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自分に向き合い鼓舞する!サーキュレーション新卒社員に学ぶ、ワクワク働くためのセルフコントロール術

長澤まき

2021/09/09(最終更新日:2021/09/09)


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提供:株式会社サーキュレーション/芝裕太郎さん

熱意を持ってワクワク仕事したいと思ってはいるものの、「思い描いていた理想と現実のギャップにくじけそう」「モチベーションを維持するのが難しい」と悩んではいませんか?

仕事に熱意を持ち続けている若手ビジネスパーソンは、ワクワク感やモチベーションをどうやって維持しているのでしょうか。

株式会社サーキュレーションの芝裕太郎さん(22)は、「新卒1年目社員として大変なこともありますが、足取り軽く、ワクワクしてオフィスに向かっている」と話します。

どのように仕事に向き合っているのか?仕事にワクワクし続けるための工夫とは?芝さんに話を聞きました。

プロの経験・知見をシェア「サーキュレーション」

株式会社サーキュレーションは、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営。

高い専門性を有するプロ人材の経験・知見をプロジェクトベースで活用することで、企業の抱える課題の解決・ミッションの達成を支援しています。

2014年の設立以来、2870社・8005プロジェクトが同社のサービスを活用(2021年4月時点)。今年7月には、東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場しました。

ワクワクして生きる人を増やしたい

芝さんは、今年4月に新卒社員として入社。現在はインサイドセールスチームに所属し、会社のサービスを広げる入り口である仕事にやりがいを感じながら、熱意を持って働いているそうです。

芝さんのビジョンは、「自分の人生にワクワクして生きる人を増やす」「熱意や楽しさを持って働く人を増やす」こと。

自分の強みである“熱量”を全開にして自分に関わる全ての人の魂に着火したいという想いから、“2代目チャッカニスト”と名乗っています。

ちなみに、初代チャッカニストは同社の西日本支部長だとか。芝さんは、まさに自分の理想を体現している西日本支部長の姿に感銘を受け、2代目を襲名したといいます。と言っても、実は許可を取っているわけではないそうで、公認されるよう励んでいるとのことです。

-----“人生にワクワクして、熱意を持って働く人を増やしたい”と思うようになったきっかけは?

芝さん:実は、僕は大学時代の途中まで、社会人や働くことに対して良いイメージを持てていませんでした。

小学生の時に、月曜の朝から疲れた顔で会社に向かう社会人を目にしてショックを受け、ずっと「社会人になりたくない」と思っていました。

そんな僕が社会人になることに前向きになれたのは、大学時代に就職を控えている先輩たちと自動車でアメリカ横断した時の出来事がきっかけとなっています。

長い道中、先輩たちといろいろな話をしたのですが、就活や未来に関する話題になった途端、普段はおしゃべりな自分が何も発言できなくなり、「もしかして、自分は未来や働くことから逃げているのではないか?」と気づくことができました。

-----それからどうしたのですか?

芝さん:帰国後、そのことをいろいろな人に相談したところ、あるスタートアップの代表の方から、「自分の人生は自分で切り拓いていくものだから、大切なのは自分自身が何をどうしたいかだよ」とアドバイスをいただきました。

そこで、あらためて自分に向き合ってみたところ、いろいろな社会人のスタイルがあるにもかかわらず、自分が魅力を感じることができない社会人のイメージに強く捉われてしまっていることにハッと気づきました。

その後、就活の自己分析で、自分の人生が多くの人たちに支えられていることを再認識し、「自分とつながっている全ての人たちにワクワクして生きてほしい」と考えるようになりました。

日本は、世界的に見ても水道の水を飲める・おいしいご飯を食べられるなどいい国なのに、熱意を持って働けている人は6%程しかいないともいわれています。そのパーセンテージをもっと増やしていきたいです。

そのために、まずは自分がワクワク感と熱意を持って働く必要があると考えています。

提供:株式会社サーキュレーション

熱量を持ち続けられる環境を重視

-----就職先を選ぶにあたって重視したポイントは?

芝さん:「責任感や裁量を若いうちから持てるか」「人・環境」「その会社に対して当事者意識を持てるか」の3つです。

責任感や裁量を重視したのは、若いうちからどこででも活躍できるビジネスパーソンになりたいと思っていたことや、高い目標を持ってモチベーションを失わずに働き続けたいと思っていたからです。

また、熱量を高く持って仕事していくためには、そのように働いている人がより多くいる会社に入ったほうが良いと考え、人や環境も重視しました。

会社への当事者意識を重視したのは、それが自分の成長ややりがい、モチベーションにつながると思ったからです。

-----サーキュレーションを選んだ決め手は?

