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亡くなってからお葬式・お通夜までの流れは?日数や時間ごとに親族・遺族のやるべきことを紹介

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2021/09/13(最終更新日:2021/09/13)


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「突然大切な人が亡くなって何をすればいいのかわからない……」と苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、葬儀の日程の決め方やお葬式の流れ、予算などを詳しく紹介。お葬式が終わった後にやるべき法事も紹介しているので参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • お葬式の流れを9STEPに分けて紹介
  • お葬式の一般的な予算は?
  • お葬式が終わった後の忘れてはいけない法事3選

 

悔いなく大切な人とのお別れをするためにもお葬式の流れを把握しておこう

大切な人が亡くなった際には「もっと会う時間を作ればよかった……」「もっと一緒にやりたいことがあった……」のように後悔をたくさんしている人もいるのではないでしょうか。

お葬式は、故人との最後のお別れをする場であり、最後の大切な儀式です。最後の時間となるからこそ、故人のためにも自分や家族のためにも、心を込めて別れの場を用意してあげましょう。

お葬式の準備をすすめるためにも、お葬式の全体像を掴んでおくことはとても大切です。

本記事では、お葬式の流れ・やるべきことを簡潔にご紹介します。

 

葬儀の日程・予定の決め方

葬儀といえばお通夜やお葬式を行うイメージを持つ人が多いでしょう。

お通夜はなくなった日の翌日・お葬式は翌々日に行われるのが一般的です

しかし、お通夜もお葬式も亡くなって○日後にやらなければいけないと決まっているわけではないので、お通夜やお葬式の日程を多少変更することは可能です。

例えば火葬場の予約が取れなかったり、大切な親族の予定が合わなかったりする場合は、日程を変更してもいいでしょう。また、故人が信仰深い人の場合は、「友引」の日を避けようとするかもしれません。

また深夜に亡くなった場合は、当日にお通夜を行っても問題ありません。

しかし、何週間も遺体を放置してしまうと大切な身体が崩れてしまう可能性があります。必ず葬儀社と相談して、一週間以内には葬儀を行うことをおすすめします。

六曜の「友引」の意味を知りたい人は「六曜の意味とは?六曜を気にしたいイベントや、Googleカレンダーに表示させる方法も紹介」を参考にしてください。

 

お葬式の流れを9STEPに分けて紹介

故人が亡くなってから気が動転して、何をしたらいいのかわからなくなっている人もいるでしょう。

以下では、お葬式の流れを9STEPに分けてご紹介します。家族や親戚に助けてもらいながら、準備を進めていきましょう。

 

葬式の流れ①親族や葬儀業者に電話をする

お葬式を準備する1つ目のステップは、親族や葬儀業者に電話をすることです。

故人が亡くなった後は、故人の友人や危篤を伝えられなかった親戚、葬儀業者、菩提寺などに電話をかけなければいけません。一人で行う必要はないので、家族や親戚で分担して行いましょう。

自宅で亡くなった場合は、すぐにかかりつけ医に電話をかける必要があります。不用意に遺体を動かしてしまうとあらぬ疑いがかけられてしまう恐れがあるので注意してください。

かかりつけ医がいない場合は、警察に連絡をすることをおすすめします。救急車にかけても大丈夫ですが、結局救急車が警察を呼ぶことになるので、時間と手間がかかってしまいます。

自宅で亡くなった場合は、事件性を調べるために取り調べをされることが多いです。ただでさえ悲しい気持ちの中、警察の対応をするのはストレスがかかると思いますが、割り切って対応することをおすすめします。

 

葬式の流れ②死亡診断書の準備

お葬式を準備する2つ目のステップは、死亡診断書の準備をすることです。

死亡診断書は医師・歯科医師に書いてもらう亡くなったことを証明する文書のことです。死亡診断書がなければ、死亡届が出せず火葬もできません。必ず死亡診断書をもらう必要があることを覚えておきましょう。

死亡診断書を発行してもらうためには、3千円〜1万円程度かかります。死因を調べる必要がある際は死体検案書と呼ばれ、発行に3万円から10万円程度かかることもあります。

