コロナ禍で働き方が大きく変化し、「いまいち仕事にやりがいを感じられない…」「家にこもりがちで、ストレスが溜まっている…」などと感じたことはありませんか?
株式会社パーソル総合研究所は全国の就業者3000人を対象に「はたらく人の幸せに関する調査」を実施。6月8日(火)、その結果を公開しました。
在宅勤務が定着したことで、多くの年代にストレスの低減が見られる中、20代においてはテレワークの方がはたらく幸せの実感度が下がり、不幸せの実感度が上がる傾向があったことが判明しました。「確かに自分もそうかもしれない…」と思った人もいるかもしれません。どのような対策を取ればよいのでしょうか。
20代には在宅勤務がはたらく幸せ度を下げるリスクも
初回調査(2020年2月)と今回の調査(2021年2月)を比較すると、テレワーカーが感じる不幸せの度合いについて、「自己抑圧因子」「オーバーワーク因子」「協働不全因子」「疎外感因子」は高い層と低い層とで二極化していることが確認され、年代別に比較すると、20代のビジネスパーソンは特にその傾向が強いことが認められました。
経験が浅くスキルの習熟を求める年代は、在宅勤務が続くことで不幸せに感じ、モヤモヤとした不全感を抱える可能性があるのだとか。
自己開示し主体的な働きかけを
では、そういった悩みを抱えている20代ビジネスパーソンは、どのようなことを意識したらよいのでしょうか。
同社の主任研究員である井上亮太郎さんは、20代のテレワーカーに向けて「業務上の不安や悩ましさを感じたときには上司や先輩・同僚にできるだけ素直に自己開示し、知識・スキルの習得方法や仕事の進め方について助言をもらう、会議の前後に少しでも雑談に付き合ってもらうなど、主体的に働きかけることをおすすめしたい」とコメントしています。
通勤電車のストレスから回避され、場所を選ばずに自由に働けるなど、メリットが多いように感じるテレワークも、20代には心理的ストレスになり得るようです。上司や先輩・同僚とのやり取りする機会を意識的に増やすなど、積極的に働きかけてみることで、少しでも幸せ度合いをアップしたいですね。
なお、詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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