仕事で英語を使っている人はもちろんのこと、社会人の基礎スキルとして「英語をマスターしたい」と思っている人も多いでしょう。
でも、数ある英語学習方法から自分に合うものを見つけられなかったり、スピーキングやリスニングなど何から始めればよいのかわからなかったり、慣れない社会人生活で、なかなか英語学習のための時間を確保できない人もいるのでは。
そんなとき気になるのは、「他のみんなはどうしてるの?」ということではありませんか?
株式会社ビズヒッツは、社会人になってから英語を勉強した男女500人を対象に「おすすめの英語勉強方法に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しています。学習方法の参考にしてみてはいかがでしょうか。
英語学習を始めたきっかけは「仕事で必要になった」がダントツ
まず、社会人が改めて「英語の勉強をしたい」と思うきっかけは何でしょうか?
ダントツの1位は、「仕事で必要になった」とのこと。3位の「昇進・キャリアアップのため」や、9位の「転職するため」を含めると、仕事のために英語学習を始める人が多いのがわかります。
具体的には、「海外の取引先とやり取りすることになった」「外国人を接客をする機会が増えた」「転職して仕事で海外に行く機会が増えた」という回答が寄せられたとか。
外国人との接客が多いのは、「接客・宿泊業」のみならず、「外資系企業」「商社」「メーカー」「福祉」「医療」「教育」など、様々な業種の人に該当。
通訳の人がいるからと安心してもいられません。通訳が体調を崩して急遽対応せざるをえなくなったケースもあり、いざというとき英語ができないと、対応に苦労することも。
効果があったおすすめの英語勉強方法、1位は「語学系アプリの活用」
英語が話せれば仕事の幅も広がるでしょうし、キャリアアップや転職のチャンスになるのは言わずもがな。では、いざ英語を勉強しよう!と思ったとき、次に困るのがその手段ではないでしょうか。
英会話スクールや学習アプリなど、英語を勉強する方法がたくさんあり、何を選ぶべきか迷ってしまいます。
「効果があったおすすめの英語勉強方法」を聞いたところ、回答は以下のとおりに。
1位は「語学系アプリの活用」という結果に。「スタディサプリENGLISHでリスニング力が飛躍的にアップ」「語彙力に関してはmikanが最もよかった」「Duolingoは繰り返し反復練習なので、反射的に英語で表現する力を養える」といった声が寄せられています。
「Duolingo」「スタディサプリEnglish」「mikan」「iKnow」「Lingvist」や、NHKの語学アプリなどの名が挙がり、アプリであれば、スキマ時間を勉強に活用できるほか、短時間で勉強できるなど、忙しいビジネスパーソンにとっては効率的、かつ学習を継続しやすいようです。
2位以下は「参考書・問題集で勉強」「英語の映画・ドラマを観る」と続き、社会人を対象にした調査のためか、英会話スクールやオンラインスクールの受講よりも、独学で勉強している人が多い印象とか。
とにかく書いて覚えるタイプの人は問題集を使ったり、忙しいときはPodcastで英語のニュースを聞いたり、YouTubeで語学系の動画を観たりと、工夫しているようです。1つの学習法に決めずに、複数の方法を効率的に取り入れるのも手かもしれません。
【調査概要】
調査対象:社会人になってから英語を勉強した人
調査日:6月9日(水)~20日(日)
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性307人/男性193人)
そのほかの詳細についてはプレスリリースをご覧ください。調査結果を参考に、あなたに合った学習法が見つかるとよいですね。
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