死亡診断書はなくなってから7日以内に公的機関に提出しなければいけません。忙しいでしょうが、忘れずに行いましょう。

 

葬式の流れ③葬儀・搬送の手続き

お葬式を準備する3つ目のステップは、葬儀・搬送の手続きをすることです。

病院でなくなった場合は、病院の霊安室から数時間程度で搬送が必要になります。

自宅や葬儀業者の安置室に遺体を運んでもらいましょう。

遺体の搬送をするにも死亡診断書が必要になるので、ステップ2は確実に遂行することを覚えておくといいですね。

 

葬式の流れ④葬儀業者と予算や場所などを話す

お葬式を準備する4つ目のステップは、葬儀業者と予算や場所などを話すことです。

「葬儀業者と話すのは緊張する」と思う人もいるのではないでしょうか。葬儀業者はその道のプロなので、わからないことは何でも聞くことをおすすめします。

例えば葬儀業者や家族と相談しておきたいことは以下の通りです。

葬儀業者や家族と相談しておきたいこと
  • 誰が喪主を務めるか
  • 葬儀の予算やどこで葬儀を行うか
  • 葬儀の規模はどうするか
  • 葬儀の日程はいつにするか
  • お坊さんはどうするか
  • 葬儀に対しての遺言はあったのか
  • どのような形式(宗教)の葬儀にするか

葬儀屋の中には高額な金額を提示されるところもあります。短時間で葬儀の準備をするのはプレッシャーも感じるかもしれませんが、大切な葬儀を後悔することなく進めるためにも、違和感を感じたら、他の業者に相談してみることも一案です。

 

葬式の流れ⑤納棺(のうかん)の儀を行う

お葬式を準備する5つ目のステップは、納棺(のうかん)の儀を行うことです。

棺(ひつぎ)に大切な遺体を移動させる前に、末期の水をとったり、湯かんの儀を行ったり、死装束を着せたりします。

これらの儀式は近年では親族ではなく「納棺師」と呼ばれる職業の人が行うことが多いです。親族はこれらの儀式を納棺師が行うのを見守りましょう。

また、遺体と一緒に「副葬品」と呼ばれるものを棺に納めます。副葬品は、天国に行った後でも楽しく過ごせることを目的とした故人への最後の贈り物です。

故人が好きだった食べ物や大切にしているものを準備しておきましょう。

ただし、副葬品は金属や燃えにくいものは火葬場からNGが出されていることがほとんどです。「どうしても天国に持っていってほしい……」と思うものがある場合は、火葬場の人や葬儀屋に相談しましょう。

 

葬式の流れ⑥お通夜の準備を行う

お葬式を準備する6つ目のステップは、お通夜の準備を行うことです。

お通夜の準備は何をしたらいいのかわからないと不安に思う人もいるのではないでしょうか。

基本的には、葬儀屋の指示に従うと問題ありません。わからないことがあれば、逐一相談することをおすすめします。

以下では、特に喪主がやるべきお通夜の準備をまとめてご紹介します。葬儀を行う地域や葬儀業者で勝手が異なるので、確認しながら進めていくといいですよ。

喪主がやるべきお通夜の準備
  • 僧侶を招く・僧侶へのおもてなしの準備
  • 故人へ贈るお花の準備
  • 筆記用具や受付けの準備
  • 香典返しの準備
  • 喪主の挨拶で言いたいことを考える

 

葬式の流れ⑦お通夜を行う

お葬式を準備する7つ目のステップは、お通夜を行うことです。

やり慣れないことが多くついつい忙しくなってしまうお通夜ですが、故人とのお別れであることを忘れずお通夜に集中しましょう。

「この度はご愁傷様です」のように声をかけてもらうことも多いので、「恐れ入ります」と伝えたり頭を下げたりと参列者の対応も忘れずに行うことをおすすめします。

 

