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人望のある人の特徴とは?人望が厚い人になる17の方法を徹底解説

U-NOTE編集部

2021/09/22(最終更新日:2021/09/22)


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人望がある人、人に好かれる人になりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

人望の厚さは生まれつきや、キャラクターによっても決まっていると思われがちですが、特徴をおさえることで人望を集めることは可能です。

本記事では、人望が厚い人の17の特徴と、人望が厚い人になる方法を詳しく解説。人望の意味や類義語との違いも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 始めに確認しておきたい人望の意味
  • 人望の類語と人望の意味の違い
  • 人望がある人の特徴と、人望が厚い人になる方法17選

 

人望の意味とは?

「人望が厚い」「人望がある」と言われる「人望」の意味を正確に理解している人は少ないのではないでしょうか。

「人望」とは、周囲の人から信用を集めて、慕われたり、尊敬されたりすることをいいます。

「人望がある」よりも「人望が厚い」という表現のほうが、より深く慕われている様子が伝わる言葉です。

 

人望の類語と人望の意味の違い

「人望がある」ことは、「人気がある」「評判がいい」などの類語で表されることもあります。

以下では、特に似た意味で使われる「人徳」や「信用」との違いをご紹介します。

言葉を大切に選びたい人は、ぜひ参考にしてください。

 

人徳と人望の違い

人徳とは、その「人」が持っている「徳」のことをいいます。徳とは、性格や言葉遣い、知性、品性のことを表します。

人望と人徳の差異は、人望は他者の介在が必要であるのに対して、人徳はその人自身の性質を指します。

「人望がある人」は、「人徳」があるために慕われるので、似たような使い方をされることが多いです。

 

信用と人望の違い

信用とは、相手の言っていることや価値観を信じて受け入れることをいいます。

言葉遣いや性格(人徳)が素晴らしいから、たくさんの人に受け入れられて(信用)、人望の厚い人になれます。

このように人望とは、人徳や信用などの言葉を総括する広い意味を持つ言葉だといえるでしょう。

 

人望がない人必見!人望がある人の特徴と、人望が厚い人になる方法17選

人望が厚い人になりたいと思っている人は多いもの。

みんなに尊敬され慕われるようになるには、具体的にどのような行動をするべきなのか以下で詳しくご紹介します。

 

1.誠実でいる

人望がある人の特徴の1つ目は、誠実でいることです。

一般的に誠実とは、人や物事に真摯に向き合い、真心があることをいいます。

「よいことを行う」「よくないと思うことはしない」といった単純なことでも、つい守れないことは多いもの。

相手に対しても、世の中に対しても、そして自分に対しても誠実でいることを忘れないようにしましょう。

 

2.小さくても嘘をついたり約束を破ったりしない

人望がある人の特徴の2つ目は、小さくても嘘をついたり約束を破ったりしないことです。

「行けたら行く」のような保険がある言葉は便利ですが、多用すると「この人は約束を守らない人」と思われてしまいます。

また、適当に考えがちですが、数分の遅刻でも信用は落ちてしまいます。どんなに小さなことでも、自分の言ったことには責任を取り約束を必ず守るようにしましょう。

 

3.自分だけ楽しようとしない

人望がある人の特徴の3つ目は、自分だけ楽しようとしないことです。

時間がかかり難易度が高い仕事を他人に渡し、自分は簡単で楽な仕事をする……のような行動をしていませんか?

もちろん、しなくてもよい苦労をする必要はありません。しかし、自分が楽をしようとしていることは、相手も把握していることが多いもの。

後悔する行いをしていた場合は、誠実に謝罪し、新しい自分へと変わりましょう。

 

4.ポジティブでいようとする

人望がある人の特徴の4つ目は、ポジティブでいようとすることです。

機嫌がいいときや物事がうまく進んでいるときにポジティブな状態でいるのは簡単なことです。難しい局面で他の人がネガティブになっている中でも、ポジティブに振る舞えるのかが重要です。

ネガティブな気持ちは周りに伝わることで、相手を嫌な気持ちにさせてしまう可能性もあります。また、そもそもネガティブな人についていきたい、と思う人は少ないでしょう。

たとえ心の中ではネガティブな気持ちがあったとしても、ポジティブに考える気持ちを忘れず、前向きに取り組むことが重要です。

 

5.人の悪口を言わない

人望がある人の特徴の5つ目は、人の悪口を言わないことです。

人にはそれぞれの考え方があるので、合う・合わないはもちろんあるでしょう。

しかし、人として合わないからといって、それを他人に悪口やぐちとして伝えるのはよくありません。自分の品性を落とす行為であり、一時の快感が得られたとしてもプラスになることは少ないことを理解しましょう。

たとえ他の人が悪口を言っていたとしても、別の話題を振り悪口を言わないようにすることをおすすめします。また「そういえば、〇〇さんがXXさんのことを褒めていたよ。」のようにプラスな会話に変えるのもGOOD。

ただし、相手も溜まっている気持ちがあることを理解し「悪口を言うのを辞めなさい!」と強い言葉で注意するのはやめておくほうが賢明です。

 

6.傾聴力がある

人望がある人の特徴の6つ目は、傾聴力があることです。傾聴力とは、人の話を注意深く聞き、相手の本心を理解する力のことです。

人の話を丁寧に聞くことは、相手の本当に伝えたいことや、考えていることを理解する手助けになるだけでなく、「この人は自分のことを大切にしてくれる人」だと思ってもらえるメリットもあります。

「傾聴力」を身につけたいと思っている人は「自己PRでも使える強み「傾聴力」とは?身につけるための5つのコツや本などを紹介」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

7.見返りを求めずに行動する

人望がある人の特徴の7つ目は、見返りを求めずに行動することです。

自分の利益にならない行動には関わらない・手をかさない利己主義な人も周りにいるのではないでしょうか。

利己主義な人は人望がある人とは正反対にいます。人望がある人が困っていると、多くの人が手助けを立候補するでしょうが、利己主義の人に手助けをしたいと思う人は少ないはずです。

日頃から仕事の手助けやアドバイスをしてくれている恩を返したいと思ってもらえる人格者になるためには、常に人の為を思って行動することが求められるでしょう。

「情けは人の為ならず」と言われるように、自分がしてほしいことを他人にしてあげることを意識することをおすすめします。

 

8.努力家になる

人望がある人の特徴の8つ目は、努力家になることです。

誰かの助けになるためにも誰かに尊敬されるためにも、もちろん自分の未来や出世のためにも、自分の能力を上げることはとても大切です。

そのためには当然、努力が必要。短い時間で集中して学習するというよりは、学ぶことを習慣つけることが重要です。

「続けることが苦手」という人は、まずは少しの時間でも毎日続けることを目標に、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

9.自慢したりマウントを取ったりしない

人望がある人の特徴の9つ目は、自慢したりマウントを取ったりしないことです。

自分一人だけでできることは限られており、周りの人たちのおかげで成り立っています。たとえば「美味しく料理が作れた」といったことであっても、野菜を作り、運搬し、販売してくれている人がいるからこそ、自分が料理できているのです。

人望がある人は、周りの人が自分に与えてくれていることを知っているため、自分だけの成果だと自慢することはないでしょう。

ただ、あまりにも謙虚すぎると「自分は何もできない」と落ち込んでしまう可能性もります。まずは、自分のできることや苦手なことを自己分析し、どうして仕事に成功できたのか、自分一人でもできた内容なのかどうかを考えてみましょう。

正確に分析することで、謙虚すぎず、かといって傲慢すぎない自分になれるのではないでしょうか。

 

10.アドバイスは正確にする

人望がある人の特徴の10個目は、アドバイスは正確にすることです。

人に信頼されるようになると、後輩や部下、同僚に助言を求められることもあるでしょう。つい、厳しいことは伝えたくなく、当たり障りのないアドバイスをしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、本当に相手のことを思って伝えたことは、その時は伝わらなくてもきっと相手にも伝わります。

見当外れなアドバイスは、相手に迷惑になるだけではなく、自分への人望も下げてしまいます。アドバイスがすぐに思いつかないのなら、一度持ち帰って時間があるときに詳しく説明するのも一案です。

自分を慕って助言を望んでくれる人には、真剣に考えたアドバイスをすることで、信頼を得られるのではないでしょうか。

 

11.ごめんなさいとありがとうを忘れずに伝える

人望がある人の特徴の11個目は、ごめんなさいとありがとうを忘れずに伝えることです。

基本中の基本ですが、意外と「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えない人もいるのではないでしょうか。

感謝の言葉は、相手が自分のためにしてくれた行為に気付かないと言えない言葉です。

相手が自分のためにやってくれている細かな気遣いに気づき、心のなかで感謝するのではなく声に出して感謝し、伝えることをおすすめします。

また、謝罪の言葉は、たとえ相手が年下や後輩であっても間違ったことを認める素直な気持ちがなければ、口に出しにくい言葉です。

「誰が言おうと間違っていることは間違っている」ことを忘れず、素直に自分の過ちを認めれるように意識をしましょう。

 

12.有言実行する

人望がある人の特徴の12個目は、有言実行することです。

有言実行とは、人に対しての約束だけではなく自分に対しても約束を守ることでもあります。

人との約束は守れるけれど、自分との約束はなかなか守れないという人もいるのではないでしょうか。

自分を大切にする気持ちがなければ、人のことも大切にすることはできません。まずは大切にできる自分になるためにも、自分に対して目標やタスクを決めたのなら、必ず実行することにしましょう。

なかなか有言実行できない人は、努力が足りないのではなく、理想が高すぎる場合があります。どうすれば理想に近づけるかを細分化して、一つひとつこなしていくことをおすすめします。

