HOMEライフスタイル 同世代のこと、どれだけ理解してる?「Z世代・ミレニアル世代のリアル」調査結果が公開|ネオマーケティング調べ

同世代のこと、どれだけ理解してる?「Z世代・ミレニアル世代のリアル」調査結果が公開|ネオマーケティング調べ

白井恵里子

2021/06/05(最終更新日:2021/06/05)


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イメージ画像/AdobeStock

「自分と同世代をターゲットとしたビジネスを立ち上げよう!」と、起業を目指している人もいるでしょう。しかし、世代独特の考え方や行動を正確に把握できていますか?

株式会社ネオマーケティングは5月24日(月)~26日(水)の3日間、全国の15歳~41歳の男女995人を対象に「Z世代・ミレニアル世代のリアル」をテーマにインターネットリサーチを実施。その結果を6月3日(木)に公開しました。。

今関心を持っている社会問題

関心を持っている社会問題について尋ねたところ、全体で半数を超えた回答が「インターネット・SNS関連の問題」「健康関連の問題」「経済関連の問題」の3つ。

意外だったのは、「ジェンダー関連の問題」が37.4%と最下位だったことです。しかし、この問題の関心度について世代別にみてみると、新たな発見につながりました。

ミレニアル世代とZ世代とを比較すると、その関心度合に大きな差があり、Z世代の関心の方がミレニアル世代と比べて高い関心を持っていることが分かったのです。Z世代の特徴として「多様性を受け入れる」「個性を尊重する」ことが挙げられますが、この結果もそれを反映しているようですね。

社会問題への具体的な取り組み

では、関心のある社会問題に対し、ミレニアル世代やZ世代は具体的にどのような取り組みを行っているのでしょうか?

調査結果によれば、「マイバッグ・マイボトルを使用する」が最も多く、続いて「食べ残しをしない、余り食材を活用する」「匿名で誹謗中傷を行わない」がともに40%超えとなりました。小さなことでも、日ごろから取り組みやすいことを意識しながら取り入れている印象です。

企業・ブランドの選定材料

商品を購入するときにどんなことを意識して選んでいるか?という項目も。

両世代とも約半数が「ネームバリュー」「社会問題に対する取り組みをしている」ことがその企業やブランドを選定する材料として重要視していることが分かり、世代の差はほぼありませんでした。

趣味に関しては、ミレニアル世代の男性が特徴的

続いて、趣味に関する項目です。「趣味がある」と答えた人は約7割で、趣味に対する行動としては「インターネット上で情報を集める」ことがどの性別・世代でも半数以上となりました。

一方、特徴的なのはミレニアル世代の男性。他とくらべて、趣味に関する独自のコミュニティづくりに積極的な傾向がみられたといいます。具体的には、「オリジナルのコミュニティを作る(ファン同士の私的なコミュニティ)」(18.4%)、「インターネット上で仲間を作る(SNSを含む)」(29.1%)などの回答が目立ち、独自のコミュニティを作る人が多いようです。

自分の周りだけを見渡していても、世代全体の傾向はなかなか見えないもの。このような調査結果をうまく活用して、ビジネスに繋げてみてはいかがでしょうか。調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。

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