HOMEその不満、上司のせいじゃないかも?グラフで組織を表す事例集「図で考えると会社は良くなる」発売

その不満、上司のせいじゃないかも?グラフで組織を表す事例集「図で考えると会社は良くなる」発売

さえきそうすけ

2021/06/21(最終更新日:2021/06/21)


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「上司に正当な評価をしてもらえない」「上司は私のことを分かってくれていない」「自分の成績を上げることだけに注力したいのに…」新社会人として"会社"という組織に入ると、このような不満を抱いてしまうこともあります。しかし、果たしてその要因はすべて上司や経営陣にあるのでしょうか?

株式会社クロスメディア・パブリッシングは6月18日(金)に、書籍「図で考えると会社は良くなる」(前田康二郎 著)を発売しました。

あなたが感じる会社の課題の原因は“あの上司”のせいではなく、“その時の組織の状態”にあることに気づくきっかけになるかもしれません。

それぞれの立場で「どのような組織か」を念頭に読むと原因が見えてくる

「組織の法則」をグラフ化し、さまざまな組織の実例を紹介した一冊。

新入社員として、一般社員として、また経営者や総務・人事部の担当者として、それぞれの立場で「自分がいる組織はどのような組織か」を念頭に読んでいくと、今抱えている課題は、誰かのせいではなく、組織がこのような状態だから起きているのだと、俯瞰して考えることができるそうです。

それが組織の課題の明確化につながり、課題解決の糸口になるかもしれません。組織が変われば上司も変わる、結果的に新人や若手の仕事にも良い変化が生じる可能性も。

可視化された組織の課題を理解し“仕事観”を揃えよう!

組織をグラフ化して見てみると、「お金の悩みをとるか、人間関係の悩みをとるか」「フラット組織下の社員は業務上の悩みを抱えやすい」「福利厚生を充実し過ぎると福利厚生目的の中途社員が流入する」「敬意があれば、SDGsはスムーズに達成できる」といったことが明るみになるとか。

同書は、シンプルなグラフで72の事例を紹介し、組織の状態を「見える化」します。

可視化された組織の構造を若手を含め全員で理解することで、同じ価値観を共有することができ、それが“仕事観”として機能するようになるとしています。そうなって初めて課題解決に向けて動き出せるというわけです。

会社の課題が見つかったら、課題解決に向け、職場で提案してみるのも手かもしれません。

仕事観が一致すれば、組織にまとまりが出て、「個人のやるべきことや目標がそれぞれの立場で明確になる、」「互いに理解しやすくなる」「互いを評価しやすくなる」といった効果が期待でき、結果的に職場の雰囲気は良くなります。

会社としては、生産性や業績が上がり、顧客や取引先、投資家など社外からの評価が高まることが期待できるといいます。

組織について正しく理解するきっかけに

組織の構造や特徴を知っておくことが、誰にとっても不可欠である理由はわかりましたね。

自分の組織を思い浮かべながら読み進めていくと、新しい気付きや発見に出会えるかもしれません。これを機会にあなたの会社を“組織”として、今一度客観的にとらえ直し、課題解決に向けて動き出してみてはいかがでしょうか。

【目次】
はじめに
第1章 経営者と組織
第2章 社歴・規模と組織
第3章 スタイルと組織
第4章 事業と組織
第5章 社員と組織
第6章 慣習と組織
第7章 マネジメントと組織
第8章 敬意と組織

著者紹介および詳細についてはプレスリリースで確認してください。

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