「自分と同世代をターゲットとしたビジネスを立ち上げよう!」と、起業を目指している人もいるでしょう。しかし、世代独特の考え方や行動を正確に把握できていますか?
株式会社ネオマーケティングは5月24日(月)~26日(水)の3日間、全国の15歳~41歳の男女995人を対象に「Z世代・ミレニアル世代のリアル」をテーマにインターネットリサーチを実施。その結果を6月3日(木)に公開しました。。
今関心を持っている社会問題
関心を持っている社会問題について尋ねたところ、全体で半数を超えた回答が「インターネット・SNS関連の問題」「健康関連の問題」「経済関連の問題」の3つ。
意外だったのは、「ジェンダー関連の問題」が37.4%と最下位だったことです。しかし、この問題の関心度について世代別にみてみると、新たな発見につながりました。
ミレニアル世代とZ世代とを比較すると、その関心度合に大きな差があり、Z世代の関心の方がミレニアル世代と比べて高い関心を持っていることが分かったのです。Z世代の特徴として「多様性を受け入れる」「個性を尊重する」ことが挙げられますが、この結果もそれを反映しているようですね。
社会問題への具体的な取り組み
では、関心のある社会問題に対し、ミレニアル世代やZ世代は具体的にどのような取り組みを行っているのでしょうか?
調査結果によれば、「マイバッグ・マイボトルを使用する」が最も多く、続いて「食べ残しをしない、余り食材を活用する」「匿名で誹謗中傷を行わない」がともに40%超えとなりました。小さなことでも、日ごろから取り組みやすいことを意識しながら取り入れている印象です。
企業・ブランドの選定材料
商品を購入するときにどんなことを意識して選んでいるか?という項目も。
両世代とも約半数が「ネームバリュー」「社会問題に対する取り組みをしている」ことがその企業やブランドを選定する材料として重要視していることが分かり、世代の差はほぼありませんでした。
趣味に関しては、ミレニアル世代の男性が特徴的
続いて、趣味に関する項目です。「趣味がある」と答えた人は約7割で、趣味に対する行動としては「インターネット上で情報を集める」ことがどの性別・世代でも半数以上となりました。
一方、特徴的なのはミレニアル世代の男性。他とくらべて、趣味に関する独自のコミュニティづくりに積極的な傾向がみられたといいます。具体的には、「オリジナルのコミュニティを作る(ファン同士の私的なコミュニティ)」(18.4%)、「インターネット上で仲間を作る(SNSを含む)」(29.1%)などの回答が目立ち、独自のコミュニティを作る人が多いようです。
自分の周りだけを見渡していても、世代全体の傾向はなかなか見えないもの。このような調査結果をうまく活用して、ビジネスに繋げてみてはいかがでしょうか。調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
【関連記事】
マーケターの情報収集をこの3日間で!イベント「EXPERT WEBINAR WEEK」6月22日より開催
新型コロナウイルスの影響もあり世の中が一変した昨今、マーケティングの世界も例外ではないでしょう。マーケティングの“今”を知りたいと思っている若手マーケターも多いのでは? 株式会社アイズが運...
大人になっても学び続けたい!コミュニティ型スクール『Social Coffee House』始動、会員募集中
「社会人になり仕事中心の生活になったので、学生の頃のように仲間と学び合える場がなくなってしまった」「いろんな職種や世代の人と交流できる機会が欲しい」社会人になった今、こんな想いを抱いている人はい...
目標は福岡→全国展開!23(トゥースリー)清水代表が語る、Z世代だからこその使命感
「自分の強みって何だろう」「自分の抱いている使命感ってどんなものだろう」自己分析を行っていると、誰もがこんなことを考えるのではないでしょうか。 自分が当たり前だと思っていることが、まったく...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう