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インターンシップとは?アルバイトとの違い・種類・就活において参加するメリットや注意点などを徹底解説

U-NOTE編集部

2021/06/21(最終更新日:2021/06/21)


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就活を調べていくうちに「インターンシップ」に興味を持つようになった人もいるのではないでしょうか。

本記事ではインターンシップの種類や内容、参加する方法やメリットなどを詳しくご紹介します。

インターンシップに参加することで、就活を有利に進めたい人はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

本記事の内容をざっくり説明
  • インターンシップの種類と、主な内容
  • 就活でインターンシップに参加する5つのメリット
  • インターンシップに参加する3つの方法や注意点

 

就活時に重要となる「インターンシップ」とは?

先輩や同回生に「インターンシップには参加したほうがいい」という口コミを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

とはいえ、インターンシップとはなにかよくわからない人も多いでしょう。まずは、「インターンシップ」を知らない人のために、以下ではインターンシップとはなにかについてご紹介します。

日本におけるインターンシップは、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の三省合意文書によると「学生が自分の選考や将来のキャリアと関係する職業体験を一時的に行うこと」と定義されています。

インターンシップでは、実際に企業で働く体験をしたり、ワークショップを通して職業体験をしたり、社内ツアーをしたりなど様々なプログラムがあります。

これらのインターンシップを通して、将来働きたいと思う企業や業界を知れたり、主体的に動く力を身につけたりできるのです。

また、インターンシップには時期・期間・内容など企業によって様々なので、参加先は慎重に選ぶ必要があります。

 

インターンシップとアルバイトの違い

「インターンシップは職業体験ということは、アルバイトとどう違うの?」と思う人もいるのではないでしょうか。

インターンシップとアルバイトの大きな違いは、「働く目的」にあります。

インターンシップの目的は、自分の希望する職種や企業に適正があるかを判断したり、実際に行われている仕事の内容を知ったりするためです。

一方で、アルバイトの場合は、接客の経験ができたり、自分の適性を知れたりしますが、労働に応じてもらえる報酬が目的の場合がほとんどです。

アルバイトをすることで、必ず給料が発生しますが、インターンシップの場合は給料が発生しないこともあります。

インターンシップの場合は労働によって職業を深く知れる対価を目的にしていることを覚えておきましょう。

 

インターンシップの種類と、主な内容

一口にインターンシップといっても、インターンシップにはたくさんの種類があります。

インターンシップの種類とプログラムの内容を知って、どのインターンシップに参加するかを決める参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

1day〜3dayなど数日間のインターンシップ

「インターンシップには参加したいけれど、授業や研究室などの大学のことで大変……」という人もいるのではないでしょうか。

あまり自由に使える時間がない就活生でも参加できるのが「1day〜3dayなど数日間のインターンシップ」です。

数日間のインターンシップでは、仕事内容を実践的に行うというよりはむしろ、仕事内容を知ることに重きを置かれています。

会社説明会のように、企業のことや業界のことを知れるので、まだどの企業や業界に入りたいのか決まっていない人も参加しやすいのではないでしょうか。

また、1day〜3dayインターンシップでも、レポートを提出したりプレゼンテーションがあったり、グループディスカッションが開催されたりすることもあります。

就活本番の練習にもなるので、就活生におすすめのインターンシップだといえます。

 

短期インターンシップ

1day〜3dayなど数日間のインターンシップではなく、もっと深く企業や業界を知りたいという人におすすめなのが「短期インターンシップ」です。

短期インターンシップでは「5日~1ヵ月程度」の職業体験ができます。

アルバイトでは関われない仕事に携われるので、企業の内情や仕事内容をより深くわかるようになるでしょう。

また、社会人としての基礎的な力が身につき、スキルアップもできる可能性が高いです。

夏休みを利用して本格的にインターンに参加したい人は、短期インターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。

 

