近年、働き方の多様化やコロナ禍による社会情勢の変化を受けて、「地方移住や起業もいいな」と、これまで以上に考えるようになった人もいるかもしれません。
富山県では、富山県での起業を希望する若者等を支援するため、都内での起業家育成プログラム「とやまスタートアッププログラムin東京」を開講しており、このたび第3期生の募集を開始しています。
昨年度までは首都圏在住者が対象でしたが、今年度は受講対象者を全国に拡大。富山での起業を検討している日本全国の若者が募集対象となります。
「地方移住を考えている」「地方で起業をしたい」と考えている人は、この機会をうまく活用してみてはいかがでしょうか。
富山県で起業やスタートアップを志す人を支援
起業志望者のこれまでのスキルとキャリアを活かし、富山県で起業やスタートアップを志す人を支援するための起業家育成プログラム。
富山県は、東京から約2時間という交通の利便性にくわえ、産業が集積していて、住みよさも全国トップクラスだといいます。令和4年には創業支援施設とUIJターン者等向け住居を備えた職住一体施設もオープン予定など、起業志望者にとってプラスとなる環境が整っています。
起業家教育の第一人者が指導
そんな富山県で新たなイノベーションを起こすのが、このプログラムの目的。
プログラムの監修・指導を担当するのは、昨年度に引き続き、富山県出身で神戸大学の教授を務める熊野正樹さん。2020年に第2回日本オープンイノベーション大賞「文部科学大臣賞」を受賞するなど、起業家教育の第一人者として活躍しています。
そんな熊野さんが、ビジネスプランの作成、ブラッシュアップから資金調達まで指導・伴走してくれるのが、このプログラムの大きな魅力。
「アイデアを温めてはいるけど、実際にビジネス化する方法がわからない」「資金調達の知識がなくノウハウを教えて欲しい」といった人にとっては、実際に現実的な指導を受けられる、またとないチャンスといえそうです。
3つのオンラインイベントを開催
また、募集開始に伴い、3つのオンラインイベントを開催。いずれも参加無料です。(事前申込制)
1.6月5日(土)トークイベント「ポストコロナ時代の地方の可能性」2021
2.6月12日(土)プログラム説明会_vol.1
3.6月19日(土)プログラム説明会_vol.2
プログラム日程は、2021年7月から2022年2月にかけて、全8回を予定。すべて土日の開催なので、本業を続けながら挑戦することもできそうです。
【プログラム開催会場】
■東京(大手町) fabbit 大手町/fabbit Global Gateway “Otemachi”(7回)
■富山県(1回)
【対象者・定員】
富山県外在住で、本プログラムを受講後2年以内(学生の場合、卒業後2年以内)に富山県で起業し、移住を希望する18歳から40代の人、30人程度
【受講料】
1万円(全8回分)
【応募期間】
5月19日(水)~6月27日(日)
詳細については、同委員会のプレスリリースをご確認ください。あなたの、移住や起業といった夢を"かたち"にするための良いきっかけとなりそうです。
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