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「200件架電してアポが0の日もあった」ラフール2年目社員が、苦しい時も前を向いて働ける理由

白井恵里子

2021/08/16(最終更新日:2021/08/16)


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水野隆介さん/提供:株式会社ラフール

コロナ禍に入社し、これまでずっと在宅勤務がメインだという若手ビジネスパーソンも多いでしょう。すぐ隣に雑談できる同僚も、気軽に質問できる先輩もいない自宅の一室で、気持ちが落ち込んでしまうこともあるのではないでしょうか。

「手を抜くとそれが基準になってしまうので、"できることは全力でやる"意識を常に持っています」2020年4月に株式会社ラフールに入社した水野隆介さん(23)も、ほぼ週5で在宅勤務だといいますが、自分に厳しく、しかし生き生きと働いている姿が印象的です。

厳しい局面があっても常に前向きに働き続ける秘訣について、水野さんを取材しました。

組織改善サーベイ『ラフールサーベイ』

株式会社ラフールは、「個人が変われば、組織が変わる」組織改善サーベイ『ラフールサーベイ』の開発・運営を行っています。

企業で働く従業員の心身の健康が重要視されている今、ラフールサーベイでは従業員の心身の健康状態やエンゲージメント、ハラスメントリスクなどを可視化することができます。

また、通常のストレスチェックだけでは見えづらい心の状態が可視化されることで、社員が安心して働ける職場環境をつくり、人材の定着と組織改善に繋げることができるのだそう。

今年8月には、マイページ機能の大幅リニューアルを実施。従業員が日々のコンディションを管理するための機能や、直近で回答したラフールサーベイの結果とアドバイスコメントを閲覧できる機能などが新しく追加されました。

「人の幸せを追求する事業に携わりたい」

水野さんは、2020年4月に同社へ新卒入社。ラフールサーベイのインサイドセールスを経て、今年2月からは新規顧客開拓の営業を担当しています。

-----学生時代はどのようなことに注力していたのですか?

水野さん:宮城大学の事業構想学部に所属しており、その学部の性格上、周りには起業を目指している学生が多かったんです。

そのため、私も学生時代には5~6回、ビジネスプランコンテストに出場していました。個人で参加することもありましたし、ゼミの仲間とチームで参加したこともあります。

周囲の影響もあり、大学入学後、気付くと「いつかは起業したい」という想いが芽生えていました。

-----就職活動では、主にベンチャー企業を見ていたのですか?

水野さん:そうですね。というのも、就活中に出会った、あるビジネスパーソンから、こんな言葉をかけられたんです。

「安定は、会社ではなく自分のスキルにある」

安定した大企業ではなく、上場前のフェーズにあるベンチャー企業で、社員一丸となってミッションに向かって突き進んでいるような環境に身を置き、起業に向けてスキルを身につけたい。こう思うようになったのは、この言葉がきっかけでした。

就職活動では主に、SNSで気になる企業を見つける度に積極的に連絡し、上京して企業の方に会いに行く…というスタイルをとっていました。

-----そうして、ラフールに出会ったのですか?何が決め手となって入社を決めたのでしょうか。

水野さん:はい。私のもう一つの軸として、「人の幸せを追求する事業に携わりたい」という気持ちがありました。

仕事に対して決して前向きとは言えない働く大人たちを見てきて、いつしか「自分は生き生き働きたいし、そういう人を増やしたい」「心身ともに健康な状態で仕事がしたい」と思うようになったんです。

そんな中ラフールに出会い、代表が「メンタルヘルスから世界を変えていきたい!」と熱いビジョンを語っている姿に共感を抱き、入社を決めました。

提供:株式会社ラフール

営業を始めて1カ月後に初受注

入社後はインサイドセールスとして、週5在宅勤務で架電し続ける日々を送っていた水野さん。

1日200件架電して、1件もアポが取れなかった日の悔しさは今でも忘れられないといいますが、振り返ってみると「しんどい時、逃げなくて良かった」と感じるのだそう。

-----それは印象的な思い出ですね…。逃げずに仕事に向き合った結果、成果は出るようになりましたか?

水野さん:インサイドセールスで根性が身についたお陰もあり、営業を始めて1カ月後に初受注できた時は嬉しかったですね。

課題が明確なお客様でしたので、いかにラフールサーベイの運用イメージを持っていただけるかを意識して営業していました。サービス導入のメリットをまとめてメールでお伝えしたり、他社サービスではできないことを細かくお伝えしたり、丁寧に寄り添えた結果かなと思っています。

ラフールサーベイはきっとお客様のためになる

----就活時に抱いていた「生き生き働きたい」という気持ちについてお伺いします。実際に働き始めて、いかがですか?

水野さん:大変なことやうまくいかないことも当然ありますが、今はやりがいを感じながら前向きに仕事ができていると思います。

-----前向きに仕事に臨めるよう、工夫していることはありますか?

水野さん:手を抜くとそれが基準になってしまうので、"できることは全力でやる"を意識しています。

また、「ラフールサーベイの営業が、きっとお客様のためになる」という強い信念も、前向きに取り組める源かな、と。

-----ラフールサーベイはラフールの社員も利用されているのですよね。いちユーザーとして、どんな恩恵を受けていらっしゃいますか?

水野さん:毎月アンケートに回答して、その結果を人事担当が確認しています。ストレス度合いが低い時も高い時もいろいろありますが、「会社側が自分の状況を把握してくれている」という安心感はありますね。

また、例えば直接上司から「仕事どう?」と聞かれるよりも、アンケートの方が本音で回答できている気がします。

アンケート結果に対するフィードバックのみならず、カスタマイズされたアドバイスやセルフケアの動画などを受け取ることができる点も気に入っています。

圧倒的トップセールスパーソンになりたい

----なかには、「あまり前向きに仕事に取り組めない」「仕事のストレスで気持ちが落ち込む」という同世代もいると思います。もしそんな同世代が隣にいたら、どう声をかけたいですか?

水野さん:そうですね…。仕事のストレスや悩みは仕事でしか解決できないと思っているのですが、行き詰った時には少し仕事から離れてみると気分転換できるのではないでしょうか。

例えば私は週2でサウナに通っていて、これが一番のリフレッシュ方法。

サウナではなくても、自分なりのリフレッシュ方法を見つけて定期的に取り入れてみようよ!と声をかけたいです。

-----最後に、キャリアにおける今後の目標をお聞かせください。

水野さん:直近では、圧倒的トップセールスパーソンになりたいです!

ラフールサーベイをもっと広めていきたいですし、数字としてしっかり成果を出して貢献し、会社を支えていける人材になりたいと考えています。

そのために、お客様1社1社と丁寧に信頼関係を築いていけるよう尽力していきたいです。

取材の様子(オンライン)

「自分は生き生き働きたいし、そういう人を増やしたい」水野さんが辛い時でも逃げずに前向きに仕事に臨むことができているのは、心の根底にこの強い想いが根付いているからなのでしょう。

それは、在宅勤務が続いても、職場で仕事をする場合でも、きっと同じではないでしょうか。

気持ちが落ち込んでしまった時は、今一度"自分が大切にしている気持ち"に立ち返ってみると、目の前の景色がパッと明るくなるかもしれませんね。

出典元:株式会社ラフール
出典元:ラフールサーベイ

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