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速達の出し方は?速達表示の仕方・日数・料金・送り方の注意点までまとめて紹介

U-NOTE編集部

2021/08/18(最終更新日:2024/04/30)


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速達の出し方や届くまでの日数がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、速達で送れるものや届くまでにかかる日数、料金、速達を送る際の注意点などを詳しくご紹介します。

速達で荷物を送ろうとしている人は、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 封筒や手紙などの郵便物を速達で送る方法
  • 速達を出す際の5つの注意点
  • 知っておきたい速達以外の郵送方法

 

速達とは?普通郵便との違い

荷物を急いで送りたい人におすすめの配送方法が「速達」です。

配送場所にもよりますが、普通郵便の場合「1日〜2日後」には、荷物が相手のもとに届きます。しかし、普通郵便の配送日数は、休日を挟んでいるのか・午前と午後のどちらに荷物を出したか・天候の影響などによって変動します。

そのため、確実に早く荷物を送りたい人は速達で送りましょう。

普通郵便で送った場合の日数の目安を知りたい人は郵便局の「お届け日数を調べる」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

速達は何日程度で届くの?日曜日・祝日も配達される?

では、速達はどのくらいの日数で相手のもとに届くのでしょうか。

速達は一部の離島を除くと、翌日には配送が完了するようになっています。

また、同じ都道府県の場合は、午後に荷物を出した場合でも翌日の午前中に届きます。

土曜日や日曜日、祝日の場合でも速達は配送されるので、日曜日を挟んでいてもすぐに送れるのがポイントです。

 

速達で送れるもの一覧

速達は早くに配送が完了するため便利ではありますが、全ての配送物を速達で送れるわけではないことに注意が必要です。

速達で送れるものの一覧は以下の通りです。

速達で送れるもの一覧
  • 定形郵便
  • 定形外郵便
  • ミニレター
  • 葉書
  • 第三種郵便
  • 第四種郵便
  • ゆうメール
  • 心身障がい者用ゆうメール

逆に、速達で送れないものは、スマートレター・ゆうパケット・クリックポストです。

速達で送りたい場合は、速達で送れるサービスを利用することをおすすめします。

 

簡易書留や書類を速達を出す際の料金

簡易書留や書類を速達を出す際の料金はどの程度なのでしょうか。

速達の料金は、郵便物の重さによって異なる「郵便料金」に「速達料金」を足した値段になります。

速達料金の値段一覧
  • +290円(〜250g)
  • +390円(250g〜1kg)
  • +660円(1kg〜4kg)

ゆうメールの場合は、速達料金は+330円になります。

正確な料金を知りたい人は、郵便局の「国内の料金計算」を参考にしてください。

郵便局で出す場合は、切手を貼って持っていっても、その場で払っても大丈夫です。

 

封筒や手紙などの郵便物を速達で送る方法・出し方

では、郵便物を速達で送るためには、どのような手続きが必要なのでしょうか。

以下では、速達で郵便物を送る方法をステップに分けてご紹介します。

 

SETP1.郵便物に赤い線を入れて速達表示をする

ポストに投函して速達を出す場合は、切手を貼るだけでは不十分です。

速達で荷物を送る意思が伝わるように「赤い線」を入れる必要があります。

赤い線は、封筒の郵便番号の書くところの上に引きましょう。

線の長さは、横40mm以上で太さは3mm以上が望ましいです。

線の途中に「――速達――」と書くと、速達の郵便物であることがわかります。

また、郵便局で速達の依頼をする際には、郵便局にある「速達スタンプ」を押すだけで速達の依頼ができます。赤い線を手書きする必要はないので、郵便局で出すほうが簡単かもしれません。

 

SETP2.ポスト・郵便窓口に投函する

封筒に赤い線や赤いスタンプを入れた後は、ポストや郵便局に投函しましょう。

ポストに投函した場合、料金が足りないと料金不足で相手のもとに送れない可能性があります。

速達を送り慣れていない場合はミスをしてしまうことも。確実に早く届けるためには、郵便局の窓口を利用することをおすすめします。

「仕事があるから郵便局に行く時間がないよ」という人もいるのではないでしょうか。郵便局の中には、19時まで空いている郵便局や、深夜も受け付けているところもあります。

郵便窓口・金融窓口の営業時間」を知りたい人は、郵便局のサイトからご確認ください。

 

速達を出す際の5つの注意点

以下では速達を出す際の注意点を5つ詳しくご紹介します。

速達を利用しようと思っている人はぜひ参考にしてくださいね。

 