また、一日単位のスケジューリングでは、不測の事態が起こったときに対応ができない可能性があります。忙しい社会人の場合は、一週間単位でスケジューリングをし、調節日を作成することもおすすめです。

自分にあった目標を決めて、有言実行できる人間になることで、相手からも、そして自分自身からも信頼を得られるでしょう。

 

13.言葉を荒らげず、きれいな言葉遣いをする

人望がある人の特徴の13個目は、言葉を荒らげず、きれいな言葉遣いをすることです。

多くの人から慕われる人が「ダルい」「面倒くさい」「うざい」などとネガティブな言葉は使いません。

なぜなら、人望がある人は言葉が持つ鋭さや大切さを理解しているからです。

例えば「うるさい!」と強く注意されるのと、「盛り上がっているところ申し訳ありませんが、周りのお客様にも快適に会話を楽しんでいただくため、少し声のボリュームを控えめにお願いできますか?」のように伝えるのでは、同じ内容を伝えていたとしても、相手の受け取り方が大きく異なるでしょう。

どんなに正しいことを言っていても、言葉遣いや伝え方が変わることで与える印象は変わってきます。相手を気遣い、どのような言葉遣いで話すべきかを今一度考え直してみてはいかがでしょうか。

 

14.身だしなみに気を使う

人望がある人の特徴の14個目は、身だしなみに気を使うことです。

外見は人の内面を表す鏡だと言われるほど大切です。例えば艶のある整えられた髪は、日々の丁寧なケア・相手を不愉快にさせない心配りが伺えます。

また、心理学の法則の「メラビアンの法則」では、人は視覚情報から55%の情報を得ています。声のトーンや話すスピードなどの聴覚情報が38%、言葉遣いや使用言語などの言語情報が7%である中、視覚情報に無意識的に重きをおいていることがわかるのではないでしょうか。

メラビアンの法則からも、髪の毛が寝癖だらけだったり、シャツが汚れていたりすると「だらしない人」と思われる可能性は高いです。

まったく身だしなみに気を使っていなかった人は、髪の毛・眉毛・服装・靴などの身だしなみを変えていってみてはいかがでしょうか。

顔の印象を8割変えると言われている眉毛の整え方を知りたい人は「【完全版】メンズ眉毛の整え方・失敗しない男の眉毛カンタンお手入れ術&理想の眉になるための基本知識」を参考にしてみてください。

 

15.素直に人を褒める

人望がある人の特徴の15個目は、素直に人を褒めることです。

自己啓発本の原点と呼ばれるデール・カーネギーの著書『人を動かす』では、「常に相手に重要感をもたらすこと」が大切と言われています。

これは、人間の欲望を分析した「マズローの法則」の高位の欲求である「承認欲求」を満たすことにほかなりません。

ただ単純に自分が「素敵だな」と思ったことを口にするだけで、人と親密な関係を結べるのです。

もちろん、心の底からそう思っていないと適当に言っていると思われてしまいます。本当に感嘆したときや、尊敬できると思ったときには、声に出して相手を褒め称えましょう。

積極的に褒めることで、相手のいいところを見つけやすくなります。まずは1日1回誰かを褒めることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

 

16.言いにくいことも必要なことは伝えられる

人望がある人の特徴の16個目は、言いにくいことも必要なことは伝えられることです。

例えば、企画書の改善案や、相手の髪が乱れていることなど、口に出すか迷うことはたくさんあるでしょう。

相手にとって必要なことや役に立つと判断したのなら、堂々と伝えることをおすすめします。

直接言いにくいことがあるのなら、付箋に書いて間接的に伝えたり、時間を取ってもらって時間をかけて丁寧に伝えたりするといいでしょう。

 

17.人を信じる

人望がある人の特徴の17個目は、人を信じることです。

人を信じることは、相手に裏切られる危険性をはらむ行為です。ときには信じていたのに嘘つかれて悲しくなるときもあるでしょう。

しかし、人に信じてもらえる人間になるためには、まず自分が相手を信じることがが不可欠です。

裏切られた経験がある人は、人を信じることが難しいかもしれません。相手もおそらく不安な気持ちがあることを忘れず、少しずつ歩み寄ってみてはいかがでしょうか。

 

人望が厚い人になるためには、毎日の行いが大切

本記事のまとめ
  • 人望とは、信用を集めて慕われたり尊敬されたりすること
  • 人望を集めるためには、誠実であり嘘をつかないことが大切
  • 有言実行をするためにも努力を欠かさずに人のために行動できる人になろう

本記事では、人望の意味や人望のある人になる方法などを詳しくご紹介しました。

できている内容もあれば、今まで考えもしなかった内容もあったのではないでしょうか。

今すぐすべての特徴を身につけようとせずに、一つひとつできる範囲から実行するようにし、自分のものにしていきましょう。

本記事を参考に、人望の厚い人になる努力をしてみてはいかがでしょうか。

 

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