家でできる副業や、在宅でできる仕事を探している人も多いのではないでしょうか。
本記事では、家でできる仕事の種類や、パソコンを使う仕事や内職の仕事などのおすすめの仕事を20個紹介。
在宅でできる仕事をするときの注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 在宅・家でできる仕事の種類3選
- パソコンを使う家でできる仕事・家でできる内職業
- 家・在宅で働くときに知っておきたい3つのこと
在宅・家でできる仕事の種類3選
家でできる仕事といえば、パソコンを使う仕事や、内職などが思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。
同じ在宅でできる仕事であっても業務体系は異なります。以下では、家でできる仕事の種類を紹介。やりたい仕事を決める参考にしてください。
1.勤務地を問わない企業で働く
働き方改革や新しい価値観が広まるにつれて、オフィスに出勤して自分のデスクに座って仕事をするのが多くの人の当たり前ではなくなりました。
近年では、自由な働き方を支援するを導入している企業も多いです。出社することが必須ではなく、好きな場所から働くことが認められるようになったり、感染症の影響からモバイルワーク・テレワーク(在宅勤務)を導入したりする企業も増えています。
「テレワークの最新動向と総務省の政策展開」では、「テレワーク導入済みの企業は20.2% 、導入予定も含めると29.6% 」と発表されています。
このように、新しい体制を積極的に受け入れている会社やテレワークが認められた企業で働くことも、家でできる仕事のひとつです。
2.個人事業主・フリーランスとして業務委託を受ける
個人事業主・フリーランスとして業務委託を受けるのも、在宅で働ける方法です。
個人事業主は、会社や組織に属さずに、個人として仕事を引き受ける自由な働き方として知られています。
出勤が指定されている場合を除き、基本的に勤務地は自由。家でもカフェでも好きな場所から仕事に取り組めます。
場所に縛られない「自由な働き方」にあこがれている人は、フリーランスとして働くのも一案です。
3.自分で事業を行う
家で仕事をするためには、自分で事業を行うのもいいでしょう。
例えば、株トレーダーや、インターネットショッピングのサイトを作ることなどがあります。
自分で事業を起こして生活する難易度は高く、簡単にできることではありませんが、自宅でできる仕事をしたい人は考えてみてはいかがでしょうか。
パソコンを使う家でできる仕事
在宅でできる仕事の中には、みなさんが想像しているように、パソコンを使う仕事が多いです。
まずは、パソコンを使う家でできる仕事をご紹介します。パソコンに慣れている人やパソコン業務に憧れている人は、ぜひ参考にしてください。
1.フリーライター・Webライター
フリーライターとは、企業に属さずに個人事業主・フリーランスとして働き、コンテンツを制作するライターのこと。
ライターの中には、取材ライターやWebライターなどが存在します。
特にWebライターは、Web媒体のために記事を書く人のことで、完全在宅で仕事ができるところが特徴。また特別な資格が必要なく、日本語を使えたら記事が書けるため、初心者からでも始めやすい仕事といわれています。
Webライターに向いている人は、伝わりやすい文章を書ける人、専門知識がある人、趣味や特技がある人、リサーチが得意な人です。特にライティングスキルだけではなく、特定の分野の知識が深い場合は重宝されやすいでしょう。
フリーランスと、仕事を発注したい人をマッチングしてくれるクラウドソーシングサイトでは、ライターの募集があることも多いです。まずは、どのような仕事内容があるのか確認し、仕事に挑戦してみることもおすすめです。
2.Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトや、バナーなどを始め、Web上に掲載するデザインを構築する仕事です。専門的な資格がいるわけではありませんが、デザインソフトが必要とされるシーンもあることに注意が必要です。
Webデザイナーの業務も、フリーライター同様に、クラウドソーシングにて募集があることも多いです。
自分で作成したデザインをポートフォリオとしてまとめておくと、仕事を獲得しやすくなるでしょう。
3.エンジニア・プログラマー・コーダー
エンジニア・プログラマー・コーダーとは、コンピュータに命令する「プログラミング言語」と呼ばれるものを利用して、システム開発をしたりコードを作成していく仕事です。
エンジニア・プログラマー・コーダーになるには、プログラミング言語の習得が必要です。高い技術を必要とすることから、自分次第では、在宅の仕事であっても高収入を目指せます。
手に職をつけたい人は、エンジニア・プログラマー・コーダーを考えてみてはいかがでしょうか。
4.データ入力・採点業務
