「社会起業家として新しいビジネスを立ち上げたい!」という意欲のある人は、ビジネスのヒントとなる情報に常にアンテナを張っていることでしょう。
社会課題解決ビジネスの共創を目指すウェブメディア「ソーシャルグッドCatalyst」を運営する株式会社コルは8月、全国20~60代の男女1000人を対象に「社会問題・ソーシャルグッドに関する意識・行動調査」を実施。8月18日(水)、その結果を公開しました。
「ソーシャルグッド」とは、社会に良い影響を与える活動のこと。今回の調査で、社会課題解決ビジネスの成功に必要な要素が明らかになりました。
「社会課題に対して関心がある」全体の半数強
調査結果によれば、社会課題にとても関心がある人は全体の1割程度でしたが、やや関心がある人は4割。合わせると全体の半数強が、社会課題に対して関心があるという結果に。
関心度の高い社会問題について尋ねると、1位が「気候変動(地球温暖化・異常気象等)」、次いで「高齢化(介護・財政難等)」「環境汚染(海洋ゴミ・森林破壊等)」が続きました。
エコバックの利用やゴミの減量・分別など
半数が社会課題に対して関心があるということがわかりましたが、実際にどのような行動をとっているのでしょうか?
調査結果によれば「エコバックの利用(75%)」「ゴミの減量・分別(66%)」「水や電気を無駄遣いしない(61%)」などが上位に。今後の意向まで含めると、8〜9割の行動が期待できるといいます。
鍵を握るのは「社会課題にやや関心がある人」
今回の調査結果では、例えば、「社会課題に対する関心度のどのタイプの人がどれくらい再生可能エネルギーの電力プランを契約しているか?」「今後の意向はどうなっているか?」が明らかになりました。
「社会課題にとても関心がある人」は27.5%が契約済みであり、今後の意向も45.8%と高い結果になりましたが、これについては「当然だろう」と感じる人も多いでしょう。
注目すべき点は、「社会課題にやや関心がある人」は9.8%が契約済みで、今後の意向は39.6%だったこと。今後の意向を含めると約半数にも上りました。
この結果から、「社会問題にやや関心がある」と答えた4割の人たちの特性を把握し、効果的なコミュニケーションを図っていくことが、社会課題解決ビジネスの成功のカギだと言えるのだそう。
9月16日(木)ウェビナーも実施
今回の調査結果については、9月16日(木)に概要を解説するウェビナーが開催予定。
参加費は無料。「もっと調査結果について詳しく知りたい!」という人は、さらなるヒントを模索するべく、参加してみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
日時:9月16日(木)15:00~15:30
登壇者:福元 雅和 さん(株式会社コル CEO)
参加費:無料
定員:20人
※調査結果やウェビナー詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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