転職活動において、職務経歴書を含めた自己アピールが苦手な人は珍しくありません。ですがポイントを押さえることができれば、ライバルに差を付けることができるかもしれません。
株式会社ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、転職時に職務経歴書を作成した経験のある500人に「職務経歴書の作成に関する意識調査」を実施。このたび、調査結果を公開しました。この結果をもとに、職務経歴書作成のポイントをご紹介します。
職務経歴書に苦しめられた人は、全体の約8割
同調査で、転職時の職務経歴書作成に「とても苦労した」と回答した人は27.0%、「まあ苦労した」と回答した人は50.8%となり、約8割の人が職務経歴書に頭を悩ませていました。
続いて「職務経歴書で最も苦労した項目」について質問したところ、1位が「自己PR」(184人)、2位が職務要約(105人)、3位が「職務内容」(76人)となりました。
最も多かった「自己PR」の回答は、傾向としてふたつに分けることができ、ひとつめは「アピールできることがない」「自分の強みがわからない」など、自己分析や経験の不足で、記載する内容自体に困った、というものでした。もうひとつは、アピールできる実績や強みはあっても、応募先の会社に興味を持ってもらうための"書き方"に悩んだ、というものでした。
企業研究と自己分析を行うことが大切
「最も苦労した項目」の質問には「職務経歴」(4位)、「これまでの実績」(5位)、「志望動機」(6位)の回答が続きますが、どの項目においても、応募した企業に対して、自身が活かせる経験を提示し、キャリアプランと合致する点を見つけて、一貫性のあるアピールをしていくことがポイントになってきます。
なお、職務経歴書の作成で参考にしたものについて尋ねた結果は、「転職エージェントのアドバイス(87人)」「転職サイト(77人)」「転職成功者などのブログ(40人)」などが上位に。一人で考え込んでしまうよりも、頼れる人からアドバイスをもらったり、過去に自分と同じような悩みを抱えていた人の体験談を参考にしたりすると、糸口が見つかるかもしれません。
詳しい調査結果についてはプレスリリースをご確認ください。
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