就職活動を視野に入れ始めた学生のなかには、「どれぐらいの人がインターンシップを経験しているの?」「いつ頃から、どうやってインターン先企業を探せばいいの?」という疑問を抱えている人が多いのではないでしょうか。
株式会社学生就業支援センターは4月、23卒の大学生を対象とした「インターンシップ予定調査」を実施。6月18日(金)、その結果を発表しました。
調査結果によると6割以上の学生はインターンシップで「企業へ応募するかどうか」を判断していることが判明。学生の就職活動にとってインターンシップは大きな役割を果たしているようです。
8割以上がインターン先企業を決めている
まず、3年生4月の段階で、31.2%の学生は何らかのインターンシップに参加経験があったそう。今後、複数日程のサマーインターンへ参加を予定している学生は73.3%にも上りました。
では、インターン先の企業はもう決まっているのでしょうか?
調査結果によると、調査段階で「インターンシップに参加する企業を一部/大体/全て決めている」と回答した学生は合計で80.9%。「夏にはインターンを始めよう」と思っている人が多いことが分かっているので、この結果にも納得がいきますね。
なお、インターン参加予定企業数は4~6社(51.9%)が最多に。1~3社と答えた人は約1割となりました。
情報入手はソーシャルメディア
では、インターン先の企業に関する情報はどのようにして入手しているのでしょうか?
多かった回答は「LINEグループ」「TwitterやInstagramなどのSNS」「YouTube」など。日常的に触れているソーシャルメディアを経由して企業を探している人が大半を占めていました。
最近は「Twitter就活」といったワードも多く耳にするようになり、今後はソーシャルメディアでの就職活動やインターン先企業選定などがスタンダートになっていくかもしれませんね。
「エントリーするか判断したい」64.2%
インターンに参加する企業を決める時に重視するポイントについては、「オンラインで参加できる(79.8%)」「事業や技術が面白い(71.7%)」「インターンシップの評判がいい(69.7%)」などが上位に。
コロナ禍の影響か、事業や技術に興味を持てるかどうかに加え、オンライン参加の可否も重要な判断基準となっているようです。
インターンの経験を通じて、実際にその企業にエントリーするか判断したいという人も64.2%を占めていました。
調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。これからインターンを始めてみようと思っている学生は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査期間:4月12日~4月26日
調査方法:LINEを経由したWEBアンケート
対象者:2023年卒見込みの大学3年生 491人 (文系382人・理系109人)
調査機関:学生就業支援センター
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