長期インターンシップ

短期インターンシップよりも深く企業に関われるのが「長期インターンシップ」です。

長期インターシップでは「1ヵ月以上〜1年間程度」の職業体験ができます。中には、大学時代の4年間を長期インターンシップを行う人もいます。

長期インターンシップでは給料が支払われる場合がほとんどで、企業の一員として働けられるのが特徴です。実際の業務にも参加できるため、社会人としてスタートダッシュを切れるような実践的なスキルを身に着けたい方におすすめです。

面接時の「学生時代に力を入れたことはなんですか?」や、エントリーシートの自己PRにも書ける実績を手に入れられるのも、就活生にとって魅力的なのではないでしょうか。

 

就活でインターンシップに参加する5つのメリット

インターンシップに参加しなくても就活に成功した先輩の話を聞いて、インターンシップに行くのを悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

以下では、忙しい時間を縫ってでもインターンシップに参加するメリットをご紹介します。

満足の行く結果で就活を終えるためにも、インターンシップに参加してみることをおすすめします。

 

メリット1.業界・企業・職種を深く知れる

就活でインターンシップに参加する1つ目のメリットは、現場で職業体験をすることで、業界・企業・職種を深く知れることです。

社会のことを詳しく知らないがために、「なんとなく」で行きたい企業や業界を決めている人もいるのではないでしょうか。イメージや雰囲気で決めてしまった就活先では、いざ働いてみると後悔してしまうこともあります。

せっかく就職したのに「思っていたのと違った……」と将来後悔しながら働かないためにも、早めに実際の業界や企業の現場を知っておくことが必要です。

就職したい業界や会社が決まっているのであれば、実際に体験してみたり、今まで興味がまったくなかった業界のインターンに参加することで、興味が惹かれたり才能があることがわかったりすることもあります。

また、複数の会社と比較することで、本当に興味のある業界や企業・職種が明確になることもあるでしょう。

自分の将来の幅を狭めないためにも、積極的に様々な業界や企業のインターンに参加してみることをおすすめします。

 

メリット2.社会人や採用担当者とコミュニケーションが取れる

就活でインターンシップに参加する2つ目のメリットは、社会人や採用担当者とコミュニケーションが取れることです。

就活生は、大学生でまだ実際に働いたことがないので、ビジネスマナーに疎い人も多いでしょう。

社会人の先輩と話ができるインターンでは、社会人と交流する機会や、ビジネスマナーが求められるシーンが多いため、社会人になる前にある程度基礎が身につけられます。

また、採用担当者と話をすることで、採用担当者がどういうところに注目しているのかもわかるようになるでしょう。

インターンシップを通して、自分の持っていない考えや経験を吸収してみてはいかがでしょうか。

 

メリット3.勤務先の企業から内定をもらえる可能性がある

就活でインターンシップに参加する3つ目のメリットは、勤務先の企業から内定をもらえる可能性があることです。

インターンシップは、企業のボランティアで行われるものではなく、選考の材料集めのために行われます。企業は、優れた就活生を自分の会社に入社してもらうことを念頭においたうえでインターンシップを開催しているのです。

そのため、インターンシップで行われる面接やグループディスカッション、プレゼンテーションで結果を残せると、内定につながる可能性もあります。

内定がもらえるほどの結果ではなくても、エントリーシートや一次面接を免除してくれることもあります。

就活を有利にすすめるためにも、インターンシップに参加することはおすすめです。

 

メリット4.実務で役立つスキルが身につく

就活でインターンシップに参加する4つ目のメリットは、実務で役立つスキルが身につくことです。

短期インターンシップや長期インターンシップに参加することで、実際に社会人になってから使える実務スキルが身につきます。

インターンシップ先によって身につくスキルは異なりますが、社会人としての基本的なスキルやパソコンの使用、営業方法などが身につくでしょう。

身についたスキルは、就活だけではなく今後の人生にも役に立つことになります。

また、自分に足りないスキルが自然とわかるようになるので、就活が終わってから働き出すまでに自分のスキルを磨けるのもメリットのひとつでしょう。

企業にとっても、即戦力になる人材が入社してくれることは嬉しいので、就活も有利に進めやすくなる可能性は高いです。

 

