「自己分析に使えるツールを知りたい」と思っている就活生も多いのではないでしょうか。
客観的に自分の性格や考え方がわかるようになる自己分析ツールは、就活生向けにたくさん存在します。
本記事では、自己分析におすすめのツールを16選ご紹介します。
就活のために自己分析ツールを使いたい人は、ぜひ参考にしてください。
- 就活生の自己分析ツールの活用方法
- 就活のためのおすすめ自己分析ツール10選
- 簡単に自己分析できるおすすめのツール3選
就活生の自己分析ツールの活用方法
就活生向けの自己分析ツールは世の中にたくさんあり、「とりあえずツールを使って自己分析してみよう」と思っている人も多いかもしれません。
しかし、自己分析ツールを使うだけでは深い自己分析には繋がりません。自己分析ツールは、うまく活用していく必要があります。
では、どのようにすれば自己分析ツールを最大限に活かせるのでしょうか。以下では、ツールを使って自己分析をする前に知っておいてほしい、就活生の自己分析ツールの活用方法をご紹介します。
診断結果を参考にして、自分のことを深ぼっていく
自己分析ツールの診断結果は、そのまま鵜呑みにするではなく、「参考にしながら深ぼっていくもの」との認識が必要です。
例えば、自己分析ツールであなたの優れている点が「社交的」な点だと判断されたとします。その際に、ただ「自分は社交的なんだ!」と受け入れるだけでは、浅い自己分析になってしまいます。
「どのようにして社交的な性格になったのか」原体験を見つけたり、「どのようなときに自分の社交性を発揮したのか」具体的なエピソードを深ぼっていきましょう。
このように、過去の経験をさかのぼることで、さらに深い自己分析が可能となります。
自分の特徴を相手に伝える・言語化するための参考にする
「あなたはどのような性格ですか?」という質問をされたとき、「私は〇〇な性格です」と即答できる人は少ないのではないでしょうか。
しかし、自分の性格や短所、長所などの自分の特徴を就活の面接や選考では、聞かれる可能性が高いです。「なんとなく、元気な性格?」のような回答ではなく、根拠を持って回答できるようにしましょう。
自分の特徴がどのようなものなのか考え、なんとなくではなく明確に言語化できるようにする必要があります。
自己分析ツールでは、自分の特徴や考え方が言語化されて出てきます。自己分析ツールで言語化された自分の特徴を、面接や選考で話す際の参考にすることをおすすめします。
就活時にまずやってみたい!有名な自己分析ツール3選
自己分析ツールの有効な使い方をご紹介しました。ツールを使った自己分析は、結果だけを見て終わるのではなく、より深い自己分析をするきっかけとなるように、上手にツールを活用しましょう。
では、さっそく就活時にまずはやってみることがおすすめの、有名な自己分析ツールをご紹介します。
1.ストレングスファインダー
有名な自己分析ツールの1つ目は、ストレングスファインダーです。
ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社の開発した自己分析ツール。質問を「177個」答えることによって、自分の34の資質がわかるようになります。
ストレングスファインダーは、有料のサービスですが、精度が高い診断を受けられるのでおすすめです。
34個の資質すべてを見るためには6,000円程度かかりますが、上位5つの資質を見るだけの場合は2,500円前後で診断できます。
とにかく精度が高い診断を受けてみたいという人は、ぜひストレングスファインダーを受けてみてはいかがでしょうか。
ストレングスファインダーの詳細は「ストレングスファインダーとは?診断方法・所要時間・就活への活かし方を紹介」からご確認ください。
2.16Personalities(MBTI診断)
有名な自己分析ツールの2つ目は、16Personalities(MBTI診断)です。
まずは無料で自己分析ツールを使ってみたいという人には、16Personalitiesがおすすめです。16Personalitiesは、診断を受けた人を16の性格に分類してくれます。
自分の性格が人口の何%かがわかり、自分に似た性格の人がどのくらいいるのかがわかるのも、16Personalitiesの利点のひとつです。
5分程度で終わるので、スキマ時間を活用して気軽な気持ちでテストを受けてみるのもおすすめです。
3.エニアグラム
有名な自己分析ツールの3つ目は、エニアグラムです。
エニアグラムは、診断を受けた人の性格を9通りに分類してくれます。問題数は90問あり、当てはまるものにクリックをする形式です。
無料で受けられて、簡単に結果が出てきてくれるのでまずは「手軽に済ませたい!」という人はエニアグラムを使ってみてはいかがでしょうか。
就活のためのおすすめ自己分析ツール10選
続いて、現在人気になってきている就活のためのおすすめ自己分析ツールをご紹介します。
上記でご紹介したものと併用して使ってみてはいかがでしょうか。
1.キミスカ:キミスカ適性検査
就活のためのおすすめ自己分析ツールの1つ目は、キミスカの「キミスカ適性検査」です。