注意点1.コンビニでは速達は出せない

じつは、コンビニでは速達を出せません。

コンビニで宅配物を出せるイメージがある人も多いのではないでしょうか。コンビニのレジで宅配便を依頼できますが、速達は出せません。

コンビニの店外にポストがある場合は、赤い線を引いてからポストに入れると速達として出せます。

速達の出し方について相談したい場合は、郵便局に行く必要があることを覚えておきましょう。

 

注意点2.手渡しで配送されないこともある

速達は、手渡しで配送されないこともあるので気をつけましょう。

速達の郵便物は基本的には手渡しで渡されます。しかし、相手が目的の住所にいない場合は郵便受けに入れられることがほとんどです。

相手に手渡しする必要がある必要がある場合は「書留」で送りましょう。書留は相手に確実に手渡ししてくれるサービスで、「速達」のサービスと併用して使えます。

 

注意点3.ポスト投函できない郵便物もある

ポスト投函できない郵便物もあるため注意しましょう。

速達や書留などは、郵便物を送る際のオプションサービスになります。

使うサービスが速達のみの場合は、ポスト投函で速達サービスが使えます。しかし、上記でご紹介した「書留」サービスを併用して使う場合は、ポスト投函では差し出しができません。

大事な書類を送る際は、郵便局に持って行き荷物を送るようにすることをおすすめします。

 

注意点4.ポストに投函する場合は収集時間に注意する

ポストに投函する場合は収集時間に注意する必要があります。

ポストにある収集時間をチェックして入れないと、速達で書類を出したはずなのに、なかなか相手に書類が届かない可能性があります。

ポストの回収時間が平日12時にしかない場合、12日の15時に出した配達物は、13日の12時以降にようやく配達されます。

つまり、12日に出した配達物が14日にならないと配達されない可能性があるので注意しておきましょう。

ポストの収集時間を知りたい人は「ポストマップ」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

注意点5.速達料金の不足がないようにする

速達料金は、不足がないようにする必要があります。

料金が不足している場合、郵便を出した人に戻されるもしくは相手が不足分を払うことになります。就活や取引先に、不足した料金を支払わせてしまうと悪印象を抱かせてしまう可能性が高いです。

もし、速達を出してしまってから料金が不足していることに気がついたら、管轄の郵便局に連絡をしましょう。郵便局に追加料金を支払うことで、相手に不足料金を支払わせずに届けられます。

 

速達は就活で使ってもいいの?

「速達は就活で使ってもいいの?失礼ではないの?」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

実際、就活の書類を速達で送ることには問題ありません。また、速達で送る必要もないので、余裕があるときは、速達をつけずに送りましょう。
 

 

知っておきたい速達以外の郵送方法

郵便局で配達物を送る際、速達以外にも様々なオプションサービスがあります。

以下では、知っておきたい速達以外の郵送方法をご紹介します。

「超特急郵便」「書留」などの意外と知られていないサービスをチェックして、必要に応じて活用してみましょう。

 

新特急郵便

「速達では期限までに書類を送れそうにない……」と焦っている人もいるのではないでしょうか。

速達よりも素早く送れる「新特急郵便」は、利用できる地域が限られていますが、出した荷物がその日中に届くサービスです。

新特急郵便の利用可能地域は以下の通りです。

新特急郵便の利用可能地域

  • 札幌市内(南区の一部を除く)
  • 東京都区内
  • 名古屋市内
  • 大阪市内
  • 福岡市内(島しょを除く)

超特急郵便は郵便料金に「834円」足した金額になります。

また、「荷物のサイズ」「事前の登録」「継続の利用」などの条件があるので、「超特急郵便」を利用したい人は条件に当てはまっているか確認してみましょう。

>>「超特急郵便」の公式サイト


書留(一般書留・簡易書留)

「大事な書類なので、相手に確実に届いたことを知りたい」「大切なものなので壊れたときに保証してほしい」人におすすめなのが「書留(かきとめ)」です。

書留は、荷物を出した瞬間から相手のもとに届くまでの送達過程が記録されています。そのため、「今どこに荷物があるのかな……」と思ったときに、自分の荷物の居場所を「個別番号検索」で簡単に検索できます。

