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行動し続けた人にこそ運が来る!リンクアンドモチベーション新入社員が“負けグセ”を克服した道のり

長澤まき

2021/08/27(最終更新日:2021/08/27)


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提供:株式会社リンクアンドモチベーション/川端陸生さん

自信を持ってキャリアを積み重ねるために「自分を変えたい」「もっと、前向きになりたい」と思っている若手ビジネスパーソンは少なくないのでは?

しかし、“自分を変える”のはなかなか難しいもの。自分を変えることに成功した若手ビジネスパーソンは、どのようなマインドを持って、どう行動したのでしょうか。

株式会社リンクアンドモチベーションの川端陸生さん(25)は、あと少しの本気を出せない“負けグセ”が付いていたそうですが、入社後のプロジェクトに「負けグセを断ち切りたい」と決意して取り組んだ結果、自分の弱みを克服することに成功。同プロジェクトで個人優勝を果たしました。

どうやって負けグセを克服したのか?その行動の源泉となった想いとは?川端さんに取材しました。

モチベーションを切り口に組織・個人を支援

株式会社リンクアンドモチベーションは、組織や個人が夢や生きがいによって、たくさんの意味を社会から汲み取っている状態、すなわち意味のあふれる社会の実現を目指し、“モチベーション”を切り口に組織や個人を支援。

同社の、従業員エンゲージメント向上サービス「モチベーションクラウド」は、株式会社アイ・ティ・アール(以下、ITR)が発行する市場調査レポート「ITR Market View:人材管理市場2021」において従業員エンゲージメント市場のベンダー別売上金額シェアで4年連続1位(2017~2020年度予測)を獲得しています。

自らの体験をもとに、組織変革を志す

川端さんは大学院を卒業後、今年4月に新卒社員として入社。

現在は、東日本の中小ベンチャー企業向けに組織人事領域のコンサルティングを行う部署に所属し、業務を学んでいる最中だといいます。

-----入社した経緯を教えてください。

川端さん:理系の院生だったこともあり、もともとは食品・飲料や製薬メーカーの研究職を中心に就職先を考えていたのですが、一足先に社会人になった友人たちから仕事に対するネガティブな話を聞くうちに「企業の組織状態を改善できたらいいのにな」と潜在的に考えるようになりました。

そうして“人・組織”を軸に就活を進める中で出会ったのが、エンゲージメント向上サービス「モチベーションクラウド」を展開するリンクアンドモチベーションです。

エンゲージメントの向上とともに業績が上がっている事例のデータ等を見せてもらい、「ここでなら、自分の潜在的な願望を叶えられるのではないか」「仕事を通して組織状態の良い会社をつくって、周りの人たちを幸せにしたい」という気持ちが強くなり、入社を決めました。

仕事を通して、“成果を出すチームが強いのではなくて、一致団結する真に強いチームこそが成果を出す”ということを証明したいと考えています。

新入社員38人の中で個人優勝

川端さんはこれまで、「トップにならなくても、2番手・3番手で十分だ」と考えていたため、肝心なところで踏ん張れず、掴みたいと思っていたものも掴めず、“80点の男”と呼ばれることもあったとか。

しかし、社会人になるにあたって「そんな自分を変えたい」と決意。

入社2カ月後に行われた新入社員(38人)が参加したセミナー誘致のインサイドセールスプロジェクトで、これまでの負けグセを断ち切ることに成功し、個人優勝を果たしました。

-----個人優勝したプロジェクトでは、結果を出すためにどのような工夫をしましたか?

川端さん:「モチベーションの公式(目標の魅力・達成の可能性・危機感)の要素分解」「セルフコントロール力」「自分の夢や願望への期待を集めることで覚悟を決め、基準を高めること」の3つです。

1つ目の“モチベーションの公式の要素分解”では、一つ前のプロジェクトで結果を出せなかった原因は目標設定の甘さにあったと考え、高い目標を具体的に設定するとともに、そこに到達するまでの一日ごとの小さな目標を設定することで目標達成までの道筋を具体化させました。

日ごとのマイルストーン(一日ごとの小さな目標、通過点)を設定したことは、プロジェクトを最後まで走り切る原動力をつくるという点においても効果があったと思います。

2つ目の“セルフコントロール力”は、過去や感情ではなく、未来や行動といった“変えられるもの”にエネルギーを注ぐことで、自分の状態をコントロールすること。

例えば、一日の仕事を前日に誘致に成功したお客様との会話から始めることで、仕事が上手くいった状態やお客様との信頼関係を再体験し、自信を持った状態で一日をスタートするようにしていました。

3つ目の工夫は、目標の実現に向けて周囲に日々の行動を宣言していました。

有言実行し続けることで周囲の期待が高まり、それが自らの覚悟を決める後押しになる。そうして決めた覚悟が、自身の行動の基準を一段高めることにつながりました。

提供:株式会社リンクアンドモチベーション

学びを自分なりに解釈し、行動に落とし込んだ

-----その3つの工夫はどこでどうやって学んだのですか?