メリット5.将来について考えるきっかけになる

就活でインターンシップに参加する5つ目のメリットは、将来について考えるきっかけになることです。

今まで就職について深く考えたことがなかった人も多いのではないでしょうか。

インターンシップを通して、実際に社会人が働いている場面を目にしたり、活躍している社会人を目にしたりすることで、将来について想像するきっかけになるでしょう。

また、インターン先で出会った他の優秀な学生から刺激を受けることも多いかもしれません。実際、インターンシップに参加して活躍している学生は、就活に対しての意識が高いことも多く「自分もこのままではいけない」と意識が切り替わることも多いものです。

さらに、インターンシップで体験したプログラムやワークショップで、自分の就活の軸が見つかったり、やりたいことや、強みが明確になることもあります。

就活初期の時点でインターンシップに参加しておくことで、早めに将来について考えるきっかけができることは、大きなメリットだといえるでしょう。

 

インターンシップに参加する3つの方法

インターンシップに参加するメリットを知って、インターンシップへのモチベーションが上がった人もいるのではないでしょうか。

では、どのようにしたらインターンシップに参加できるのでしょうか。

以下では、インターンシップに参加する方法を3つご紹介します。

 

1.インターンシップを募集している企業に応募する

インターンシップに参加する1つ目の方法は、インターンシップを募集している企業に応募する方法です。

もうすでに興味がある企業がはっきりしている人もいるのではないでしょうか。

希望の企業がある人は、行きたい企業がインターンをしているのかをホームページを使って確認しましょう。ホームページを見ると、インターンの種類やインターンを受けるための資格などがわかります。

インターンに行くための選考がある場合もあるので、ホームページはしっかり読み込んだ上で、内容を理解することをおすすめします。

「どの企業に行きたいとか、どの業界に行きたいとかまだ決まっていないよ」と焦っている人もいるのではないでしょうか。

インターンを通して、興味がある企業や業界を探したい人は、就活支援サイトで、インターンをしている会社の一覧を参考にしてみることをおすすめします。

 

2.大学のキャリアセンターで探す

インターンシップに参加する2つ目の方法は、大学のキャリアセンターで探す方法です。

就活をするまで大学のキャリアセンターの存在を知らなかった人もいるのではないでしょうか。

キャリアセンターは、「就活課」「就活センター」とも呼ばれる大学生の就活を支援してくれるところです。大学ごとにあるキャリアセンターでは、大学に属する生徒なら無料で就活の相談に乗ってくれます。

大学のキャリアセンターでは、面接の練習や自己PR、エントリーシートの添削を行ってくれるだけではなく、インターンシップの募集要項や求人情報などの情報があります。

自分一人で行きたいインターンシップを探すのは難しそうと思っている人は、大学のキャリアセンターを利用してみてはいかがでしょうか。

 

3.OB・OGに紹介してもらう

インターンシップに参加する3つ目の方法は、OB・OGに紹介してもらう方法です。

OB・OGとは「old boy・old girl」の略で、卒業をした先輩のことです。大学のサークルや部活などで知りあったOBやOGは、すでに就活を終えているので、リアルな就活の「実体験」を聞けるでしょう。

企業の中にはインターンシップを行っているのにも関わらず、インターンシップの経験の少なさから、指導方法がわからず「放置」されることもあります。

先輩たちが実際に行ったインターンシップを聞いて、参加する価値があるのか、おすすめのインターンシップは何なのかなどを聞くことをおすすめします。

先輩に知り合いがほとんどいないという人もいるのではないでしょうか。仲がいい先輩がいない場合は、大学のキャリアセンターに相談してみるのも一案です。

大学のキャリアセンターでは、OB・OGを紹介してつながりを作り、就活を進めやすくしているところもあります。

就活で大切なのは自分から行動を起こすことです。勇気を持ってOB・OGに話しかけたり、大学のキャリアセンターに行ったりしてみましょう。

 