データ入力・採点業務は、与えられたデータをパソコンに打ちデータ化したり、テストや模試の採点をしたりする仕事です。
特別なスキルが無くてもできるので、簡単な副業をはじめたいという人にはおすすめです。また、細々とした作業が得意な人、集中力が高い人にも向いている仕事であるといえます。
データ入力・採点業務は、求人サイトやクラウドソーシングサイトで募集されていることが多いです。
特にこれといった条件がないことがほとんどなので、とにかくすぐに仕事をしたいという人はデータ入力・採点業務を考えてみてはいかがでしょうか。
5.イラストレーター
イラストレーターは、雑誌やポスター、ホームページなどで使われるイラストやロゴを制作する仕事です。
資格は必要がありませんが、イラストを書く技術や配色に関する知識が求められるでしょう。
イラストレーターはデザイナー同様、自分のイラストをポートフォリオとして公開することで、クライアントに自分のテイストを伝えやすくなります。
絵を書くことを仕事にしたい人は、イラストレーターを考えてみるのも一案です。
6.ブロガー
ブロガーとは、自分のブログを通して広告収入やアフィリエイトなどで収入を得る人のことをいいます。
アフィリエイトとは、成功報酬型広告とも呼ばれ、読者がブログに乗っているリンクを通して購入すると、報酬を得られるシステムのことをいいます。人気ブロガーになると、商品のPRを企業から依頼してもらい、収入を得られることも。
ブロガーは、他の人と関わらずに自分一人でできる仕事なので、一人で仕事をしたい人におすすめです。魅力的な文章を書ける人や有名になりたいと思っている人などは、ブロガーになることを考えてみてはいかがでしょうか。
7.カスタマーサポート
カスタマーサポート、顧客対応の仕事は、商品の使い方・解約の仕方などを顧客に電話やメールで対応する仕事です。
主に電話やチャットで対応をするので、在宅でのみ勤務するケースもあります。
カスタマーサポートは、既存の顧客の手助けをするので、営業をかける必要はありません。また、特別なスキルも必要がないので、会社の商品の概要を勉強すれば、すぐにできる仕事です。
誰かの手助けをしたい人や教えるのが得意な人は、カスタマーサポートも検討してみてはいかがでしょうか。
8.家庭教師
家庭教師といえば、家に行って勉強を教えることをイメージする人もいるのではないでしょうか。最近では、オンラインで家庭教師をすることも増えています。
自分自身で生徒を見つけたり、紹介してもらうだけでなく、オンライン家庭教師を募集しているサイトに登録することも一案です。
学力がある人や、人に教えることが得意な人におすすめです。
9.英会話教師
英会話教師も家庭教師と同様に、スカイプやZOOMなどのオンラインサービスを使って教えられるようになりました。
日本語を話せる英会話教師は、英語初心者の日本人に人気が高く、高時給も叶う仕事です。
英語を話せるスキルが必要になりますが、自信がある人は英会話教師を募集しているサイトに登録してみてはいかがでしょうか。
10.翻訳
翻訳の仕事は、本やマニュアル、契約書などを他言語から日本語に変える仕事のことです。
翻訳の仕事は、日本語のみならず他言語の知識や文化を知っておく必要があります。日常的に、外国語を使っている人におすすめの仕事です。
クラウドソーシングサイトや個人・企業の依頼によって、翻訳家は仕事を任されます。一度実績を作ると、個人や企業のほうから依頼してもらえることも。
日本語や他言語を勉強するのが好きな人は、翻訳家になることを考えてみるのも一案です。
11.文字起こし
インタビューや電話占いなどの内容を文字に起こす仕事もあります。文字起こしの仕事は、パソコンのタイピングさえできれば、簡単に扱える仕事です。
しかし、専門性が高い内容の仕事もあり、聞き慣れない単語が出てくることもあります。難しくない内容の文字起こしから練習して、ある程度の広い知識を身につけると活動の幅が広がるでしょう。
文字起こしの仕事は、主にクラウドソーシングサイトで募集されています。
タイピングに自信がある人や、耳がいい人などは文字起こしの仕事を考えてみてはいかがでしょうか。
12.動画編集
動画編集は、YouTubeを始めとする動画SNSの人気の高まりから、需要が増している仕事です。
動画編集は、編集ソフトを使って行います。方法は、動画や本などを活用して初心者でも独学で学べます。
クラウドソーシングサイトでも募集を見つけられるでしょう。
「好きなYouTuberと同じ場所で働きたい!」「楽しい動画を届ける手助けをしたい」と思っている人は、動画編集者になるのも一案です。
13.コンサルタント
コンサルタントとは、クライアントの課題を見つけて改善することが主な仕事です。
コンサルタントには、たくさんの種類があり、戦略コンサルタント・ITコンサルタント・業務コンサルタントなどがあります。
どの領域のコンサルタントをする場合でも、ある一定の領域に対して深い知識を持っていることが必要不可欠です。
また、クライアントと話し合うためのコミュニケーション能力や論理的に考える力、常に最新の知識を勉強する努力が必要です。
「毎日スキルアップできる自分でいたい」「努力するのが好き」という人は、コンサルタントに向いているといえます。
本職で得たスキルを副業として活かしたい、と考えている人にもおすすめです。
14.セドリ
セドリ(転売)について、ネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。「転売ヤー」といった言葉が生まれるほど、転売目的で買い占めて、高額で売ることが問題視されることもあります。
ただし、セドリ自体に違法性はなく、商売の基本ともいえる内容です。
セドリの基本的に守るべきことは、安く購入してその商品にあった価格で売ることです。
例えば、海外のショップから直輸入して安い商品を日本で売る・珍しい商品を手放したいコレクターから仕入れて売るなどがあります。
海外からの取引をするのが不安な人もいるので、安心して変えるようにするのもセドリの仕事だといえます。
セドリは、楽天やアAmazon、メルカリなどのプラットフォームから品物を購入して、オンラインサイトやフリマアプリなどで売るのが一般的です。
仕入れた商品が思うように売れないことや、お客様とのコミュニケーションなどをする必要があり、簡単な仕事ではありません。セドリを始めたい場合は、在庫をどの程度持つのか、在庫を持たないのかなどから検討するとよいでしょう。
15.投資・株式
株式や投資に危ないイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
実際、株式や債券などで確実にお金を稼げるわけではなく、リスクもあります。しかし、金融市場に関する知識や株式や債券に関する知識、世界状況などの様々な知識をつけて、収入を得ている人がいることも事実です。
まずは、積立NISAやNISAなどの国の制度を使って、投資を身近なものにしながら、投資や株式について学ぶのも一案です。
また、確定拠出年金「iDeCo」のような資産運用も考えてみることをおすすめします。
家でできる内職業
パソコンを使った業務意外にも、家でできる仕事として「内職」とよばれるようなものがあります。具体的には、アンケートモニターやアプリの不具合チェックなどの仕事があります。
以下で紹介する仕事は、同じ作業をコツコツと繰り返してできる人に特におすすめの仕事です。「多少お小遣いを稼ぎたい」という人は、できそうなものからチャレンジしてみるのもよいでしょう。
1.アンケートモニター
アンケートモニターとは、企業が出しているアンケート調査に参加してポイントや現金などをもらう仕事です。
「アンケートモニターってなんか怪しい」とマイナスの感情を持つ人もいるのではないでしょうか。
企業に関わりのない一般の人にアンケートモニターをしてもらうことで、何に需要があるか・どのように商品を改善するべきかなどを考えるきっかけになります。
一回のアンケートで数ポイントから数十ポイントもらえるので、コツコツ毎日続けると1年で3,000円程度お金やポイントが貯まります。
まとまった時間が取れずにスキマ時間で少しでもお金を稼ぎたい人や、毎日小さな積み重ねができる人におすすめです。
2.シール貼り・部品組み立てなどの内職
シール貼り・部品組み立てなどの内職も人気がある家でできる仕事のひとつです。
細々とした手を動かす仕事ですが、スキルがなくてもすぐに始められる仕事です。
シール貼り・部品組み立てなどの内職は、完全出来高制で働くため自分の努力次第でまとまった金額を手に入れられます。
家のスキマ時間に、コツコツとお金を稼ぎたい人は内職を試してみてはいかがでしょうか。
3.アプリの不具合チェック
最近では、スマホのアプリが右肩上がりに増え続けています。アプリ開発者にとって、一番怖いのはリリースした後の不具合。
アプリの不具合をチェックする「アプリテスター」は、需要が増えてきています。
アプリテスターは、指定されたアプリの動作確認や内容のチェック、使用感などを確かめます。また、「こういう機能があったらいいな」のように使用者目線の感想・フィードバックを送るのも大切な仕事です。
動作チェックは、1時間程度ででき、一回のアプリチェックで1,000円〜1,500円程度の報酬を得られます。
スマホのアプリをよく使う人や、的確なフィードバックを書ける人におすすめの仕事です。
4.ポイントサイト
買い物をしたり、カードを作ったりするともらえる「ポイント」。塵も積もれば山となるといわれるように、ポイントも細々と集めていくとまとまった金額になります。
ポイントサイトでは、ログインするだけでポイントがたまったり、会員登録するだけでまとまったポイントをもらえたりします。
ポイントサイトでポイントを稼ぐ場合は、ポイントの稼ぎやすさ・ポイントを現金や生活で使えるポイントに変えられるかをチェックして選びましょう。
複数のサイトで同時にポイント活動(ポイ活)をすれば、スキマ時間でも馬鹿にできない金額のポイントが貯まりますよ。
