今の世の中、「全然疲れていない!」と胸を張れるビジネスパーソンは珍しいでしょう。誰でも多少なりとも疲れやストレスを抱えているに違いありません。
自身の“疲れ”と向き合い、上手に付き合い解消していくのは、ビジネスパーソンに必要なスキルの1つといっても過言ではなく、そのためのヒントが見つかるかもしれない書籍が登場しました。
株式会社クロスメディア・パブリッシングは7月2日(金) 、現役精神科医で禅僧の川野泰周さんによる書籍「精神科医がすすめる 疲れにくい生き方」を刊行しました。
疲れは身体からのSOSのサイン
ネガティブにとらえられがちな“疲れ”ですが、実は“痛み”や“発熱”と並ぶ身体のアラームで、実は貴重なSOSのサインだそうです。同書ではその“疲れ”とどう向き合っていけばいいのかという観点から、心身の疲れの適切な対処法を教えてくれるそうです。
最近疲れがたまっているな…とか、いつもの疲れ方と違うな…と思ったら、それは身体からのサイン。せっかく身体が声を上げてくれているのですから、その声を聞き適切に対処することで、もしかしたら“軽症”で済むかもしれませんね。そのための対処法があればぜひ知りたいと思うでしょう。
現代人を悩ます心の疲れと脳の疲れ。そのメカニズムを知ろう!
身体を休ませるだけでは回復しない心の疲れ
職場の人間関係で悩んでいる人や、ノルマに追われてプレッシャーを感じている人、上司や取引先で理不尽なことを言われ八方塞がりの人など、さまざまな状況の人がいるでしょう。
同書によると、このような原因で疲れている場合、ただ身体を休ませるだけでは完全な回復は見込めないとか。この場合の正しい解消法は、心理的な要因を理解することだといいます。
心の疲れのメカニズムについて知り、疲れの正しい解消法を学ぶことが先決です。心の疲れに対する具体的な対処法を知ることで、心が少しでも軽くなるといいですね。
テレワークの普及で増える脳の疲れ
また、テレワークが普及し、仕事とプライベートの境い目が曖昧になり、多くの人の脳のスイッチが常に「オン」の状態になっているとも。
自覚しているかどうかは人それぞれでしょうが、脳のスイッチが「オフ」にならないと自律神経が乱れ、胃の不調、頭痛、不眠などの症状として現れるそうです。同書は、そんな脳のスイッチのオンオフの切り替え方法にも言及するとしています。
原因不明のだるさや不眠、おなかの調子が悪い、頭が痛いなどといった症状は、実は脳が疲れているからかもしれません。同書を参考に、心の疲れも脳の疲れも上手に解消してみてはいかがでしょうか。
【目次】
はじめに
第1章 疲れには3種類ある
第2章 疲れの処方箋
第3章 次世代型の疲れとは
第4章 自己肯定感を高める
第5章 疲れにくい1日の実践
おわりに
著者紹介など、同書の詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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