また、土曜日・日曜日・休日の配達サービスや、再配達なども行ってくれます。

書留には、以下の3つの種類があります。

書留の3つの種類

  • 一般書留
  • 現金書留
  • 簡易書留

現金書留は、日本郵便で唯一現金を送る際に使用できるサービスです。郵便法により、現金を普通郵便で送るのはNG。知らなかったでは済ませれないものなので、現金を送る場合は「現金書留」を使用しましょう。

一般書留・現金書留は基本料金に+435円を払うことでサービスを利用できます。一般書留の損害要償額は10万円、現金書留の損害要償額は1万円です。お金を払うことで損害要障の上限をアップでき、一般書留は500万円まで、現金書留は上限を50万円まで設定できます。

簡易書留は一般書留の簡易版で、料金が+320円と安いところが特徴です。損害要償額は5万円までなので、「何かあったときのために一応備えておこうかな」と用心深く考える人におすすめです。

>>「書留」の公式サイト

 

特定記録

「今どこに荷物があるのか」だけを知りたい場合は「特定記録」がおすすめです。

書留と違い特定記録は、日曜・祝休日の配送はされず、損害賠償もありません。また、手渡しで荷物が渡されるわけではなく、郵便受けに配達されることにも注意しましょう。

特定記録は、郵便物・ゆうメールの基本料金に+160円でサービスを利用できるので、書留と比べて安価なのが特徴です。

なるべく早く、安く、確実に送りたいけれど、補償がなくてもいい人は、日曜・祝休日でも配送される速達と併用することをおすすめします。

>>「特定記録」の公式サイト


引受時刻証明・配達証明・内容証明

配達したことを「記録」として残しておきたい人は、引受時刻証明・配達証明・内容証明のサービスがおすすめです。

引受時刻証明・配達証明・内容証明のサービスは、一般書留と併用する必要があります。

それぞれのサービスの値段は以下の通りです。

引受時刻証明・配達証明・内容証明の金額

  • 引受時刻証明:+320円
  • 配達証明:+320円
  • 内容証明の金額:+440円

引受時刻証明は、荷物を郵便局に出した時間を証明してくれるサービスです。また配達証明は配達したことを証明してくれます。差出後に、配達証明を申し込むことも可能ですが、その場合は「+440円」になります。

内容証明は、いつ・誰が・誰に・どのような内容の文書を送ったことを証明してくれるサービスです。

送った・送っていないの争いに発展しそうな内容の文書を送る際は、上記のサービスを使うことで「証拠」として残してみてはいかがでしょうか。

配達指定

「特定の日に荷物を届けてほしい」という人は「配達指定」がおすすめです。

配達指定は、指定日が平日の場合は+32円、日曜・休日の場合は+210円で利用できます。ゆうメールの場合、+52円で利用可能です。

「友達の誕生日に届けたい」「相手が日曜しか家にいない」という人は、ぜひ「配達指定」のサービスを使ってみてくださいね。

レターパックプラス・レターパックライト

全国一律料金で使用できる「レターパック」を使っとことがある人も多いのではないでしょうか。

レターパックとは、縦340mm×横248mmのA4ファイルサイズのパックのことで、4kg以内のものを配送できます。レターパックは、追跡サービスや土曜日・日曜日・休日などの配送サービスが追加料金無しで使用できるところが魅力的です。

レターパックには、「レターパックプラス」「レターパックライト」の2種類あります。

レターパックプラスとレターパックライトの違いは、ライトは「3cm」と厚さの指定があるのに対して、プラスには厚さの指定がありません。

また、ライトは「郵便受け」に配達され、プラスは「対面」で渡してもらえるという違いがあります。

サービスが豊富なレターパックプラスは520円ですが、レターパックライトは370円でプラスよりも安価なのが特徴です。

安く送りたい人は「レターパックライト」を、対面で渡して欲しい人や厚さを気にせず荷物を送りたい人は「レターパックプラス」を使ってみてはいかがでしょうか。

 

速達の出し方が不安な場合は窓口に相談しよう

本記事のまとめ
  • 速達はなるべく早く荷物を送りたい人におすすめのサービス
  • 速達は土日祝でも配送され、ほとんどの荷物は翌日には配送完了される
  • 手渡しで配送されない・ポスト投函できない荷物があることに注意

本記事では、速達の出し方や日数、料金、送るときの注意点、他のサービスなどを詳しくご紹介しました。

本記事でご紹介したように様々なサービスがあるので、自分の都合にあった使い方をすることをおすすめします。

本記事を参考に、速達で郵便を素早く送ってみてはいかがでしょうか。

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