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入社4カ月でプロダクトオーナーに着任!ビズメイツ1年目社員が大切にする、「やってみます」の積み重ね

白井恵里子

2021/08/30(最終更新日:2021/08/30)


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山部紗季さん/提供:ビズメイツ株式会社

社内外で「この企画に参加してみる?」「イベントに登壇してみる?」と声をかけてもらっても、「まだ新人だし、自信がない…」「もう少し経験を重ねてから挑戦しよう」と考えて二の足を踏んでしまうことはありませんか?

しかし、その躊躇や遠慮が、あなたの成長を妨げてしまっているかもしれません。

ビズメイツ株式会社の新卒1年目・山部紗季さん(24)は、入社4カ月で新規事業のプロダクトオーナーに着任し、日々試行錯誤しながら慣れないマネジメント業務に挑んでいます。

山部さんが入社後ずっと意識していることは「新しいことへの挑戦に躊躇しない」こと。その根底にある想いについて、取材しました。

本格的コーチングサービス『Bizmates Coaching』

ビズメイツ株式会社は2012年の創業以来、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」の提供を通じて、日本のビジネスパーソンがグローバルな舞台で成果を上げるための英会話コミュニケーションスキルの修得を支援してきました。

コーポレートロゴにあるタグライン「TAKE THE STAGE」は、「あなたの出番です」を意味します。あらゆる人材に活躍のチャンスが広がる現代社会において、グローバルタレント・企業の成長を総合的に支援していきたいという想いが込められています。

同社は今年3月、Bizmatesオンラインレッスンの学習効果を最大化させるための本格的コーチングサービス『Bizmates Coaching』をリリース。プロの日本人英語学習コンサルタントがレッスンに加えて受講者に合わせた最適なトレーニング法を提案し、学習における課題解決に向けて伴走する新サービスです。

提供:ビズメイツ株式会社

留学時代は「毎日新しいことを1つはやろう」と決意

山部さんは、3カ月間の内定者インターンを経て、今年4月に新卒入社。現在は『Bizmates Coaching』のシステム内製化に向けたプロジェクトにて、プロダクトオーナーを務めています。

-----入社の経緯について教えてください。何が決め手となったのですか?

山部さん:オーストラリアへのワーキングホリデー期間中に、ビズメイツからスカウトメールが届いたことがきっかけでした。ワーホリを含めて2度の留学経験があり「語学力を活かした仕事がしたい」と思っていたので、直ぐに興味を持ちましたね。

最終的には、自分自身もオンライン英会話というサービスの恩恵を受けていたので、ビズメイツのミッション「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」にも強く共感し、入社を決めました。

-----2度も留学経験があるのですね。

山部さん:はい、1回目はカナダに1カ月。「1カ月も行けば英語力も伸びるだろう」と思っていたのですが、実際には全く伸びず、不完全燃焼で終えました…。

その悔しさから、帰国後もう一度海外に行こう!と決意し、大学を休学してワーキングホリデーとして1年間オーストラリアに滞在しました。

-----オーストラリアでの滞在では、具体的にどのようなことを意識して行動されていましたか?

山部さん:「小さいことでもいいから、毎日新しいことを1つはやろう」と決めていました。

振り返ってみると本当に小さな挑戦もあれば、大きな挑戦もありました。

後者で言うと例えば、渡航後最初に始めた仕事は、韓国人親子に英語で日本語を教える家庭教師だったんです。そのうちに段々「もっと多くの人とコミュニケーションできる仕事に挑戦しよう」と、ウェイトレスの仕事に移行しました。ウェイトレスの仕事も慣れてくると、「決まった表現を使うことが多いから、もっと会話の幅を広げたい」と思うようになり、次は1対1で接客ができるマッサージセラピストへ挑戦。

常に現状に満足しないで、少しでもマンネリを感じたら次のステップへ移るよう、意識していました。

提供:ビズメイツ株式会社

躊躇しそうな時ほど「やってみます」と言う

留学を通じ、語学力だけではなく「挑戦することの大切さ」を実感したという山部さん。入社後もずっとその意識だけは忘れずにいるといいます。

-----入社後、最も印象に残っていることは何ですか?

