HOMECareer Runners 第二新卒で"ひとり広報"へ!マッスルデリ若手社員が、常にゼロからの挑戦を楽しめる理由

第二新卒で"ひとり広報"へ!マッスルデリ若手社員が、常にゼロからの挑戦を楽しめる理由

白井恵里子

2021/08/05(最終更新日:2021/08/05)


このエントリーをはてなブックマークに追加

藤澤華子さん/提供:株式会社Muscle Deli

好奇心旺盛な若手ビジネスパーソンの中には「新しいことに挑戦したい」「未経験分野に飛び込みたい」と、これまでの業界や職種とは全く異なる分野に転向したいと思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、転向した先で、手取り足取りその分野について教えてくれる人がいるとも限りません。そんな時はどのようなスタートを切れば、楽しく新しい仕事に取り組むことができるのでしょうか。

株式会社Muscle Deliで広報業務を務める藤澤華子さん(24)は、2020年9月に同社へ転職。

これまで広報業務の経験は皆無だったという彼女は、なぜ新しい分野へ挑戦しようと思ったのでしょうか?また、ゼロからの挑戦を楽しみながらキャリアを切り拓いていくために、どのような工夫を行っているのでしょうか。藤澤さんを取材しました。

からだづくりを食でサポートする「Muscle Deli」

株式会社Muscle Deliは、からだづくりを食でサポートすべく、ボディメイクフードサブスクリプション事業「Muscle Deli」を展開しています。

ボディメイクやダイエットに取り組む人に最適な栄養バランスかつ高タンパク低カロリーな食事をランダムに届けており、健康志向の高いビジネスパーソンにも人気のサービスだといいます。

今年6月には、自分の好みやこだわり、目標とする栄養価にあわせたメニューを選べるカスタムミールプランをスタート。「魚不足なので魚メニューだけ注文したい」「苦手な味のものがあったので次回から省きたい」「アレルギーがあるので、それ以外のものだけ注文したい」などのパーソナルなニーズに応えることができるようになりました。

「食べログ」の広告営業から一転、ひとり広報に

藤澤さんは、株式会社カカクコムに新卒入社後、グルメサイト「食べログ」の広告営業を担当していました。

その後、2020年9月に株式会社Muscle Deliへ広報担当者として入社。"ひとり広報"として、ゼロから広報・PR活動に挑戦しているといいます。

-----なぜMuscle Deliへ転職しようと思われたのですか?

藤澤さん:前職では食品メーカーとコラボして商品開発を行ったり、映画などの作品と連携したイベントを企画・運営したりと、自分のアイデアをベースにクライアントのサービスや商品を広めていく仕事をしていました。

そうした業務のなかで"サービスや商品を広めることの楽しさ"を噛みしめていたのですが、いずれもスポットの案件だったため、その企画によってサービスや商品の売上にどう影響したのか?といったところまでなかなか見ることはできなかったんです。

「ひとつのサービスや商品に絞って、その良さを広めていく仕事がしたい」「もう少し自分の業務の幅を広げたい」そう漠然と思い始めていた時に、ビジネス系SNSでMuscle Deliの求人を見つけたことが転職のきっかけでした。

自分自身が万年ダイエッターだったので、「しっかり食べて健康的に理想とする身体に近づく」というMuscle Deliの考え方に共感したことも大きかったです。

-----もともと「広報」を希望されて転職したのですか?

藤澤さん:そうですね、Muscle Deliでは「広報」の枠で面談を受けて入社しました。

「各方面とコミュニケーションを図りながらサービスや商品を広める」という観点では前職と通ずるものがありましたし、新しい分野にトライしようと思った時に目に留まったのが広報だったんです。

提供:株式会社Muscle Deli

「横のつながり」をつくることに注力

このような経緯で"ひとり広報"を始めた藤澤さん。当然ながら難しい局面もあるといいますが、とても楽しそうな姿が印象的です。

-----前職のプロモーション活動や、広報として未経験からスタートすることなど、「ゼロからアイデアを形にしていく」ために意識していることなどはありますか?

藤澤さん:国内外問わず、とにかくいろんな情報を見るようにしています。

海外のサイトなどでも、面白いPR企画などを見つけたら「これやってみたい!」と思いますし、電車の中の広告ひとつとっても、「これってどういう意図でこのような構成なんだろう?」という視点で観ることも多いですね。

日常生活の中で常にアンテナを張っていることが、ゼロベースでアイデアを形にしていくことに役立っているのではないかと思います。

-----広報として仕事を始めてから、少なからず力不足や経験不足を感じることもあるのではないでしょうか。そういった時、起こしてよかった行動などがありましたら教えてください。

藤澤さん:社内で他に広報担当者がいるわけではなく、手取り足取り教えてもらえる環境でもないので、とにかく「横のつながり」をつくることに注力しています!

主にSNSを活用して、いろんなレイヤーの人たちと話をして情報収集。そうして入手した情報を自分なりにカスタマイズして、「自分の仕事にはどう活かせるか」を考えて実践に落とし込んでいます。

壁にぶつかることも多いですが、その都度いろんな人の意見や社外の情報を参考にしているので、そういった活動も含めて楽しめていると思いますね。

-----横のつながりを意識するようになって、やはり変化はありましたか?

藤澤さん:そうですね。そういった活動を積極的に行っていると、自分と同じように横のつながりを大切にしている人に多く出会うんです。

「その人たちから情報をもらっているだけではなく、もっと自分も還元できるようになりたい!」と思うようになったことが大きいと思います。仕事をしながら「他の広報担当者に共有したら喜んでもらえるんじゃないか」と思えることを自ら探すようになりました。

提供:株式会社Muscle Deli

Muscle Deliのサービスをもっと広めたい

常にアンテナを張って街中でヒントを探したり、横のつながりを積極的につくったりと、情報収集に勤しむ藤澤さん。ゼロからアイデアを生み出し形にしていくことは簡単なことではありませんが、そういった姿勢を大切にしているからこそ、"楽しく"新しい挑戦ができているのではないでしょうか。

-----最後に、キャリアにおける今後の目標についてお聞かせください。

藤澤さん:少し前までは食事の方法として「外食」と「家で料理する」の2択が有力だったと思うのですが、最近はデリバリーやテイクアウトなどが一気に広がり、新しい定番となりつつあります。

同じようにMuscle Deliもダイエット領域で新しい定番になりたいと考えているんです。

今、「理想的な身体になりたい」「ダイエットしたい」と思った時、真っ先に上がるのが「食事を控える」や「運動する」といった方法。そこに、食事をサブスクするというMuscle Deliのサービスを新しい手法として定着化させたいと思っています。

そのために広報担当者としてできることをもっと増やしていきたいです!

提供:株式会社Muscle Deli

未経験の領域で新しいチャレンジをしたいと思っている人は、「まずはそこに飛び込んでみる」「自分なりの情報収集策を取り入れて自分の仕事に活かす」といった彼女の取り組みを参考にしてみてはいかがでしょうか。きっと、楽しみながら自分の可能性を広げることができるはずです。

出典元:株式会社Muscle Deli

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード