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満ちることない成長意欲!入社2カ月で部内MVPを獲得したエキサイト新卒社員の、次なる戦略とは

白井恵里子

2021/08/13(最終更新日:2021/08/13)


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岡田和也さん/提供:エキサイト株式会社

自分の努力が認められた時、あなたはどんな感情を抱きますか?「ホッとする」「嬉しい」気持ちと同様に、「次のステップはどうしようか」「これから求められるであろうスキルは何か」と、すでにその先のことを考え始める人もいるのではないでしょうか。

「これからはやっと"質"を追い求めることができそうです」今年4月にエキサイト株式会社へ新卒入社した岡田和也さん(23)は、6月に所属部署内月間MVPを獲得。その後の意気込みについて、こう語ってくれました。

彼がMVPを獲得できた背景には、どのような努力があったのでしょうか。そして、これからの彼の戦略とは?岡田さんを取材しました。

カウンセラーに電話相談できる『エキサイトお悩み相談室』

エキサイト株式会社は、スキルシェア関連事業、ブロードバンド事業、インキュベーション事業などを展開しています。

2006年12月より開始した『エキサイトお悩み相談室』は、実績豊富なカウンセラーに電話相談できるサービス。ストレスや悩みの多い現代社会においてカウンセリングをより身近なものにするため、安心感をもって気軽に悩み相談やカウンセリングができるようサービスを提供しています。

寄せられる相談は、「仕事・キャリア」「人間関係」「健康・メンタルヘルス」など幅広く、2021年6月時点で所属するカウンセラーは160人を超え、14年間の累計相談件数は20万件を突破しました。

インターンでは社内の仕組み化にも貢献

岡田さんは、今年4月に同社へ新卒入社。現在はLife&Communications事業部にて、『エキサイトお悩み相談室』のマーケティングや企画を担当しています。

-----具体的にどのようなお仕事をされているのですか?

岡田さん:既存顧客の平均単価を上げるための施策や、新規顧客を増やすための企画などを提案しています。

例えば、相談していただけるジャンルのカテゴリー拡大を検討したり、他社の類似サービスを分析したうえで新規事業を立案したり、チーム一丸となって推進しています。

-----大学時代はインターンもされていたと伺いました。どのようなお仕事だったのですか?

岡田さん:大学時代は徳島県に住んでおり、タクシー事業者向けの地元ベンチャー企業でコールセンターの仕事をしていました。

都内ではアプリなどで簡単にタクシーを呼べますが、僕の地元では高齢者も多く、電話でタクシーを呼ぶ方法が一般的。そのため、複数のタクシー会社の利用者さんからコールセンターにいただいたお電話を受け、タクシー会社ごとのルールに従い適切にタクシーを配車することが主な業務でした。

-----主に電話を受ける仕事、ということですか?

岡田さん:受電・配車のみではなく、当時ルール化されていなかった配車の方法、それを実現するためのシステムづくり、新しい社員への研修など、幅広い業務を担っていたんです。

オペレーターが増えると教育コストがかかりますが、それを見越した上で最適なルールや研修内容を取り入れることを意識していました。

入社後のギャップを減らしてオペレーターの定着を目指したり、質の高いオペレーターを増やす仕組みを考えたり、「それ、インターンがやる仕事なの?」と思われそうなことまでやっていましたね(笑)。

将来は、地元・徳島に貢献したい

地元が大好きで、インターン先でも様々なことを学び得たという岡田さん。「いずれは徳島に貢献したい」という気持ちを胸に、就職活動は主に東京で行っていたのだそう。

-----どのような軸で就活をしていたのですか?エキサイトへ入社した経緯について教えていただけますでしょうか。

岡田さん:「ひとつの事業ではなく、色々な事業を経験したい」という軸で、主に都内のベンチャー企業をみていました。

就活のために月3回ほど上京しており、周囲からもよく「行動力があるね」と言われるぐらい、積極的に動いていましたね。

逆求人スカウトで出会ったエキサイトの面談では「将来、起業して徳島に貢献したい」という夢を語り、そこで社長が「いいね、やってみたら?」と背中を押してくれたことが決め手となり入社しました。

-----そのような夢があるんですね。

岡田さん:「地元を盛り上げる」と一口で言っても、方法は様々。一時的ではなく半永久的に人を増やすためには、例えば自分が起業して雇用を生み出す、大きなイベントを開催して地元の魅力を伝えるなど、想像するだけでも数えきれないほど方法があると思っています。

そのため、色々なことが経験できるエキサイトで挑戦を積み重ねながら、「具体的にどんな方法がいいのか?」「自分が得意なことは?」を模索しています。

ただ、入社した今は「エキサイトに貢献したい」想いが一番なので、"起業"という形にはこだわらなくなりました。

提供:エキサイト株式会社

6月には部内MVPを獲得

岡田さんは入社2カ月で、Life&Communications事業部全体のMVPに選出されました。

-----どのような部分が評価され、受賞に至ったのでしょう?

岡田さん:スピード感と当事者意識の2点だと考えています。

入社して以降、リモートワークがメインだったため、「リモートでのスピード感」が課題だったのですが、チーム内のコミュニケーションをスピーディーにするために、自ら率先して早いレスポンスを心がけていました。

また、新卒ならではの「新規ユーザー目線」も、当事者意識を育む貴重な要素だったと考えています。

どうしてもそのサービスに長く関わっていると、新鮮な視点でサービスを見ることができなくなってしまうと思いますが、僕は新卒として新規ユーザーの視点からサービスを見て「こうだったらいいのに」「ここがわかりにくい」など積極的に提案することができました。

-----それは新卒の強みでもありますよね。これからはどのような部分を磨いていきたいとお考えですか?

岡田さん:まだ「質の部分では新卒レベルから抜け出せていない」と思っているので、次はスピードを重視するだけでなく"質"を確実に上げていきたいです。

ここまでやってきて、やっと"質"を追い求められるようになったかな、と。

-----具体的には?

岡田さん:自分だけで判断し、出来ることを増やしたいです。

これまで「こうしようと思っていますが、どうですか?」とお伺いを立てていたことも、自分で判断できるようにして、このやりとりをなくす。

スピーディーに物事を進めるために、これまで資料などを完成させた直後に(上司確認のため)投げていたものを、あえて一日寝かせてからにする。

一日寝かせると、作成途中には気が付かなかった齟齬や、欠けている部分などを見つけることができるため、質を高めるためには重要なステップだと思っています。

提供:エキサイト株式会社

スピードと質で勝負していきたい

岡田さんは、部内MVPの次には、全社MVPを狙っているといいます。

-----最後に、今後の目標についてお聞かせください。

岡田さん:今後地元に貢献できる人材になるためにも、今は全力でエキサイトのサービス拡大に尽力していきたいです。

全社MVPを獲得するためには、やはり数値で結果を出していく必要があるので、目の前の目標をしっかりクリアしていけるよう、スピードと質で勝負していきたいですね。

提供:エキサイト株式会社

MVP獲得をひとつの"成長のきっかけ"として捉え、すでに次なる戦略を練り、立ち止まることなく走り続ける岡田さん。

認められた部分と、まだ不足している部分をしっかり自己分析できているからこそ、安堵することなくすぐにネクストアクションを起こすことができているのではないでしょうか。その冷静で前向きな姿勢は、同世代のビジネスパーソンに刺激と活力を与えてくれそうです。

出典元:エキサイト株式会社

出典元:エキサイトお悩み相談室

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