芝さん:完全に“人”です。

選考中に会った社員全員が熱い想いや自分のビジョンを持っていて、それを学生である自分に対して真剣に話してくれる姿を見て、「一緒に働きたい」「自分のビジョンを体現するにはここしかない」と思いました。

提供:株式会社サーキュレーション

日々自分をアップデートする

-----新入社員としてどのように仕事に向き合っていますか?

芝さん:「圧倒的に成長したい」「自分のビジョンを実現したい」という想いを胸に、日々仕事に向き合っています。

自分はルーキーなので右も左もわからなくて当然と考え、わからないことは何でも聞いて実践し、その中から自分に合うものを取り入れていくようにしています。

ただし、質問する際には受け身ではなく、「自分はこう思う」という仮説を持って聞きにいくようにしています。

-----入社後に大変だったことは?

芝さん:一番堪えたのは、理想と現実のギャップでした。

僕は学生時代、入社後数カ月で成果を出して注目を浴びる理想の自分像を思い浮かべていたのですが、いざ社会に出てみると成果を出すのは簡単なことではありません。

また、自分なりにがんばったつもりでも、社会人としてはまだまだなことも多く、自分の甘さを思い知らされました。

-----それをどう乗り越えましたか?

芝さん:まだ乗り越えている最中です。

入社式で代表から聞いた「反省ではなく、内省をする」という言葉を常に意識して、自己嫌悪で終わらせず、自分と日々向き合って改善点を翌日の行動に反映させることで、日々自分をアップデートして前進するように心がけています。

また、くじけそうな時には、新入社員研修で聞いた採用マネージャーの「自分を一度甘やかすと、前の自分に戻れない。普通の社会人にしかなれない」という言葉を思い出して心を奮い立たせています。

小さな積み重ねが、いつか大きな成果に

芝さんは「スタートラインの一番後ろからカッコよく成長していきたい」という想いもモチベーションにしているそうです。

-----どのように成長していきたいですか?

芝さん:まずは新人賞を獲得したいと思っています。その後は、社内の最速リーダー記録を塗り替え、将来的には経営の中枢で働ける人材になりたいと思っています。

-----その実現に向けて実践していることは?

芝さん:小さな積み重ねがいつか大きな成果として返ってくると信じて、どれだけ疲れていても自分に負けずに、スキルアップの時間を確保することを必ずやっています。

提供:株式会社サーキュレーション

自分を鼓舞してワクワクを持ち続けよう

-----ワクワク仕事するために工夫していることは?

芝さん:3つあります。

1つ目は、朝起きる時の心を健全な状態にしておくこと。前日の失敗や挫折を引きずらず、「今日の自分は新しい自分」と考えて仕事に向かうようにしています。

2つ目は、自分をコントロールすること。寝る前にその日の出来事を内省し、朝起きた時には鏡に向かって自分のビジョンを言い聞かせて、自分を鼓舞するようにしています。

3つ目は、信頼・尊敬できる相手の存在を思い返すことです。わからない・知らないという不安を払拭するために、自分には相談できる相手がいることを思い出すよう意識しています。

-----最後に、「仕事にワクワクしたい」と考えている同世代に向けてメッセージをお願いします。

芝さん:人生は一度きり。また、自分の人生の主人公は自分です。

自分は何をしたいのか。どう生きていたいのか。常に自分と向き合い続けることこそが、仕事や人生にワクワクし続けるためには必要なのではないでしょうか。

人は、友達・家族・仕事のチームメンバーなど、多くの人に支えられています。そのことに感謝して、「自分は、周りの人たちに何を返すことができるのか」という視点で自分と向き合ってみると、自分のやるべきことや、やりたいことが見えてくると思います。

日本のこれからを引っ張っていくのは自分たちです。同世代の方々と、みんながワクワクして互いの心に着火しあえるような社会を創っていきたいです。

提供:株式会社サーキュレーション

自分を支えてくれた周りの人たちへの感謝の想いから、「人生にワクワクして、熱意を持って働く人を増やしたい」という自分のビジョンにたどりついた芝さん。

その色褪せない熱量・モチベーションは、日々内省を行う、ワクワク感を持ち続けるために毎日気持ちを切りかえるといったセルフコントロール力に支えられていることが伺い知れました。

毎日の小さな積み重ねがきっと大きな成果につながる。そう信じて日々自分に向き合って行動し続けている芝さんの生き方は、情熱を持ってワクワク働きたいと考えている若手ビジネスパーソンの参考になるのではないでしょうか。

出典元:サーキュレーション

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