哲学的なことを考えるのが好きでも、「本格的に哲学を学んだことはない」という人も多いのではないでしょうか。哲学で教養を深め、それを仕事にも活かしていくことができたら…と思い立ったとしても、なかなか一人で哲学書を読み込み理解するのは難しいかもしれません。
株式会社エヌエイチケイ文化センターは8月21日(土)より、全3回にわたってオンライン講座「新書で読む現代思想」を開催します。
哲学の予備知識は不要。幅広く教養を深めながら、現代社会のさまざまな問題を自分の頭で考え、表現していく能力を身につけることを目的としています。
若手哲学者・岩内章太郎さんが講師
講師は、新進気鋭の若手哲学者・岩内章太郎さん。マルクス・ガブリエルら新時代の哲学(現代実在論)を明快に解説する『新しい哲学の教科書:現代実在論入門』(講談社選書メチエ)でデビューしたことで知られています。
この講座では、『はじめての言語ゲーム』(橋爪大三郎氏)、『私とは何か』(平野啓一郎氏)、『人新世の「資本論」』(斎藤幸平氏)を取りあげ、月に1冊のペースで読んでいくといいます。
どれも比較的読みやすい新書なので、「どの本を手に取ればよいかわからない」という初心者にもぴったりではないでしょうか。
考えや意見を交換する場も
各回、講師が重要箇所のレジメを作成。それに基づき参加者たちが考えや意見を交換して、多様なものの見方を学ぶのだそう。(聴講のみも可)
一人では読み進められなかった書籍でも、他の参加者と一緒なら実現できるかもしれません。
月に1回というペースも、忙しいビジネスパーソンにぴったり。指定書籍を読みながら、「この点について意見してみよう」「他の人はどういう考えを持つかな?」と想いを巡らせることで、自分の頭で考え表現していくスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
受講形態:オンライン
日時:8月21日(土)/9月18日(土)/10月16日(土)15:30~17:30
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 1万890円(税込)
主催:NHK文化センターオンライン事業部
※申込方法等の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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