あなたはなぜ毎日働いているのですか?その答えは人それぞれですが、その目的を明確化しておくことが、毎日働くことへのモチベーションアップへと繋がるのではないでしょうか。
リ・カレント株式会社は5月、若手社員の"働く"に関する価値観などに焦点を当てた「2021年度最新若手意識調査」を実施。6月17日(木)、その結果を公開しました。
「そうそう!」と共感できる部分や、「自分の価値観って実は少数派なのかも」といった新しい発見もあるかもしれません。今を生きる20代若手ビジネスパーソンとして、改めて自分の仕事観やキャリア観について考えるきっかけにしてみては。
仕事観・キャリア観「明確な形で持っている」は1割
東京都在住の20代若手社員1300人を対象に実施。
「自分は何のために働くのか?」という仕事観、「どのように働き続けたいか?」というキャリア観、ともに「明確な形で持っている」と答えた人は昨年同様1割にも満たなかったといいます。
「仕事観・キャリアとは何かそもそもよくわからない・考える機会がない」という人が多数を占めているとか。
働く具体的理由とは?
では、仕事観を持っていると答えた人は、働く具体的理由としてどのようなものを挙げているのでしょうか?
「報酬を得るため」が最多を占め、次いで「自分が成長するため」「社会に貢献するため」「お客様・ユーザーを喜ばせるため」が続いた結果に。
生きていくために報酬を得ることはもちろん大切。ですが、自身の成長や社会貢献を理由に挙げた人も一定数いたことに「自分もそう思っている!」と共感を抱いた人もいるのでは?
仕事観を持っている人は"挑戦"する傾向に
仕事観について「誰かに語れる明確な形で持っている」と回答した人は、『新しい環境での仕事のスタイル・失敗観』の調査項目で「失敗は気にせず、まずはやってみる」と回答している傾向があることも判明。また、半数以上がキャリア観についても「誰かに語れる明確な形で持っている」と回答したそう。
逆に、仕事観について「持っていない」と回答した人は、より多くが「まずは何事も上司・先輩の指示のもとで動く」と比較的受け身姿勢であり、キャリア観についても「持っていない」と回答する傾向がみられたといいます。
自分は何のために働くのか?どのようにキャリアを積み重ねていきたいのか?こういった自分なりの価値観が明確になると、仕事に対してもより前向きな姿勢で臨むことができ、その結果「こう在りたい」と思う自分に近づくことができるのかもしれません。
キャリアはまだ始まったばかり。この機会に改めて、自分の仕事観やキャリア観について見直してみてはいかがでしょうか。
調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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