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26歳・第二新卒で経営企画に挑戦!マイネット若手社員が信じる、理想の自分に辿り着くための最短ルート

白井恵里子

2021/08/10(最終更新日:2021/08/10)


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石谷晃祐さん/提供:株式会社マイネット

「こんな人材になりたい」「これは絶対に成し遂げたい」と明確な目標ができた時、そのゴールに辿り着くための計画の立て方は人それぞれ。目標が高ければ高いほど、そこに到達するまでの道のりも険しくなりますが、あなたが思う、一番大切な要素は何ですか?

「長期的な目標を見据えて、それに必要な経験を積むため今の業務に注力しています」今年1月に第二新卒として株式会社マイネットへ入社した石谷晃祐さん(26)は、この若さで経営企画を担当。全社の事業管理や投資案件などにおいて、いくつもの事業の全体像を把握しなければならない立場にあります。

彼はなぜ、第二新卒で経営企画という重責に挑戦することにしたのでしょうか。石谷さんを取材しました。

100年企業を目指し、複数事業での成長を実現

株式会社マイネットは、「会いたい時に会いたい人に会える社会の実現」をビジョンとして掲げ、オンライン化が進む社会の中で、人と人の"繋がり"に関わるサービスを展開してきました。

今年7月には創業15周年を迎え、ゲームサービス事業とスポーツDX事業の2軸を中心に事業を展開。注力中の新規事業としてスポーツDX事業を立ち上げ、クラブ運営DXやファンタジースポーツといったスポーツ分野における事業も積極的に推進しています。

また、創業当時から新卒採用を継続しており、若手登用の文化があります。なかには27歳で取締役に就任したメンバーも在籍。若手が活躍する土台作りにも注力しています。

提供:株式会社マイネット

事業会社の経営に携わりたい

石谷さんは、2020年4月にアマゾンジャパン合同会社へ新卒入社。法人出品者に向けたコンサルティング業務を担当していました。

その後、今年1月にマイネットへ入社し、企業戦略のメンバーとして全社の予算策定などに貢献しながら、M&A案件などにも積極的に関わっています。

-----マイネットへ転職した経緯について教えていただけますでしょうか。

石谷さん:前職ではAmazonという特定のチャネルの売り上げを伸ばすためのコンサルティング業務を担当していたことから、「もっと広い領域で、全社に対してインパクトのある仕事がしたい」という想いが膨らみ、転職を考えるようになりました。

そんな中、マイネットの最年少取締役にSNSで出会いました。社会人2年目の段階で、東証一部上場企業の経営企画領域に携わる機会はなかなかなく、「ここでなら、すぐに全社戦略の実行まで関わることができる」と思って入社を決めました。

-----経営企画や企業戦略と聞くと、ビジネス経験豊富なベテラン人材を思い浮かべますよね。

石谷さん:そうですよね。でも、マイネットの経営企画はほとんどのメンバーが20代です。

第二新卒で入った自分も、予算策定業務を主導したり、投資・M&A案件に中心メンバーとして携わったりと、非常に貴重な経験を積めていると思っています。

-----もともと経営に興味があったのですか?

石谷さん:実は大学時代、先輩に誘われたことがきっかけで、専門業を営む中小企業の経営コンサルティングを手伝っていたことがあります。

業界の専門知識と経営の知識は全く別物なので、私たちは経営観点でアドバイスしていました。この経験が、経営に興味を持った原体験です。

その上で、アドバイスをするだけではなく、実際に事業を運営し、経営を担う立場になりたいと思いました。

提供:株式会社マイネット

入社半年で予算策定業務を主導

第二新卒で企画経営に挑戦。石谷さんにとってチャレンジングな転職でしたが、だからこそやりがいも大きいといいます。

-----実際に入社してみて、最も印象に残っている仕事は何ですか?

石谷さん:21年度下期の予算策定業務ですね。入社して半年の立場でありながら、事業計画を一つひとつ精査して全社の予算を主導的にまとめました。

この仕事では、事業全体を理解しつつ、各部署と密接にコミュニケーションを取って現場の温度感を測っていく必要がありました。

相手の意図を汲み取って、それをしっかり予算に落とし込んでいく業務は非常に難しかったので、最も印象に残っています。

「事業の全体像を1枚の紙に描き出す」

-----若手であれば誰でも、力不足や経験不足を感じることがあると思います。石谷さんにもそういった瞬間はありますか?

石谷さん:はい、特に投資・M&A案件では、これまでほぼ触れてこなかった「法務」「税務」「財務」など、未経験分野のオンパレードなので、力不足を感じる場面は多いですね。

でも、社会人歴2年目なので、分からないことがあるのは当然。ひとつひとつ周りの力も借りながら、知識のインプットや経験を増やしています。分からないことを素直に質問できるのは、若手のメリットでもあると思っています。

-----想像しただけでも大変そうですが…それを乗り越えるためにはどのような力が必要だと思いますか?

石谷さん:短期間で物事を吸収できる力が必要だと思います。

投資にしてもM&Aにしても、相手のビジネスを理解することがスタート。そのためには情報の取捨選択が重要です。

具体的に私がやっていることは、「事業の全体像を1枚の紙に描き出す」ことです。「1枚の紙」という制約があるので、必要な情報のみをピックアップして記載することになります。これによって、重要な情報だけが残るんです。細部ではなく、大枠を、そして大切なポイントを理解することが目的なので、素早く事業内容をインプットする際はいつもこの手法を使っています。

提供:株式会社マイネット

起業や事業成長に貢献できる人材へ

-----キャリアにおける今後の目標をお聞かせいただけますでしょうか。

石谷さん:短期的には、投資・M&A案件をプロジェクトマネージャーとして推進できるようになることと、より社内の事業戦略にも深く関わっていくことです。

長期的には、起業したり、スタートアップ企業で事業成長に貢献できたりするような人材になりたいです。今は、そのために必要な経験として、目の前の業務に精一杯臨んでいます。

提供:株式会社マイネット

大学時代に先輩から誘われたことがきっかけで、経営に興味を持ち始めた石谷さん。実際に最前線で経営企画に携わることで学ぶものは非常に多いと話してくれました。

26歳という若さで経営企画を担っている力強い彼の姿は、「長期的な目標を見据え、そのために必要な経験を得られる場所に身を置く」という積極的な判断をし続けた結果なのです。

キャリアの選択肢が広がりつつある昨今、"積極的に動くこと"が理想の自分へと近づく近道となるのかもしれませんね。

出典元:株式会社マイネット

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