将来、エンジニアとして独立することを検討している人のなかには、「安定して案件を受注できるのか」「収入は増えるのか」などと不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
マッチングプラットフォームサービス「エンジニアサーチ」を提供する株式会社ヒューマン・コネクトが、フリーランスエンジニアとフリーランスエンジニア発注(委託)実務経験者を対象に「フリーランスエンジニアと企業」の実態調査を実施。調査結果から、フリーランスエンジニアが仕事を受けるために選んでいる手段や、抱えている金銭的な悩みが明らかになりました。
「人材エージェントの利用」が最多
今回の調査で、最も多くフリーランスに移行した年代は30代でした。スキルの向上や収入増化のために、独立を検討しているようです。
独立後の案件の探し方については、企業と関係があり安定して仕事を受けられる「人材エージェントの利用」(42.9%)が一番多く、次に案件数が豊富にある「クラウドソーシング」(37.0%)、「案件紹介サイトを利用」(36.4%)、「知人の紹介」(25.3%)、「SNS」(12.9%)が続いています。
なぜその方法で仕事を探すのかを質問したところ、「自分に合った条件を探しやすいから」(44.5%)と、半数近くの人が自分のスキルや希望に見合った案件を探せることを重視していました。
フリーランスは体調を崩してしまうと、そのまま収入減少に結びつくため、報酬の金額はもちろん、労働条件をしっかり検討したいのかもしれません。
中間マージンや金銭交渉が悩み
さらに現在の仕事の探し方に対する悩みを質問したところ、「収入が安定しない」(45.9%)の回答が最も多く、「直接交渉ができない」(25.1%)や「中間マージンが高すぎる」(24.5%)といった回答も見受けられました。
案件紹介のプラットフォームへの要望について、「金銭交渉がスムーズな所がよい」(30代/男性/フリーランスエンジニア)、「中間マージンなど干渉の少ないプラットフォーム」(30代/女性/エンジニア)を希望する、といったコメントも寄せられています。
月収ではなく、案件ごとに報酬を得るフリーランスは、専門的なスキルや経験だけでなく、しっかりとした金銭感覚も必要のようです。独立の前に、このような先輩フリーランスの実態を参考にしてみてはいかがでしょうか。調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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