川端さん:入社後に新入社員全体に配られた会社として大切にしている考えをまとめた冊子“DNA BOOK”や社内研修などから学びました。

-----新入社員全員が同じ研修を受け、同じ冊子を読んだ中で優勝できたのが凄いですね。何が周りとの差につながったと思いますか?

川端さん:教えてもらったことや書かれていたことを自分なりに解釈して考え方や行動に落とし込んだことが、同期の中でも一歩リードできた要因の一つではないかと思います。

一度行動してみることでそのアクションに対する納得感が生まれ、行動を長続きさせる好循環をつくることができました。

提供:株式会社リンクアンドモチベーション

「もう期待を裏切りたくない」が変化の源泉

-----自分を変えるのは難しいことだと思いますが、川端さんはなぜ変わることができたのですか?

川端さん:僕がリンクアンドモチベーションへの入社を決意した理由の一つに、「あと少しの本気を出せない自分を変えたい」という想いがありました。

しかし、入社後最初に参加したプロジェクトでは、いいところまで行ったものの結果が出せず…。あと少しの本気を出しきれないままの自分に「自分はまだ変われないのか」「今回も、自分自身に向き合いきれなかった」と落ち込みました。

しかし、そんな自分にも期待してくれている人がたくさんいます。

もうその期待を裏切りたくないと考え、「次の1回で本気になれなかったら、ずっと本気になれないのではないか」という想いをバネに、「やるか、やらないか」ではなく、「やるか、絶対やるか」というマインドで仕事に取り組むことができました。

また、自分の「組織を変えたい」「強い成果を出すチームを作りたい」というビジョンを実現するためにも、まずは僕自身が“変われた”ということを証明したいという想いも原動力になりました。

-----これまでと違う行動をすることに、勇気や気力が必要ではありませんでしたか?

川端さん:勇気はいりましたが、勇気のあるなしというよりは、「やらないと始まらない」「アクションを起こさないと、自分が掴み取りたいものを掴めない。夢を成し遂げられない」と考えて行動しました。

よく、「運も実力のうち」と言いますが、その通りだと思います。「行動し続けた人にこそ運が来る」と考えて、「とにかくやる」と行動に落とし込むことを徹底しました。

提供:株式会社リンクアンドモチベーション

「やらない後悔より、やる後悔」

-----「自分に自信が持てない」「自分を変えたい」と思っている同世代に向けて、メッセージをいただけますか?

川端さん:僕は「やらない後悔より、やる後悔」という言葉を座右の銘にしています。

人は変わらないことで得られるものと失うものがあるし、変わることでも得られるものと失うものがあると思いますが、僕は“自分が変われないことで失うもの=人からの期待や信頼”、“変わることで得られるもの=本気になることで掴み取れる未来”だと考えました。

もしかすると、せっかくがんばって自分を変えたのに結果が付いてこないこともあるかもしれません。しかし、本気で取り組むことを続ければ、きっといつか自分の成長を実感できるでしょうし、その変化は周囲にも伝わるはずです。

最後になりますが、僕の話を聞いた同世代の方に「少しでも、今日から変わろう」と思っていただけたらとても嬉しいです。

僕もまだ変わり続けている最中なので、皆さんと一緒に“変わる”ために並走していきたいと思います。一緒に変わっていきましょう。

提供:株式会社リンクアンドモチベーション

「もう、人からの期待を裏切りたくない」という想いのもと、学びを行動に移したことで、負けグセや弱みを克服することができた川端さん。“あと一歩”を踏み出すことで、人はこんなにも成長できるのかと驚かされました。

情報があふれる現代。周りを見渡してみると、ビジネス書やセミナー、Web等で公開されている有識者の考え方や行動指針など、成長につながる“学び”はたくさんあるはず。「変わりたい!」という想いがあるのなら、その“学び”を一つずつ着実に行動に移してみてはいかがでしょうか。

出典元:リンクアンドモチベーション
出典元:モチベーションクラウド

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