葬式の流れ⑧告別式を行う

お葬式を準備する8つ目のステップは、告別式を行うことです。

告別式では、「焼香」と呼ばれる儀式が行われます。喪主が筆頭に焼香を行うので、焼香のやり方を確認しておきましょう。

焼香のやり方
  • 僧侶や親族に一礼をする
  • 焼香台の前で一礼をする
  • 数珠を左手に持ち、右手で抹香(まっこう)をひとつかみする
  • 抹香を香炉の上に落とし、お祈りする
  • 一歩下がって親族に一礼する

宗教によっては、同じ仏教であっても何回抹香を取るのかが変わってきます。自分の宗教は何なのか・やり方がわからない人は、事前に葬儀屋に相談をしておくことをおすすめします。

 

葬式の流れ⑨火葬・収骨を行う

お葬式を準備する9つ目のステップは、火葬・収骨を行うことです。

火葬場の予約は、葬儀屋が行うことがほとんどです。分骨をしたい場合は、あらかじめ火葬場と相談をしておくことをおすすめします。

火葬には1時間程度かかるので、親族や親しい友人と思い出話をしたり、瞑想をしたりして落ち着けるといいですね。

火葬場では、どのように進めていくか・どのように遺骨を納めるのかを詳しく説明されるのでよく聞いて、指示に従えば大丈夫です。

 

お葬式の一般的な予算は?

お葬式の相場がわからないと「この金額であっているのかな?」「騙されているのかもしれない」と不安になってしまいますよね。

以下では、お葬式の一般的な予算についてご紹介します。

日本消費者協会 2017年葬儀についてのアンケート調査によると、「約195万円」といわれています。

しかし、これは東洋経済ONLINEでも取り上げられているように、サンプル数が少なくアンケート対象者が喪主でないこともあるアンケートであることを注意しておきましょう。

一般葬は、100万円前後でできるといわれているので、余裕があれば何社か見積もりをすることをおすすめします。

 

お葬式が終わった後の忘れてはいけない法事3選

お葬式が終わると緊張がほぐれ耐えていた悲しみが襲ってきて、先のことが考えられない状況になるかもしれません。

以下では、お葬式が終わった後の忘れてはいけない法事を3つご紹介します。故人が亡くなった後も幸せに暮らせれるように、法事を忘れず行いましょう。

 

1.後飾り祭壇

後飾り祭壇とは、葬儀が終わった後の遺骨を家で祭るものをいいます。

後飾り祭壇を準備することで、お葬式やお通夜に来れなかった人が故人に挨拶ができるようになります。

後飾り祭壇に遺骨を祭る期間は、宗教によって異なることに注意しておきましょう。以下では宗教別の祭る期間についてご紹介します。

宗教別の遺骨を祭る期間
  • キリスト教カトリック:亡くなってから30日
  • キリスト教プロテスタント:亡くなってから一ヵ月
  • 仏教:亡くなってから49日
  • 神道:亡くなってから50日

 

2.初七日法要

初七日法要は、故人が亡くなってから7日目に行う儀式のことをいいます。

最近では、遠方の親戚が初七日法要に参加できるように日を早めて行われることもあります。

初七日法要は、故人が三途の川を渡る際に、流れが穏やかになることを祈る儀式です。

故人が幸せに暮らせるように、心の中で祈りましょう。

 

3.精進落とし

四十九日が終わった後に僧侶や親戚などと食べる食事のことを「精進落し」といいます。

最近では初七日法要の際に、まとめて精進落しをすることも多いです。

精進落しはお肉や魚などの豪華内容にすることが多いですが、お正月で使われるめでたいものは避けておきましょう。

 

心を込めて大切な人とお別れをしよう

本記事のまとめ
  • 通常亡くなった日の翌日にお通夜、翌々日にお葬式を行う
  • 葬式の一般的な予算は100万円前後であり、不安なら複数社に見積もりをもらう
  • 後飾り祭壇や初七日法要などを忘れずに行う

本記事では、お葬式の流れや葬儀の予算など親族が知っておきたい内容を詳しくご紹介しました。

大変なときですが、故人との最後のお別れの時間です。

本記事を参考に、他の人の助けを借りつつ、手分けをしながら葬儀の準備を進めてみてはいかがでしょうか。

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