インターンシップに応募するときの注意点

「どんなインターンシップでもなにかしらは経験できそうだから、適当に選ぼう」と思っている人は、要注意です。

以下では、インターンシップに応募するときの注意点をご紹介します。

適当に選ばずに、将来の自分のために真剣にどのインターンシップに参加するかを選びましょう。

 

業界・企業・職種について研究しておく

インターンシップに応募する際には、業界・企業・職種について研究しておくことが必要です。

「インターンシップに行ったら教えてもらえるだろう」という受け身の気持ちは、必ず企業の人に気づかれてしまいます

インターンシップに参加する場合は、調べてわかることは予め調べてから参加しましょう。調べた内容はノートに書いておいて、インターンシップの前に見返すことをおすすめします。

「業界や企業、職種の調べ方がわからない」という人もいるのではないでしょうか。

まずは、気になる企業のホームページをよく読むことから始めてみることをおすすめします。ホームページを読んで、業界特有の問題点、特徴で気になったことをさらに調べてみると、詳しく業界の研究ができるでしょう。

また、企業のパンフレットを読むことも一案です。

インターネットや紙媒体などを活用して、様々な情報を集めてみてはいかがでしょうか。

 

志望動機を明確にして、面接対策をする

すでにご紹介したように、人気のインターンシップには「選考」があることもあります。選考は、書類選考や面接、エントリーシートなどで行われることが多いです。

書類選考で大切になるのが「志望動機」です。企業は、なんとなくインターンシップに参加したい人ではなく、熱意を持って学び取ろうとしている人にインターンに来てもらいたいと思っています。

そのため、志望度の高さが伝わる志望動機はとても大切です。

志望動機の書き方を知りたい人は「【例文あり】インターンシップの選考を突破する志望動機の書き方3つのポイントと注意点」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、書類選考を突破したら、面接があります。面接対策は、頻出の質問に対して自分の回答を作ったり、自分の話し方、声の大きさなどを改善したりする必要があります。さらに、面接で重要な「第一印象」をあげるように努力することも大切です。

もっと面接対策を知りたい人は「就活の面接対策は何をしたらいいの?知っておきたい10のことを徹底解説」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

労働条件を確認する

特に長期インターンシップに参加する場合は、労働条件を確認しておくことが大切です。

週に何時間働くのか、休日出勤はあるのかなどを調べておかないと、大学のテストや学園祭などで忙しくなってしまった場合両立できなくなる恐れがあります。

また、スキルアップを目的にしていても、給料がもらえなかったらモチベーションが下がってしまうでしょう。

給料は、時給制や出来高制(フルコミッション)などがありますが、出来高制の場合は慣れるまであまり給料がもらえないこともあります。

自分が何を目的にしているのか・働ける時間はどのくらいなのかを考慮に入れて、インターンシップ先を選びましょう。

 

目的にあわせて様々なインターンシップに挑戦してみよう

本記事のまとめ
  • インターンシップは、キャリア形成を目的として学生が一時的に職業体験を行うこと
  • インターンシップには、数日間・短期・長期などの種類がある
  • スキルアップできるだけではなく、将来について考えるきっかけにする

本記事では、インターンの定義や種類、内容やインターンに行くメリットなどをご紹介しました。

インターンシップは参加すること自体を目的にせずに、職業体験やスキルアップなどの目的を持って参加するようにしましょう

また、インターンシップには選考がある場合もあるので、行きたいインターンシップのためには準備をする必要があります。希望のインターンシップを決めたり、面接の練習をしたりなど、とにかく早めに行動に移すことをおすすめします。

本記事を参考に、インターンシップに向けて準備を開始してみてはいかがでしょうか。

 

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