新型コロナウイルスの影響で世の中が一変し、コロナ禍でマーケティングはどう変わっていくのか、気になる若手マーケターも多いでしょう。今後のマーケティングのあり方を模索する担当者の参考になりそうな書籍が登場しました。
8月13日(金)に碩学舎より出版された、慶應義塾大学名誉教授の池尾恭一氏編著「ポストコロナのマーケティング・ケーススタディ」。これからのマーケティングについて、短期的な対応だけではなく、中長期的なあり方を考える力が身につくという一冊です。
中長期的なあり方を考える力を身につける
新型コロナウイルスの影響で、言わずもがな世の中は激変しました。収束の兆しが見えず、ウイルスとの“共存”が必要との見方もありますが、コロナ禍はマーケティングをどう変えていくのでしょうか?
若手マーケターならずとも気になるところですが、同書は、マーケティングの分野における短期的な対応のみならず、中長期的なあり方を考える力が身に付くとしています。
特徴は、実際の意思決定ケースを収録している点。アマゾンをはじめ、ビール製造メーカーやコスメ業界、美容業界、食品メーカー、カフェなどから、各企業のコロナ禍での取り組みを紹介しています。
実際の企業の取り組みが例として挙げられ、詳しく紹介されているので参考になりそうです。自社のマーケティングに取り入れるべき事例を学び、職場で提案するのも手かもしれません。
快適なテレワーク環境を求める消費者行動にも言及
コロナ禍での働き方としてテレワークは欠かせませんが、同書ではもちろんテレワークについても詳しく取り上げています。
テレワークで生じるすれ違いや、快適なテレワーク環境を求める消費者行動などについて解説。テレワークという働き方からも、マーケターが明日の仕事に活かせるヒントが見つかるかもしれません。
誰もが避けては通れないコロナ禍でのビジネスを探るべく、同書を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【目次】
第1章 ケースメソッドと新型コロナ危機
第2章 新型コロナ危機とマーケティング戦略
第3章 株式会社ヤッホーブルーイング:ECチャネル政策
第4章 株式会社コスメネクスト:オムニチャネル政策
第5章 株式会社アッシュ:ネット・プロモーション政策
第6章 日清食品株式会社:ソーシャルメディア活用型コミュニケーション政策とD2C
第7章 カフェ業界に関するノート:サブスクリプションサービス
第8章 荒木真生 テレワークを始める:コロナ禍と消費者行動
詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
出典元:碩学舎/ ポストコロナのマーケティング・ケーススタディ
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