山部さん:8月におこなった、『Bizmates Coaching』内製化プロジェクトのキックオフミーティングです。

それまでは、Bizmates Coachingの受講生に向けたイベントの企画や、日本人コンサルタント採用面接など、日本語で行う仕事ばかりでしたが、このキックオフミーティングにはフィリピン人のエンジニアなど海外のチームメンバーが参加していたので、全て英語で行うことに。

「こういうプロダクトをつくりたい」「そのためには、こうする必要がある」「なぜ、やるのか」など、全て自分の言葉で伝える必要があったので、「この伝え方でいいのかな」「この表現でいいのかな」など試行錯誤の連続でした。

-----それも、「挑戦してみよう!」という精神で乗り越えたのですね。

山部さん:そうですね。社会人になってからビジネスシーンで英語を使うことは初めてだったので「うまくいかなかったらどうしよう」という不安はありましたが、この挑戦は自分にとって大きな一歩となりました。

-----挑戦することを躊躇しそうになったこともありましたか?

山部さん:ありました。例えば、自分よりずっと年上で、キャリアを積み重ねてこられた40代~50代の受講者の方へサービスの説明をすることになった時、「こんな若者が出てきて、受講者の方が不安にならないか」「先輩にやってもらった方が、受講者の方にとっても良いのでは…」という気持ちが生まれてしまったんです。日本人コンサルタントの候補者面接や、イベントの司会などの仕事に対しても同様でした。

でも、そんな時こそ「やってみます」と手を挙げよう!と決めています。

プロダクトオーナーに着任することができたのも、「やってみます」の積み重ねが自分への信頼に繋がったからだと思っています。

提供:ビズメイツ株式会社

今、自分が想像していない自分になるために

山部さんは、プロダクトオーナー着任当初は「全部自分でやらなきゃ」「完璧にやりたい」と思うあまり、うまく周りを頼ることができなかったと振り返ります。

-----その状況をどう乗り越えたのでしょうか?

山部さん:チームメンバーに「プロダクトオーナーは君だけど、サービスは皆で作っているんだから、もっと周りを頼っていいんだよ」と言ってもらって、心が軽くなりました。

確かに、私はITの知識もデザインの知識もないので、"一人で全部やる"なんて無理な話なんですよね(笑)。この言葉をもらってから、「ITについてはエンジニアに」「デザインについてはクリエイティブ担当に」と、積極的にチームメンバーに教えてもらったり意見をもらったりできるようになりました。いい意味で肩の力を抜くことができたと思います。

-----では、今はまさにリリースに向けてチーム一丸となって突き進んでいるのですね。最後に、今後の目標についてお聞かせください。

山部さん:直近では、ビズメイツのミッション実現に向けて、プロダクトオーナーとして無事にプロダクトをリリースさせたいです。そのためには、他部署の社員とも信頼関係をうまく築いて連携していく必要がありますので、引き続き「信頼される人材」を目指していきたいですね。

長期的には、「今、自分が想像していない自分になる」こと。大学入学当初には2度も留学に行くなんて想像もしていなかったし、留学中はビズメイツに入社することも想像していなかったし、入社当初はプロダクトオーナーになるとも思っていませんでした。このように、これまで何度も「想像していなかった未来」に挑戦し続けてきたので、今後もそう在りたいと考えています。

提供:ビズメイツ株式会社

自ら出番をつかみとり、自己成長を楽しんでいる山部さんは、まさに同社のタグライン「TAKE THE STAGE(あなたの出番です)」を体現していると言えるのではないでしょうか。

遠慮や躊躇が先立ってしまって一歩を踏み出せない時には、彼女の前向きな姿勢を思い出して「やってみます!」と手を挙げてみると、新しい自分や想像していない未来に出会えるかもしれませんね。

出典元:ビズメイツ株式会社
出典元:Bizmates Coaching

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