5.ハンドメイド
手芸やハンドクラフトが得意な人は、商品を自分で作って売るのも一案です。
フリマアプリやハンドメイドを売るアプリやサイトはたくさんあり、人気のハンドメイダーも存在します。
また、商品の価値を自分で決められ、好きなことをそのまま仕事にすることが可能です。
企業から仕事を受けるのではなく、自分自身で何かを作り出したいと思っている方は、ハンドメイド作品を売る仕事を考えてみてはいかがでしょうか。
家・在宅で働くときに知っておきたい3つのこと
これまで家でできる仕事を20個ご紹介しました。興味がある仕事を見つけられた人もいるのではないでしょうか。
以下では、在宅で働くときに知っておきたい注意点をご紹介します。在宅でできる仕事を始めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
1.職場で顔をあわせないからこそ、信頼が最重要
在宅で働くときに知っておきたい1つ目のことは、職場で顔をあわせないからこそ、信頼が最重要なことです。
同じ空間で仕事をしていた場合、どのような仕事をしているのか目に見えますが、在宅の場合仕事をさぼっていても、適当に進めていたとしてもどうしても目には見えにくいものです。
勤務態度が目に見えにくいからこそ、信頼が重要です。仕事を怠けたり、納期に間に合わなかったり、低クオリティで仕事をしていると信頼がなくなり、クビになったり、業務を依頼してもらえなくなったりするでしょう。
一度失った信頼を取り戻すことは簡単ではありません。信頼して大事な仕事を任してもらっているからこそ、期待に答えることが大切です。
2.連絡はこまめに確認する
在宅で働くときに知っておきたい2つ目のことは、連絡はこまめに確認することです。
先ほど紹介した「信頼」を得るためにも、連絡はこまめに確認し、リアクションすることが大切です。
特に、職場にいない相手と仕事を進めることが不慣れなクライアントの場合、連絡が少ないと仕事が進んでいるかわからず不安になってしまいます。
クライアントを不安にさせないように、こまめに連絡を確認して信頼関係を築くことを大切にしましょう。
3.納期をしっかりと守る
在宅で働くときに知っておきたい3つ目のことは、納期をしっかりと守ることです。
どんな仕事でも、クライアントやお客様がいる場合には「納期」があります。
会社に行けば、周りが仕事をしているから合わせて仕事をできる習慣が身につきますが、家でできる仕事の場合、追い立ててくれる人はいません。そのため、自分の力だけでスケジュールを調整したり、自己管理をしたりする必要があります。
納期が守れないと、仕事として任すのは難しいと判断されるだけでなく、信頼が落ち、二度と依頼されなくなる可能性もあります。場合によっては、遅延損害金の支払いが発生することも。
在宅だからこそ、納期を守れなかった場合の印象は悪くなりがちです。決められた納期に間に合うようにスケジュールを立て、確実に終わらせるようにしましょう。
家でできる仕事でも責任感を持つ必要がある
- 家でできる仕事は、在宅OKの会社に入社したり、フリーランスとして働いたりする仕事がある
- パソコンでできる仕事や家でできる内職など様々な仕事が存在する
- 納期を守ったり、連絡をこまめにすることで、信頼関係を築く
本記事では、パソコンや内職などの家でできる仕事について詳しくご紹介しました。
家でできる仕事だからといって、楽な仕事ばかりではありません。仕事として受ける以上、責任が発生します。家で行っているからこそ、顔をあわせているときよりも、信頼を得ることを重視して仕事を進めるように心がけてください。
本記事でご紹介した20個の仕事は、クラウドソーシングで募集されていることが多い仕事です。気になる仕事があれば、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
最新アイテムが気分を上げる!8月第4週「若手ビジネスパーソンにおすすめのアイテム」5選
日々身につける、靴や小物などのアイテム。「新しい生活様式に慣れ、少し使いにくさを感じるようになった」「自分の価値観に変化があったため、新調したいものがある」など、今愛用しているアイテムに少しずつ...
【15選】1人でも働ける!人と関わらない仕事を選ぶ3つのポイント
性格上、人と一緒に仕事をするよりも一人で作業ができる仕事の方があっている方もいらっしゃるでしょう。 本記事では、人と関わらない仕事をしたいという人に向けて、人と関わらない仕事をするメリット...
ビジネスシーンで目の上の人に「なるほど」は失礼?丁寧語・敬語で言い換える方法
「なるほど」を相槌に使っていいのかわかりかねている人もいるのではないでしょうか。 なんとなくふさわしくない言葉遣いな気がして「なるほどですね」と使っている人もいるでしょう。 本記事で...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう