新型コロナウイルスの感染拡大で、「仕事で得る収入だけで大丈夫だろうか…?」と、先行きに不安を感じるようになった人も多いのではないでしょうか。
マネックス証券株式会社は全国の20〜30代の有職者の男女878人に対し、投資に関する意識調査を行いました。
同社は5月31日(月)、この調査結果を発表。コロナ禍で変化した20~30代の資産運用への意識の変化や、資産運用状況の実態が明らかになりました。
変化したお金に対する価値観の変化
同調査は、4月27日(火)~30日(木)まで同社モニターを対象として実施したもの。
調査結果によれば、「1年前と比較して、収入の変化があったか?」の質問に対して、「変わらない」(53%)と答えた人が半数以上を占めるものの、「収入が減った」(27%)と答えた人は、全体の4分の1以上でした。
このような状況下で、20〜30代の価値観や関心事に変化が見られました。この1年で変化があった価値観について、回答の1位が「お金」(54%)、2位が「仕事」(45%)でした。
さらに、1年前と比較し関心が高くなったものについては、「健康」(41%)以上に、「資産運用」(46%)や「働き方」(46%)が多い結果となり、ミレニアル世代の資産運用への関心が高まっていることが判明しました。
証券総合口座の新規開設数は1.8倍に
同調査によると、マネックス証券の証券総合口座の新規開設数は、この1年で1.8倍に。コロナウイルス感染症拡大で、資産運用を始めた20~30代は1年で11%増加しました。
現在の資産運用状況については、金融商品の購入を「すでに行っている」と答えたのは30%、「興味があり、金融商品の購入を検討している」と答えた人が17%でした。
同世代や自分より少し上の世代が、投資に関してどのような意識を持っているのか…この結果を参考に、あなたの投資プラン設計に役立ててみてはいかがでしょうか。
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