HOMEインタビュー 自分の想いを伝えたことから全てが動き出した!ミライフ25歳社員に学ぶ、一歩踏み出すことの大切さ

自分の想いを伝えたことから全てが動き出した!ミライフ25歳社員に学ぶ、一歩踏み出すことの大切さ

長澤まき

2021/08/31(最終更新日:2021/08/31)


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提供:株式会社ミライフ/佐伯亜紗美さん

チャンスを掴むためには、大なり小なり何かしら行動する必要があります。しかし、「動くのが怖い」「勇気が出ない」となかなか一歩踏み出せず、チャンスを逃してしまっている人もいるのでは?

株式会社ミライフの佐伯亜紗美さん(25)は、気になる企業の経験者求人に未経験ながらもエントリー。「ボランティアでも良いので手伝わせてください」と粘り強く懇願し、同社のキャリア教育プログラム「キャリアクリニック」に参加。現在は、同社にて人材エージェントの法人担当として働いています。

そんな行動力溢れる佐伯さんですが、もともとは失敗を恐れ、一歩踏み出すのが苦手なタイプだったといいます。

どうやって一歩を踏み出したのか?気になる企業への転職をどのように実現したのか?佐伯さんに取材しました。

働く、生きるを、HAPPYに「ミライフ」

株式会社ミライフは、「働く、生きるを、HAPPYに」をミッションに掲げ、社会人向けのキャリア教育プログラム「ミライフキャリアデザイン」を展開。

「自分はこのままでいいのだろうか?」とキャリアに悩むビジネスパーソンに向けて、キャリア講義・ワークショップ・メンターも入ってのピアメンタリングを少人数で行いながら、独自のキャリア教育を提供しています。

最初の一歩は友達への相談

佐伯さんは2019年に大手企業に就職。法人営業として、厳しくも優しい先輩や同期に囲まれながらやりがいを持って働いていましたが、次第に「仕事は楽しいけど、このまま一生続けるのかな?」「この先のキャリアになんとなくワクワクしない」と違和感を抱くようになったそう。

また、自分と同じように、今の仕事にモヤモヤや鬱屈とした想いを持って働いている同期や友人を見て、「みんながいきいき働ければ日本はもっと良くなるのに」と考えるようになったといいます。

そんな時、“モヤモヤ以上、転職未満”のキャリアの悩みを持つ若者に向けた教育プログラムを展開するミライフに出会い、同社の考え方に強く共感。

エージェント経験者向けの採用エントリーフォームから、「新卒2年目ですが、1人でも多くの人がモヤモヤから解放されて、豊かな働き方ができる未来のために、ぜひ一度お話をさせてください」と連絡したそう。

今は経験者しか採用していないという言葉にも諦めずに、自分が手伝えることはないかと提案。まずは現場を知ることからということで、締切後のキャリアクリニックに参加できることになったといいます。

-----すごい行動力ですね。もともと押しが強い性格だったのですか?

佐伯さん:いえ、私はもともと失敗を恐れて、なかなか一歩踏み出せないタイプでした。

しかし、仕事を通して“動かないと何も変わらない”ということを実感していたので、ますはスモールステップとして友達に「すごく良い会社を見つけた」と打ち明けてみました。

すると友達が「とりあえず連絡してみたらいいのでは?」「動いてみて、ダメならそれでいいと思う」「もしダメだったとしても、何も損にはならない」と背中を押してくれ、連絡したのが全ての発端です。

提供:株式会社ミライフ

「今動かないと後悔する」と転職

そうして同社のキャリアクリニックに参加していたある日、所属していた会社の人事異動の内示とミライフの未経験採用という2つの転機が同時に訪れたそう。

会社に残って新天地で心機一転がんばるか、自分が強い魅力を感じる会社で働けるチャンスに飛びつくのか。試行錯誤した結果、佐伯さんはミライフに転職する道を選びました。

-----2つの転機をどう考えましたか?

佐伯さん:実は、最初は新卒入社した大手企業に残ろうと考えていました。まだ入社して一年半ですし、やり残したこともたくさんあります。また、異動も自分にとってチャンスになると考えたからです。

ですが、ミライフが未経験者求人を募集するのは今回だけかもしれません。「今動かないと後悔する」と考え、ミライフで働くチャンスに飛びつきました。

3年後・5年後に「転職して良かった」と思えている自分を想像できたことや、ミライフで働く方がより自分がワクワクできると思えたのも決断のポイントでした。

-----チャンスが訪れてから決断するまでの期間は?

佐伯さん:2週間くらいでした。

家族や友人、先輩に相談し、最後は自分で覚悟を決めて決断しました。

当時、ちょうどミライフのキャリアクリニックに参加し、自分について内省していたタイミングだったので、2週間という短い期間で決断できたのではないかと思います。

提供:株式会社ミライフ

周りの人々に頼り、まずはやってみる

佐伯さんは現在、主に人材エージェント事業の法人担当として働く傍ら、広報と同社のキャリア教育プログラムの運営にも携わっているそうです。

-----現在の職種を希望していたのですか?

佐伯さん:職種には特にこだわりはなく、どんな職種でもいいからミライフの仕事に携わりたいと考えていました。

-----これまでと全く違う環境・職種での仕事にどう向き合っていますか?

佐伯さん:一番大切にしているのは、まずはやってみることです。

一人ですべてを解決するのではなく、わからないことがあったら周りにいる経験者やプロフェッショナルの方々を頼り、教えてもらったことを素直にやってみるように心がけています。

-----新しい職種の仕事に戸惑いはありませんでしたか?

佐伯さん:当初は、何から始めたらいいのか、何が正解なのか、わからないことだらけで戸惑いました。

-----新しい仕事をするにあたって、スキル等をどうやって身につけていますか?

佐伯さん:社内の人に教えてもらうのはもちろん、オンラインサロンやライティング講座といった社外のコミュニティも活用するなど、いろいろなリソースに頼っています。

提供:株式会社ミライフ

目の前のやるべきことをコツコツと

-----転職後、どのような困難がありましたか?

佐伯さん:周りの方々が優秀で凄い人ばかりなので、つい周りの人と自分を比べてしまい、「自分はダメだ」と落ち込むことがありました。

また、現在の会社は業績目標やKPIがないため、自分で目標を定めて自律自走する必要があります。そのような中で、自分がどのように走っていくべきか悩みながら働いている最中です。

-----それをどう乗り越えようと思っていますか?

佐伯さん:凄い人たちや成果を出している人たちを見ていたところ、その人たちは何か特別なことをしているのではなく、目の前のやるべきことを日々コツコツやっているということに気づきました。

そのため、私も目の前のやるべきこと書き出し、優先順位をつけて、コツコツとやっていくように意識しています。

たとえすぐに結果が出なくても、最後までやりきることを大切にしています。

-----モチベーションを維持するために工夫していることは?

佐伯さん:自分の根底にある「世の中にもっとイキイキ働く人を増やして、日本を元気にしたい」という想いがモチベーションになっています。

できないことや辛いことがあっても、自分の一つひとつの行動がその目標につながっていると考えることで行動し続けることができています。

一歩踏み出すと、見える景色が変わる

-----「行動したいけど、なかなか踏み出せない」という同世代に向けて、メッセージをお願いします。

佐伯さん:スモールステップでもいいので、まずは一歩を踏み出してみることが大切だと思います。

私も一歩踏み出すのが怖くてなかなか動けないタイプだったのですが、友達に「この企業を良いと思っている」と伝えたことから全てが動きだしました。

立ち止まったままでは何も得ることができません。

一歩踏み出してダメだったら戻ればいいし、別の一歩を踏み出せばいい。

大きなチャレンジの一歩ではなく、まずは自分ができそうな一歩を踏み出してみると、見える景色が変わってくると思います。

提供:株式会社ミライフ

自分の想いを友達に伝える、気になる企業に「一度話をさせてほしい」と連絡を取る、「ボランティアでも良いので手伝わせてほしい」と熱意を伝えるといった行動を積み重ねることで、自分のビジョンに向けて力強く前進している佐伯さんの姿は、私たちに勇気を与えてくれます。

「自分が動かないと何も変わらない」「スモールステップでもいいので、行動すると変化が訪れる」という佐伯さんの行動指針を参考に、まずは小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

出典元:ミライフ
出典元:ミライフキャリアデザイン

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