キミスカ適性検査は、9つの項目に対して自分がどれだけ優れているかの得点を出してくれます。
グラフで結果が出てくるので見た目にもわかりやすく、平均からのズレを見て周りと比べると、自分がどの点で他の人よりも優れているかを比べられます。
問題は150問ほどありますが、5分〜15分程度で解き終わるでしょう。
また、診断結果や今までの選考の実績などを提示することで、企業からオファーが来ることもあります。
キミスカ適性検査は無料で受けられるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
2.CIY(COLOR INSIDE YOURSELF)
就活のためのおすすめ自己分析ツールの2つ目は、CIY(COLOR INSIDE YOURSELF)です。
無料で診断できる「CIY」の問題数は145問ほどあります。問題は、「この中で好きな写真は?好きな色は?」「一番好きな動物を選んでください」などのユニークな問題が多いです。
26万通り以上の性格の特徴から自分の特徴をピックアップして伝えてくれます。
「一言で言うと〇〇な性格」のように簡単にまとめてくれるからこそ、情報量が多すぎるものに疲れている人にはおすすめです。
まとめてもらった性格の傾向を深堀りして、さらに深く自己分析を行ってみてはいかがでしょうか。
3.マイナビ:適性診断MATCH plus
就活のためのおすすめ自己分析ツールの3つ目は、マイナビの適性診断MATCH plusです。
就活支援サービスとして、マイナビを知っている人も多いのではないでしょうか。マイナビが提供する「適性診断MATCH plus」は、向いている業界や職種、強みや弱みなどがグラフや順位をつけられ、一目瞭然です。
48種類の業界と95種類の職種の中から自分にあっているものが、ランキング形式で表示されるので、「どの業界や職種が自分にあっているかわからない」と悩んでいる人におすすめの診断です。
また、過去の受験結果と現在の結果を見比べられるので、自分がどれほど成長したのかもわかります。
質問数は162と多く、正確な診断が期待できるでしょう。
4.OfferBox:適性診断AnalyzeU+
就活のためのおすすめ自己分析ツールの4つ目は、OfferBoxの適性診断AnalyzeU+です。
適性診断AnalyzeU+では、「251」問もの問題数がある診断を無料でできます。
社会に出た後に使える力がわかるので、自己PRを考える参考にできるのがポイントです。
また、項目別に偏差値が出るので、他人と比べてどれほど自分が優れているかがわかるのもポイントです。
また、OfferBoxは基本的なプロフィールを登録することで、企業からスカウトをしてもらえることも特徴だといえるでしょう。
正確な診断を受けたい人は、ぜひ「適性診断AnalyzeU+」を受けてみてはいかがでしょうか。
5.リクルート:リクナビ診断
就活のためのおすすめ自己分析ツールの5つ目は、リクルートのリクナビ診断です。
リクルートが運営する、就職ポータルサイト「リクナビ」に登録している就活生も多いのではないでしょうか。
リクナビ診断は5〜10分程度で終わり、リクナビに登録する際に手軽に無料で診断できるのがポイントです。
リクナビ診断では、自分にとって向いている仕事の特徴を3つ紹介してくれます。
例えば「集団をまとめるのが大切な仕事」のように結果が出るので、自分に合った仕事を見つける参考にできるのではないでしょうか。
6.リクルート:グッドポイント診断
就活のためのおすすめ自己分析ツールの6つ目は、リクルートのグッドポイント診断です。
転職を目指す人用の診断であるグッドポイント診断は、上記でご紹介した新卒用のリクナビ診断と同じく「リクルート」が提供する自己分析ツールです。
「293」もの問題数があるため30分程度かかりますが、じっくりと自己分析ができるので、深く自分を見つめ直したい人にはおすすめです。
グッドポイント診断では、18の強みから自分の強みを5つ選んで紹介してくれます。自分の強みを見つけたい人は試してみてはいかがでしょうか。
7.dodaキャンパス:適性検査GPS
就活のためのおすすめ自己分析ツールの7つ目は、dodaキャンパスの適性検査GPSです。
大手企業のベネッセが提供する「適性検査GPS」は、dodaキャンパスに登録することで無料で受けられる自己分析ツールです。問題数が23問のためスキマ時間に簡単に受けられるので、手軽に自己分析をしたい就活生におすすめです。
精神的なタフさ・物事に向かう前向きさ・他社への働きの3つの項目がどれほどあるのかを判断できます。
また、dodaキャンパスはプロフィール記入をすることで、企業からの逆オファーを受けられます。
今まで全く興味がなかった企業からオファーが来ることで、新しい自分の未来を創造できるのではないでしょうか。
8.就活の教科書公式LINE:動物診断
就活のためのおすすめ自己分析ツールの8つ目は、就活の教科書公式LINEの動物診断です。
動物診断では、5つの質問に答えるだけで簡単に自己分析をしてくれるのが魅力の自己分析ツールです。
