広告業界に進むことを決断しました。

「20代で独立」にむけ、逆算して転職

有若さんは「20代は自分が目指すもののために捧げたい」と話しています。

-----自分が目指しているものとは?

有若さん:父親の実績を超えることです。

-----転職された経緯を教えてください。

有若さん:目指している経営者像への実現に必要な知見を、スピード感ある環境で身につけるためです。

僕は「20代で独立する」を1つのゴールに設定しているのですが、前職は年功序列が強かったこともあり、このままでは自分の決めたゴールに間に合わない。

また、経営者になるためには、企業戦略の策定といったマーケティングの上流工程から、SEO・広告担当者といった現場・技術者の視点まで幅広い知見を理解した上で独立する必要があるので、そういった事業を手がけている企業に転職したいと考えました。

-----現在の会社を選んだ決め手は?

有若さん:データとクリエイティブに強みを持っている点です。

僕は、データとクリエイティブに長けた経営者を目指しているのですが、pamxyはデータをもとにエンタメやクリエイティブを制作しています。また、テレビ局出身者や現役ユーチューバーが役員をしていることもあってクリエイティブにも強いです。

転職活動では、選考を受けた5社全てから内定をもらったのですが、その中から、データとクリエイティブ両方の知見を得られることと、なるべく人数が少ない企業で働きたいという軸から判断し、pamxyを選びました。

提供:株式会社pamxy

目標から逆算&計画は必ず実行

-----自分の目標・ビジョンを実現するために、日々どのように仕事に向き合っていますか?

有若さん:「20代で独立」というゴールから逆算して、何をすればそれに到達できるか1カ月単位で目標値を設定し、それを週ごとに分解してタスクを決め、仕事後や土日もフル活用して必ず実行するようにしています。

ゴールから逆算すると、「何が足りないのか」「どのタイミングで転職したほうがいいのか」といったことが見えてきますし、進捗状況も分かるので精神的なコントロールにもつながります。

とはいっても、自分はまだ社会人3年目で、視野もまだまだ狭いと思っています。そのため、目標を達成するための手段については「絶対にこれでないとだめ」としがみつかず、新しい環境や仕事に積極的に挑戦したり、新しい人と出会ったりすることで、日々価値観を更新。それをスケジュールにも反映させるようにしています。

提供:株式会社pamxy

有若さんは、また、考えることを止めてしまいそうな時のために、ブロンズ像“考える人”を常備しているそうです。

-----とてもユニークな工夫ですね。どのように思いついたのですか?

有若さん:これまでの社会人経験から、人から投げかけられた「なぜ」という問いを自分の中で考え続けることで思考が深まり、アウトプットの解像度も高まることを実感し、「絶対に考えることから逃げてはいけない」という考えにたどり着きました。

しかし、つい考えることから逃げそうになってしまうこともあります。

そんな時のために、“考える人”を購入して常備するようにしました。

-----具体的に、どのような効果が出ていますか?

有若さん:自分の思考の範囲を広げることに苦しさを感じた時などに、このオブジェを見ることで、「ここで我慢して、もう一歩深い思考ができれば成長につながる」と思い返し、自分の背中を押しています。

提供:株式会社pamxy

小さな成功体験が「がんばればできる」と自信に

有若さんは、自分の目指す人物像になるために必要な要素・経験・スキル・能力などは自分の中で明確になっているとして、「後は自分の計画通りにひたすらコツコツとこなしていくだけです」と話しています。

-----モチベーションはどうやって維持しているのですか?

有若さん:揺るぎないゴールが見えているので、モチベーションが続かないことはありません。

また、一緒にゴールを目指したいと思っている戦友や高い意欲を持っている人々のがんばっている姿もモチベーションに繋がっています。

-----その決断力と実行力はどうやって身につけたのですか?

有若さん:小さな成功体験が今の自分を作っています。

実は、僕は小学校時代までは人前に出るのが苦手で、自信もありませんでしたが、中学生の時に転機が訪れました。

部活で、お世話になっていた陸上部の先輩がビリから市内のトップに駆け上がったのを目の当たりにして、「自分にもできるんじゃないか」と励まされ、目標を立てて行動し続けたところ、3年生の時に市内で優勝。その後も、小さな成功体験や苦手の克服を積み重ねるうちに、「自分は、がんばればできるんだ」と思えるようになりました。

ゴールを決めて挑戦し続けることを繰り返してきたことが、今の決断力と実行力に繋がりました。

“ゴールを立てて逆算”が大切

-----「20代をどう過ごせばいいんだろう」と悩んでいる同世代に向けて、メッセージをお願いします。

有若さん:ゴールを立てることと逆算することがとても重要だと思っています。

それさえできていれば、ある程度のレベルまで到達することができますし、少なくとも自分がやるべきと思ったことをやり切れば後悔も残りません。

-----ゴールが分からない人は、ゴールをどうやって見つければいいですか?

有若さん:多くの人々は、高校生くらいまでに自分の価値観の軸ができているのではないでしょうか。

自分のこれまでの人生を振り返って、印象に残ったことやターニングポイントを洗い出していけば、ゴールが見えてくるかもしれませんね。

ゴールを設定できれば、それがモチベーションにもつながっていきます。

提供:株式会社pamxy

小さな成功体験の積み重ねが「がんばればできる」という自信につながり、ゴールに向けて力強く行動するモチベーションにもなっている有若さん。ゴールの達成に向けてコツコツとタスクをこなしている力強い姿に、勇気をもらいました。

人生の目標となる大きなゴールに到達するために、まずは小さなゴールを設定して成功体験を積み重ね、自信をつけることから始めてみてもいいかもしれませんね。

出典元:pamxy
出典元:giff letter

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード