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自分で勉強、してますか?6月第3週「新社会人におすすめのビジネス書籍」5選

白井恵里子

2021/06/21(最終更新日:2021/06/21)


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イメージ画像/AdobeStock

4月に始まった研修を終えてそろそろ実務へ…という新社会人も多いでしょう。現場に出ると、分からないことがほとんど。先輩や上司に質問したいことも山積みですが、自分で勉強して解決できることもあるのではないでしょうか。

この記事では、U-NOTEが6月第3週に伝えた「新社会人におすすめのビジネス書籍」を5つ取り上げて紹介します。自分で積極的に学ぶことで、「ここについての理解も足りていなかったな…」など新しい気付きが得られることも。明日からの仕事に役立つヒントが得られるといいですね。

『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel関数』

Excelを使った経験はあるけれど、基礎をしっかりおさえて応用を利かせた使い方もマスターしたい!という若手ビジネスパーソンも少なくないのではないでしょうか。

株式会社インプレスは6月17日(木)、Excel関数の初心者向け入門書『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel関数』を発売しました。

第1章と第2章では、関数を使う上での基礎となる、しくみや式のルールをかみ砕いて解説。第3章以降では、ビジネスでよく使う関数に絞ってさまざまな使い方を説明しています。

「そもそも関数のしくみって?」「覚えると便利なVLOOKUP関数の使い方とは?」など、職場の先輩に改めて質問がしづらいような基礎から学べるので、新社会人にとっては頼もしい存在となってくれるのではないでしょうか。

現在、第1章と第2章(合計64ページ)を無料公開しています。気になる人は覗いてみては?

出典元:今さら聞けないExcelの基礎から応用まで…『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel関数』発売へ

『プレゼン思考』

新社会人であっても、研修や仕事でプレゼンをする機会が多い人もいるのではないでしょうか。リモートワークの普及により、プレゼンもオンラインでというケースも増えたのでは?リモートでのプレゼンでも相手に思いを伝えるためには、どんなことを意識すればよいのでしょうか。

株式会社かんき出版は6月23日(水)より、書籍「プレゼン思考」(小西利行 著)を、全国の書店・オンライン書店等で発売します。

少なくとも1万回以上のプレゼンをしてきた広告業界のプロフェッショナルである著者が、実際に指針にしている"伝え方の必勝方程式"を伝えるとしています。

どうやって話を組み立てているのか、どんな言葉を選ぶのか、内容をどう見直しているのかなど、ビジネス現場で話し手が迷いがちなポイントを解説。さらに、クリエイターならではの企画・アイデア・発想を研ぎ澄ませるメソッドにも言及しています。

なかなか先輩に「プレゼンのしかたを教えてください」と依頼しにくい…という人は、まずは基本をしっかりおさえて実践に移せるように、同書で勉強してみては。

出典元:リモートでも相手に“思い”が伝わるプレゼンとは?書籍「プレゼン思考」6月23日発売へ

『カンタン図解で圧倒的によくわかる! 【決定版】決算書を読む技術』

ビジネスパーソンとして会計センスはぜひ身に付けておきたいスキルの1つ。「決算書くらいは読めるようにならないと…」と思っている人も多いでしょう。

株式会社かんき出版は、『カンタン図解で圧倒的によくわかる! 【決定版】決算書を読む技術』(川口宏之 著)を、6月23日(水)より全国の書店・オンライン書店等で発売します。

会計の中核である"決算書を読む技術"を、最短かつ確実に身につけるための一冊。わかりづらい会計の概念を図解で説明します。決算書を簡単な図に置き換えて、視覚的に理解できるようになっているそうです。

「日経新聞を読んでも3~4割しかわからない」「取引先で知らない会計用語ばかりで冷や汗をかいた」「決算書の話題になり"わかっていないの自分だけかも?"と不安になった」「利益とキャッシュの違いがわからない…」といった人などにおすすめ。

実際の例をもとにした解説もあり、読み物として楽しみながらビジネス基礎体力を強化してみてはいかがでしょうか。

出典元:会計センスを身につける!わかりやすい図解が嬉しい『決算書を読む技術』6月23日発売へ

『半歩先を読む思考法』

「先行きの見えない時代において、何が正解なのかわからない」「将来を考える参考に、成功している人の考え方やものの見方を知りたい」と思っている人は少なくないのでは?こういった漠然とした内容はなおさら、先輩などには気軽に聞けないかもしれません。

株式会社新潮社は、筑波大学准教授の落合陽一さんが日々の思考の過程をはじめて明かした著書「半歩先を読む思考法」を7月19日(月)に発売します。

研究の世界において最先端のテクノロジーを取り入れるだけでなく、メディア出演やイベント等を通して、学者・経営者・政治家・アーティストといった各界のトップランナーと対話を重ね、常に多種多様な情報をインプットし続ている異才・落合陽一さん。

同書は、落合さんが2019年の初頭からnoteで連載を始めた、日々の考えや時代への思い、今後の社会やインフラの変化への見通しなどを書き留めた記録を編纂した、落合さんの思考のエッセンスが凝縮された一冊。落合さんが未曾有のコロナ禍でどう未来を見通したのか、事態をどう捉え、どのように考えを深めていったのか、その過程を日記形式で克明に記録しています。

落合さんの一つひとつの判断の背後にある多彩なジャンルからの膨大なインプットは、私たちに"情報の重要性"を気づかせてくれます。結論や結果だけでなく、その考えに至った思考プロセスを知ることは、私たちが今後のキャリアを考え、ビジネスプランを立てるにあたっても参考になるのではないでしょうか。

出典元:判断の背後には膨大なインプットがあった!落合陽一さんの思考プロセスをまとめた「半歩先を読む思考法」発売へ

『はじめての資産運用』

最近は若手のうちから資産運用を考え始めるという人も増えていますが、つみたてNISA・iDeCo・投資信託・株式など、たくさんの資産運用方法がある中で、「どの投資法が自分に合っているのかわからない」「どう運用していけばいいの?」と、頭を悩ませている若者は多いのでは?でも、なかなか先輩や上司に「資産をどう運用していますか?」とは聞きにくいものですよね。

株式会社宝島社は、お金を堅実に増やす資産運用のノウハウを凝縮した本「お金がどんどん増える!あなたにぴったりの投資法が見つかる!マンガと図解 はじめての資産運用」を6月14日(月)に発売しました。

税制優遇の恩恵を受けながら堅実に資産を増やすことのできる「iDeCo」や「つみたてNISA」をはじめ、金融機関選び、投資資産ごとの特徴、株式投資や投資信託の銘柄選び、FIREで注目されている米国株まで幅広く紹介。また、ポートフォリオのつくり方・リスク管理方法・投資ルールのポイントなど、堅実にお金を増やしていくための超基本を、投資初心者にもわかりやすくレクチャーします。

各パートの冒頭にはマンガが載っており、これまで金融商品や資産運用になじみがなかった人でも読みやすくなっています。そろそろ資産運用を…と思い始めるのはまだ先かもしれませんが、ぜひ将来を見据えて手に取りたい一冊です。

出典元:あなたにぴったりの投資法、見つかった?初心者もわかりやすい&堅実な「はじめての資産運用」発売

自分で勉強するからこそ、学びが深まり、知識が身につくということもあります。「なかなか質問する勇気がない」「先輩はいつも忙しそうだし…」という人は、まずは問題を解決してくれそうな一冊を味方につけてみてはいかがでしょうか。

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