HOMEインタビュー 「選んだ道を正解にする努力が大切」リアライブ新卒2年目社員が"正しい選択"にこだわらない理由

「選んだ道を正解にする努力が大切」リアライブ新卒2年目社員が"正しい選択"にこだわらない理由

白井恵里子

2021/06/23(最終更新日:2021/06/23)


このエントリーをはてなブックマークに追加

渡邉 航也さん/提供:株式会社リアライブ

就職活動をしている時。副業や独立、転職などを考えている時。「自分にとって何が一番正しい選択なのか…」と迷ってしまうことはありませんか?

しかし、"正しい選択"とは一体何なのでしょうか。

「正解の道を選ぶ努力より、選んだ道を正解にする努力の方が、人生において実り多いものになる」株式会社リアライブ新卒2年目・渡邉 航也さん(23)は、選考の過程で面接官から受け取ったこの一言に大きな共感を抱き、同社への入社を決めたといいます。

渡邉さんがこの言葉に共感した理由とは?"選んだ道を正解にする"ために、彼はどのような努力をしているのでしょうか。

企業と学生をつなぐマッチングイベント『ジョブトラ』

株式会社リアライブは、「入社3年後のミスマッチをなくす」を企業理念に掲げ、企業と学生をつなぐマッチングイベント『ジョブトラ』の運営や、新卒・中途紹介事業などを手掛けています。

『ジョブトラ』は、ビジネスゲームによる行動評価を用いた企業6社×学生約50人のマッチングイベント。難解なビジネスゲームにより、学生の潜在的な能力・価値観を見極めることができるといいます。

2022年卒対象の回では、全国7都市で年間322回開催、1万6000人以上の学生、370社以上の企業が参加。より精度の高いマッチングを創出するために、企業と学生双方がwin-winになる採用活動を目指しています。

リアライブを選んだ決め手は"人"と"企業理念"のみ

渡邉さんは、大学時代からキャリア教育に関心をもっており、大学2年生の時には個人事業として家庭教師とコーチングを開始。

この事業を続けていくか、起業するか、いろいろな選択肢があったそうですが、大学4年の時に就職活動という道を選択。2020年4月に同社へ新卒入社しました。

-----家庭教師やコーチングを辞めて就職活動をしようと思ったのはなぜですか?

渡邉さん:コーチングの仕事で、自分よりかなり年上のお客様から、通常の何倍もの金額で「コーチングを定期的にお願いしたい」とご依頼を受けたことがきっかけでした。

ご依頼そのものは大変嬉しかったのですが、正直、当時の自分にはその金額に見合った価値を提供できる自信がなくて。もっと経験を積んで、自分の価値を上げなければいけないと思い、そのために就職活動を開始しました。

-----そこからリアライブへの入社を決めた経緯について教えていただけますでしょうか。

渡邉さん:教育学部に所属していましたし、家庭教師やコーチングの経験もあったので、「キャリア教育」という軸はありました。くわえて、早期から裁量権を持たせてもらえそうなベンチャー企業に入りたいという気持ちもありましたね。

ただ、実際のところ、どこの企業に属すのかということは、自分にとってあまり大きなことではないと思っていました。結局、すべては自分次第だと思っているので、リアライブを選んだのも、事業内容というより"人"と"企業理念"が決め手でした。

「選んだ道を正解にする努力」が大切

-----"人"というのは?

渡邉さん:その企業で特に活躍している、所謂"エース社員"に会って決めていくというイメージです。目指したいと思える人がいるか、一緒に働きたいと思える人がいるか。

リアライブでは、面談社員から「正解の道を選ぶ努力より、選んだ道を正解にする努力の方が、人生において実り多いものになる」という言葉をもらい、そこに大きく共感したんです。私自身、「どの企業に属しても結局は自分次第」と思って就活にも望んでいたので、この言葉を聞いた時に「ここで、この人と一緒に働きたい!」と思いました。

-----"企業理念"は「入社3年後のミスマッチをなくす」でしたよね。渡邉さんご自身は入社後のギャップなどは感じていませんか?

