HOMEライフスタイル 新しいアイデアが止まらない!8月第2~3週「コロナ禍で打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

新しいアイデアが止まらない!8月第2~3週「コロナ禍で打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

白井恵里子

2021/08/22(最終更新日:2021/08/22)


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ワクチン接種をすでに受けた人も、感染者の増加に歯止めがかからない中、安心して過ごせる日はまだ遠い…と感じているのではないでしょうか。

そんな時はついネガティブな方へ思考が巡ってしまいがちですが、コロナ禍だからこそ生まれた新しいアイデアが、今週も続々と登場しました。

この記事では8月第2~3週に発表された「コロナ禍で打撃を受ける業界を支援する方法」を5つ取り上げて紹介。新規事業の立ち上げや起業のヒントとしても役立つかもしれません。

『クリエイターのお酒〜iwakan〜』

株式会社ARTEE・有限会社藤田酒店・シロシ株式会社は8月17日(火)より、世の中のモヤモヤを創作する企画『クリエイターのお酒〜iwakan〜』を開催中。「世の中でモヤモヤすることに出会った時、批判や否定をするだけではなく、自分なりのアイデアや考えで創作してみよう」という考えのもと生まれた新企画です。

具体的には、日常で感じている「違和感」をイラストで表現した、日本酒のラベルとなる作品を募集。作品のテーマは「iwakan」です。

今自分のことを「クリエイター」だと思っていない人も、モヤモヤを表現したい!と思ったら、挑戦してみると楽しいかもしれませんね。

採用された5作品は日本酒のラベルとして採用し、当選者は日本酒「iwakan」(1万円程度で販売予定)の売り上げの20%を還元してもらえるなどの特典が受けられるのだそう。応募締め切りは9月12日(日)となっています。

日本酒業界の支援にもつながりそうなユニークな取り組みに注目です。

出典元:株式会社ARTEE

『CRAHUG(クラハグ)』

株式会社オンワードデジタルラボは8月19日(木)、新規事業『CRAHUG』の開始を発表。日本のモノづくり支援を目的に、全国のファクトリーブランドに加え、生産者が工場オリジナル商品を開発し国内外に直販する取り組みです。

第1弾として8月31日(火)より、12の生産者が展開する13ブランド(計183商品)の販売を、公式ファッション通販サイト「ONWARD CROSSET」にてスタート。

岐阜県の染工場が発信する製品ブランド『kiso』や石川県の『輪島キリモト』など、職人の高い技術が感じられそうなラインナップとなっています。

9月1日(水)~12日(日) の期間で展示会イベント「CRAHUGつくるにふれる。くらすはつづく。展」も実施予定。オンライン同時開催予定なので、「生産者を応援したい」「職人が手掛けるブランドを見てみたい」という人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

出典元:株式会社オンワードホールディングス

再醸酒「noble-resonance」

株式会社土屋酒造店は8月13日(金)、再醸酒「noble-resonance」の予約販売をMakuakeにて600本限定でスタートしました。

酒を仕込水の代わりに大吟醸で仕込む、高級かつ高貴な製造方法で造り出した再醸酒。

やや青い果実の様な酸味が出る酵母を用い、酒質にフレッシュさと、上質なまるでシャインマスカットのもぎたて果汁のようなニュアンスがのっていて、至高の余韻が楽しめる逸品だといいます。

杜氏の鈴木俊二さんは「処女作にして、渾身の作へと着地することができました」と、コメント。リターン品には地元・長野県佐久市の食材とのマリアージュセットも用意しているので、お酒好きな人、新しいもの好きな人にぴったりではないでしょうか。

出典元:株式会社土屋酒造店

ハーブアンドスパイスエール「囍雨-Kiu-」

クラフトビールブランド「COEDO(コエド)」は、台湾のクラフトブルワリー「SUNMAI」とのコラボレーションにより、ハーブアンドスパイスエール「囍雨-Kiu-」を特別に醸造。数量限定で8月25日(水)より出荷開始します。

台湾の山岳民族タイヤル族が古来より愛用しているという「馬告(マーガオ)」と、日本の焼酎作りに用いられることの多い「白麹」をビールに応用。暑い夏の乾いた喉にぴったりなエールに仕上がったといいます。

コロナ禍で移動が制限される中、リモートで打ち合わせを重ねて完成したという製品。今まさに様々な葛藤を抱えながらリモート会議を重ねている若手ビジネスパーソンにとっても、勇気づけられるエールとなるのではないでしょうか。

出典元:株式会社協同商事 コエドブルワリー

茨城県筑西市の「ふるさと食体験」

株式会社キッチハイクは8月29日(日)、茨城県筑西市の食と文化の魅力を届ける「ふるさと食体験」のオンラインイベントを開催します。

茨城県は、梨の一大生産地のひとつ。中でも県西部に位置する筑西市は、県内一の収穫量で、「幸水」や「豊水」などの人気品種はもちろん、新しい品種栽培などにも積極的に取り組んでいるのだそう。

オンラインイベント参加者には「豊水」と「恵水」の2種類などが届き、当日は「梨の味比べ」や、フルーツリキュール入りの爽やかな大人のスイーツ「大人の梨クリームソーダ」づくりを楽しむことができます。全国的に有名なひまわり畑の中継も予定しているため、残暑の風景を堪能しながら旬の果物を食べるという贅沢な時間が叶いそうですね。

「家で過ごす時間がマンネリ化してしまった」という人は、ぜひ休日の楽しみにいかがでしょうか。

出典元:株式会社キッチハイク

なお、各サービス詳細については各社プレスリリースにてご確認ください。面白い切り口の企画、思いもよらなかったアイデアなど、ビジネスのヒントとしても活用してみてくださいね。

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