就活では、「自分を動物に例えるとどんな動物ですか?」という質問をされることもあります。動物診断では、自分がどのような動物に似ているかを教えてくれます。動物に似ている理由やおすすめの職業などもわかるので、面接対策にもバッチリです。
まずは、簡単な診断からやりたいという人は、ぜひ動物診断を試してみてはいかがでしょうか。
9.キャリアパーク:キャリアパーク自己分析シート
就活のためのおすすめ自己分析ツールの9つ目は、キャリアパークのキャリアパーク自己分析シートです。
キャリアパーク自己分析シートは、36個の質問に答えることで、12タイプの性格に分類してくれます。
自分の強みや適正な職業を詳しく紹介してくれるので、まだどの職種や仕事につけばいいのかわからない人におすすめの自己分析ツールです。
卒業予定日とパスワード、メールアドレスを登録することで、簡単に自己分析できるので興味がある人は試してみてはいかがでしょうか。
10.シャイン:ポテクト
就活のためのおすすめ自己分析ツールの10こ目は、シャインのポテクトです。
ポテクトは、200問の問題に答えることで、強みや弱み、適正、仕事力など多角的な目線で分析してくれます。問題数が多いため、20分から30分程度かかってしまいますが、詳しく自己分析をしたい人におすすめです。
また、SNSにシェアをすると、無料で診断できるのもポテクトの特徴です。1,650円、3,300円、3,850円のプランがあり、プランをグレードアップすることでより詳しい結果が出ます。有料版の場合、結果はPDFファイル7枚ほどと、かなり詳しい結果を出してくれます。
有料のアドバイスプラン・仕事力分析プランでは、「ジョハリの窓」の考えを使った分析を見られるのが魅力です。
「ジョハリの窓」とは、自分だけが知っている自分、他人も知っていて自分も知っている自分、他人しか知らない自分、誰も知らない自分があるという考えです。
自分が考える自分と、客観的に見た自分にはギャップがあります。ポテクトの診断では、いろいろな結果を主観的に見た結果と客観的に見た結果が出るので、自分の認識のズレを自覚できるようになります。
自分だけでできる自己分析だけでなく、他己分析もかねた分析を行いたい人は、ポテクトを利用してみてはいかがでしょうか。
ネタとしても使える!?簡単に自己分析できるおすすめのツール3選
真面目な診断ばかりをしていると、疲れてしまったり、現実をつきつけられて苦しくなったりするのではないでしょうか。
以下では、気分転換にできる楽しい自己分析ツールをご紹介します。
1.ポケモン自己分析
簡単に自己分析できるおすすめのツールの1つ目は、ポケモン自己分析です。
可愛くてかっこいいポケモンが好きな人も多いのではないでしょうか。
ポケモンは、それぞれ個性を持っていて、強みや弱みはポケモンの種類やポケモンの個体によって異なります。
「人間もポケモンも同じだよね」というコンセプトで作られたポケモン自己分析は、自分に似た性格のポケモンを教えてくれます。
16個の質問に答えるだけで、簡単に自己分析できるので、ポケモンが好きな人は試してみてはいかがでしょうか。
2.Mgram
簡単に自己分析できるおすすめのツールの2つ目は、Mgram(エムグラム)です。
105問の質問に答えることで、自分の性格で特徴的なものを8つ教えてくれます。8つに絞って自分の性格を端的に表してくれるので、そこからさらに自己分析を行いやすいのではないでしょうか。
診断は、「とても当てはまる」「やや当てはまる」「どちらとも言えない」「あまり当てはまらない」「全く当てはまらない」の5つから選んでいく形式です。
Mgramは、自己分析で活用する方法だけではなく、恋愛や仕事で活用する方法を紹介してくれています。自己分析に疲れた人は、恋愛や仕事などの他の活用方法をみて楽しんでみてはいかがでしょうか。
3.キャリタスQUEST
簡単に自己分析できるおすすめのツールの3つ目は、キャリタスQUESTです。
キャリタスQUESTは、21問の問題に答えるだけで自分の性格を教えてくれます。診断結果は、キャラクターで現れて面白い内容が多いです。
くすっと笑えるキャッチコピーのついたキャラクターで癒やされたい人は、キャリタスQUESTを試してみてはいかがでしょうか。
ツールを活用して、自己分析を進めてみよう
- 自己分析ツールを利用してさらに自分を深ぼっていく
- 自分の特徴や性格を言語化するための参考にしてみる
- 有料や無料、問題数はサービスによっていろいろなので自分がやりたいと思った診断を選ぶ
本記事では、就活で使える自己分析ツールを詳しくご紹介しました。
世の中にはたくさんの自己分析ツールがありますが、もちろんすべての自己分析ツールをやる必要はありません。
直感で、なんとなく気になるなと思ったものをやってみるだけでも大丈夫です。大切なのは、自己分析ツールの結果を見た後の深い分析です。
本記事を参考に、自分にあった自己分析ツールを使って自己分析をしてみてはいかがでしょうか。
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