渡邉さん:入社後のミスマッチやギャップって、入社前に自分が会社に何かを期待していて、それと現状がマッチしなかった時に生じるものだと思うんです。

私の場合、「入社した後にその選択を正解にするための努力をしよう」と思っていましたし、入社の決め手となった"人"と"企業理念"は揺らがないものなので、特にそういったギャップは感じていません。

提供:株式会社リアライブ

大きく変化したマインド

「結局は自分次第」「自分ならきっとどこでもやっていける」そんな想いを抱えて入社を決めた渡邉さんですが、入社当時と今を比べると、仕事への向き合い方やマインドが大きく変わったといいます。

-----何かきっかけとなった大きな出来事があったのですか?

渡邉さん:入社1年目はとにかく、自分ひとりの成績にしか興味がなくて、大きな成果を出しているエース社員の話しか聞こうとしていなかったんですよね。振り返ると本当に、独りよがりだったな、と。

でも、コロナ禍で事業も自分の成績を上げることも厳しい状況になって、初めて「こういう状況だと、本当に一人じゃ何もできないんだ」と気がつきました。

「TakerよりもGiver」といった社員のマインドに何度も助けられ、自分のできない部分を補ってもらったからこそ、結果的に予算の130%を達成することができたんです。

-----苦しい状況や挫折を経験したからこそ、ですね。

渡邉さん:はい。そこから、周りへ感謝することができるようになり、自分自身もGiverとなって会社全体のために成果を上げていこうと思えるように。ここが、この一年間で自分が最も成長できた点だと思っていますし、リアライブに入って良かったと思える点でもあります。

会社全体の成果に自分がしっかり貢献できれば、自分がリアライブに入社したという道もさらに「正解」に近づいていくのではないかと考えています。

-----「会社全体の成果を上げていく」ために、具体的にどんな努力が必要だと思われますか?

渡邉さん:まずは凡事徹底。求められていることや目の前のことにしっかり向き合うことですね。

また、少し先の未来を想像して、「そこには、どんな行動をとったら最短で辿り着くことができるのか?」「その行動の実現可能性は?」「社内でどういう立ち位置でいればよいのか?」といったことを総合的にすり合わせていくことです。

こういった意識をしながら、いつも「KPIの倍を達成するぞ!」という意気込みで仕事に臨んでいます。

教育ビジネスに携わっていきたい

挫折や、そこから生まれた新しい気付きなど、すべてをしっかり飲み込んで、「自分の選んだ道を正解にする」努力を怠らない渡邉さん。自らも体現しているこのマインドを、もっと広げていきたいという想いもあるそうです。

-----ゆくゆくは、やはり教員を目指しているのですか?

渡邉さん:いえ、今は目指していません。現場で子どもたちに教えるというよりも、「正解を選択することだけを教える」という教育には終止符を打ちたいという気持ちが強いです。

もちろん正解を選ぶための努力も必要ですが、社会に出ると「正解のないもの」に向き合わなければならないことが多いですよね。そういったシーンに直面した時でも、迷わず突き進んでいけるような人材になるためには、教育現場も変わらないといけないのかな、と。

-----今後の目標としては?

渡邉さん:社長も教育ビジネスに強い想いを持っている人間なので、リアライブで教育ビジネスを立ち上げてみたいという想いはあります!ただ、今はまず自分の目の前にある仕事にしっかり向き合って、会社を大きくしていくことに注力し、自分自身も大きなインパクトを生み出せる人材になりたいと思っています。

提供:株式会社リアライブ

進むべき道を決めかねている人は、根底にある自分の想いや理念さえ見失わなければ、どの道を選んでもいいのかもしれません。大切なのは、選んだ後。"その道を選んだ自分を褒めてあげられる自分"になるための努力こそが、希望ある未来をつくってくれるのではないでしょうか。

出典元:株式会社リアライブ

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード