HOMEライフスタイル 誰だってコロナ前みたいに過ごしたい!6月第2週「コロナ禍で打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

誰だってコロナ前みたいに過ごしたい!6月第2週「コロナ禍で打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

白井恵里子

2021/06/13(最終更新日:2021/06/13)


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「テレビなどで飲食店や酒業界が大変だって聞くけれど、外食をしない生活に慣れてしまったし、家にいるとイマイチ実感が湧かない」コロナ禍の生活がスタンダードになりつつある今、正直、そんな風に思い始めた人も少なくないのではないでしょうか。

それでも、コロナ禍が明けたら、従来通り楽しくお店で飲み会がしたい。旅行もしたい。その気持ちは、変わらないのでは?

この記事では、6月第2週に発表された「コロナ禍で打撃を受ける業界を支援する方法」を5つ取り上げて紹介。従来の生活に戻るには、今奮闘している業界がアフターコロナでも変わらず存在している必要があります。そのために、今あなたができることを探してみてはいかがでしょうか。

日本酒文化応援プロジェクト『WAX&WANE』

アーケードトーキョー株式会社は6月10日(木)、日本酒とその文化継続の一助となるためのプロジェクト『WAX&WANE(ワックス・アンド・ウェイン)』の立ち上げを発表しました。

同日よりCAMPFIREにて、全国12の酒蔵によって造られた"他では飲めない限定の日本酒"を返礼品としたクラウドファンディングプロジェクトを実施。

12種類すべてにキャラクターがあり、その日の気分に合わせて選ぶことができるほか、日本食以外の様々な料理とのペアリングも楽しめるとか。

お酒のパッケージは、日本酒の味わいや作り手の皆様の人柄から受けたインスピレーションをもとに、タイダイ染クリエイターのYUKIDYEさんがデザイン。明るい気分になれるようなカラフルな色使いが印象的です。

日本酒好きな人は、他では飲めないお酒を入手するチャンス。酒業界への応援の気持ちを込めて、チェックしてみてはいかがでしょうか。

出典元:アーケードトーキョー株式会社

「純米・雨あがりの空と」

酒ぬのや本金酒造株式会社は6月11日(金)、長野県・諏訪産の酒米「美山錦」白麹を使用した「純米・雨あがりの空と」の販売を開始しました。レモンの様なさわやかさを基調とした初夏にスッキリ飲める日本酒です。

日本酒造りにおいて重要な役割を担っている麹に「白麹」を使用することでクエン酸を生成し、クエン酸のもつ香味の変化により柑橘系のさわやかな酸味を持つ、独特のフレーバーへと変化。まるでレモネードを連想させるかのような味わいに仕上がっているといいます。

おすすめの飲み方は、アウトドアに持参して、川などで冷やして味わう方法。これからの季節にぴったりです。

コロナ禍という雨が上がり、雲の隙間から希望という名の青空が見えるような、そんなイメージのもと名付けられた日本酒を、堪能してみてはいかがでしょうか。

出典元:酒ぬのや本金酒造株式会社

新プロジェクト『WoodSpirits』

蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社は6月10日(木)、バーテンダー・鹿山博康さんと共同で、新プロジェクト『WoodSpirits(ウッド・スピリッツ)』を開始しました。

国立森林総合研究所が開発した"木のお酒"を、民間事業者の立場から製品化および販売推進。最新技術からうまれたというこのお酒は、サクラの木はフルーティー、ミズナラの木はウイスキーのような香りなど、木の種類によって味や香りの楽しみが広がるといいます。同時に、日本の林業の活性化や森や海などの生態系の豊かさにも貢献するという期待の存在なのだそう。

第1弾は、古くから「木の町」として知られる埼玉県ときがわ町産の木材(杉・サクラ・ミズナラ・クロモジを想定)を対象とする予定。

酒業界にも活気をもたらしてくれそうな新プロジェクト。いちビジネスパーソンとしても、動向をチェックしておきたいところです。

出典元:エシカル・スピリッツ株式会社

「困ったときほど美味しいものを!」プロジェクト

食創造都市 大阪推進機構は、コロナ禍で厳しい状況に置かれている医療従事者と飲食店の両方を支援するための「困ったときほど美味しいものを!」プロジェクトを実施中。協賛金をもとに飲食店から食事を購入し、医療従事者に対し無料で提供するという試みです。

現在は、大阪コロナ重症センターの医療従事者を中心に、週1回の頻度で、ミシュラン星付きシェフによる食事を提供しているといいます。

現在1口5000円から支援を受け付けていて、募集期間は7月31日(土)まで。「何か支援をしたいけれど、何をしたらよいかわからない…」という人は、このような形の支援も選択肢に入れてみては。

出典元:大阪商工会議所

ラーメン専門メディア「VACAN ラーメンマガジン」

株式会社バカンは6月11日(金)、コロナ禍で影響を受ける飲食店の支援を目的に「VACAN ラーメンマガジン」をリリースしました。このメディア内では、国内のラーメン店のメニューや価格、場所、特徴などを閲覧することができます。

また、近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」に対応している店舗については、リアルタイムの混雑情報を確認することができるといい、「空いている時間を狙って大好きなラーメンを食べに行きたい!」という人にとっては嬉しいサービスではないでしょうか。

現在掲載されているラーメン店は計250店舗。今年度中に1000店舗の掲載を目指すとしています。少しでも安心して食事ができるよう、そしてラーメン店への応援の気持ちも込めて、うまく活用してみてはいかがでしょうか。

出典元:株式会社バカン

なお、各サービス詳細については各社プレスリリースにてご確認ください。コロナ禍が明けたら…と想像しながら、楽しく前向きな気持ちで支援を続けていきたいものです。

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