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インターンシップの服装は?服装指定なしの場合・私服の場合は何を着ていったらいいの?

U-NOTE編集部

2021/06/22(最終更新日:2021/06/22)


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インターンシップではどのような服装で行けばいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。

本記事では、服装の指定がある場合、ない場合に分けてインターンシップにふさわしい服装をご紹介します。

クールビズの服装や、私服を選ぶマナーもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • インターンシップの服装の指定がない場合はどうする?
  • インターンシップの際に私服指定をする企業の目的
  • インターンシップの際の私服を選ぶときのマナー

 

インターンシップの服装の指定がない場合はどうする?

インターンシップの参加要項には、服装の指定がかかれていないこともあります。

スーツで行けばいいのか、私服で行けばいいのかわからない場合はどうしたらいいのでしょうか。

以下では、インターンシップの服装の指定がない場合の対応をご紹介します。

 

服装の指定がない・自由の場合はスーツが無難

服装の指定がない場合や自由の場合は、基本的には「スーツ」でいくことが無難です

服装の指定がないからといってもあくまでもビジネスシーンで行われるインターンシップでは、普段着で行くと浮いてしまう可能性があります。

特に、銀行業界やホテル業界などの規律を重視する業界の場合は「スーツ」が基本です。

「なんでもいいのか」と思わずに、服装には気を使っていくことをおすすめします。

 

私服指定がある場合はオフィスカジュアル

「私服で参加してください」「私服でお越しください」のように私服指定がある企業もあるのではないでしょうか。

ただし、「私服参加で大丈夫なんだ」と思って、大学や遊びに行くときの格好をしていくのはNGです。例えばスニーカーやスウェット、サンダルなどのラフに見えてしまうようなアイテムは避けておきましょう。

私服指定がある場合は、清潔感があり真面目な印象を与えられる「オフィスカジュアル」の格好が暗黙の了解です。スーツまでかしこまった服装でなくとも、仕事場にあった服装を意識して洋服を選ぶようにしてください。

 

私服でも可の場合、悩んだらスーツでもOK

「私服でも大丈夫です」のように明確に私服で参加することを要求されなかった場合は、スーツでも私服でもどちらでも大丈夫です。

ただ、「私服の選び方がわからない」「オフィスカジュアルな洋服を持っていない」と、どんな服を着ればいいのかわからずに悩んでいる場合は、スーツを着ていくといいでしょう。

 

インターンシップの際に私服指定をする企業の目的とは?

インターンシップの服装で私服を指定されたときには、「なんでスーツじゃなくて、私服指定なんだろう」と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

次に、私服指定をする企業の目的を紹介します。企業の意図に沿った、TPOをわきまえた私服を選べるようになりましょう。

 

目的1.社員も私服のため

インターンシップの際に私服指定をする企業の目的の1つ目は、社員も私服のためスーツを着る必要がないことを知ってもらうためです。

ベンチャー企業のように服装の規定が厳格ではない企業では、普段から社員も私服の場合が多いです。そのため、就活生だけスーツを着てもらう意味はなく、社員に合わせてもらうために私服指定をする企業もあります。

また、企業が普段からスーツではなく私服で働いている「自由さ」をアピールしていることも考えられます。

 

目的2.TPOをわきまえた格好ができるのか確認するため

インターンシップの際に私服指定をする企業の目的の2つ目は、TPOをわきまえた格好ができるのか確認するためです。

企業は、就活生の私服を見ることで、環境に合わせた服装ができているのかをチェックしています。

環境に合わせた服装ができるということは、環境に合わせて柔軟に対応できるという資質を持っていることが考えられます。

「服装自由って書いているからジャージで行こう」のように、TPOにあった服装ができていないとネガティブな評価に繋がりかねません。

TPOに合わせた私服を選ぶことで「変化する環境に対応できること」をアピールしましょう。

 

目的3.自然体の状態で参加してもらいたいため

インターンシップの際に私服指定をする企業の目的の3つ目は、自然体の状態で参加してもらいたいためです。

「スーツを着ているとなんか堅苦しい感じがする」「慣れないスーツを着ていると緊張する」と思っている人も多いのではないでしょうか。スーツを着ることで、身も心も引き締まり仕事モードになれることもありますが、企業は就活生の素の状態を観察したいと思っています。

就活生が普段の様子でいてもらうことで、企業の人もラフに話せたり、選考の材料にできたりするためです。

ただし、注意してもらいたいのが、私服だからといって自然体になりすぎることです。遊びに行くのではなく、インターンシップで学びに行くことを強く意識しておくことが大切です。

 

目的4.負担を軽減するため

インターンシップの際に私服指定をする企業の目的の4つ目は、就活生の負担を軽減するためです。

「大学行ってから、家に行って着替えてからインターンシップに行くのは間に合わない!」「大学にスーツで行かないといけない……」のような就活生もいるのではないでしょうか。

私服で参加できるインターンの場合、就活生のスーツに着替える負担を減らしてくれます。

また、数日間のインターンシップの場合は、当然準備するべき洋服の数も増えます。ワイシャツを複数枚準備したり、クリーニングやアイロンなどの手間がかかったりすると就活生の負担になりかねないため、私服を指定しているケースもあります。

 

目的5.(アパレル企業の場合)センスを確認するため

インターンシップの際に私服指定をする企業の目的の5つ目は、センスを確認するためです。

アパレル業界のように服のセンスが問われる業界の場合は、私服を見て、センスを見られていると思っておくといいでしょう。

アパレル業界では服に対するセンスは仕事に直結するので、服を上手に着こなせていないと、いい印象を与えられません。

「センスがないな」と思われないためにも、インターン先のブランドの雰囲気に合わせた服装を慎重に選ぶことをおすすめします。

 

インターンシップの際の私服を選ぶときのマナー

「インターンシップの私服ってどうやって選んだらいいの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

「ビジネスカジュアル」といっても、どこまでがビジネスカジュアルとして認められるのか判断に困ることも多いでしょう。

以下では、インターンシップの際の私服を選ぶときのマナーをご紹介します。マナーを守った服装でインターンシップに参加した好印象をえられるようになりましょう。

 

1.TPOにあわせた清潔感のある印象が最も重要

インターンシップの際の私服を選ぶときのマナーの1つ目は、TPOにあわせて清潔感がある格好をすることです。

普段の生活で服を選ぶ際に「おしゃれさ」「かわいさ」「かっこよさ」を重視して選んでいる人も多いのではないでしょうか。

しかし、インターシップの服装を選ぶ際には「清潔感」が重要になります。

オーバーサイズの服をダラっと着たり、しわしわな服、カジュアルすぎる服を着たりすることはしないようにするほうが賢明です。

TPOとは、時間(Time)・場所(Place)・場面(Occasion)に合わせた服装をすることです。オフィスでのインターンシップの場合は、仕事場にふさわしい格好を。工場見学などがある場合は動きやすさも考えた格好をする、など、TPOを検討して洋服を選ぶようにしてください。

 

2.露出が多すぎるもの・華美すぎるもの・カジュアルすぎるものは避ける

インターンシップの際の私服を選ぶときのマナーの2つ目は、露出が多すぎるもの・華美すぎるもの・カジュアルすぎるものは避けることです。

上記でご紹介したように、インターンシップでは、清潔感のある服装をしていく必要があります。

露出が多すぎるものや華美すぎるものは、ビジネスシーンには不適切です。太ももが見えるようなミニスカート、下着が透けるような素材の洋服は避けましょう。

また、スウェットやジャージのようなカジュアル過ぎるものは、NGです。評価が別れますが、デニム生地のものも避けておくほうが賢明です。

 

3.ハイブランドだとわかる洋服は避けるのがベター

インターンシップの際の私服を選ぶときのマナーの3つ目は、ハイブランドだとわかる洋服は避けるのがベターなことです。

残念ながら、ハイブランドの洋服にマイナスの印象を抱く人もいます。ひと目見ただけでハイブランドだとわかってしまう、ロゴのついた洋服は避けるのが賢明です。

値段が高い服がいい・悪いということはないですが、謙虚な印象を与えられる服を選ぶことをおすすめします。

 

インターンシップの説明会のときの服装は?

インターンシップの説明会に参加する人もいるのではないでしょうか。

服装の指定がない場合は、インターンシップの説明会は「スーツ」で参加することをおすすめします

まだリクルートスーツを購入していない人は「就活時のリクルートスーツの選び方5つのポイント!色・値段・持ち運びはどうする?」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

夏のインターンシップのときの服装は?

夏の暑い日にスーツを着るのを大変に思う人も多いのではないでしょうか。

以下では、夏のインターンシップの服装について詳しくご紹介します。

 

クールビズの指定がある場合

「クールビズでお越しください」のように企業からクールビズスタイルでの参加を指定された人もいるのではないでしょうか。

クールビズスタイルとは、「ネクタイやジャケットを着用しないスタイル」のことです。クールビズだから、ラフな格好でいいだろうと自己判断して、私服で参加するのはNGなので注意しましょう。

また、「周りは本当にクールビズで来るかな」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

服装で浮いてしまうのが嫌な場合は、ネクタイやジャケットを持参することをおすすめします。ジャケットを持ち運ぶときは、しわにならないように気をつけて持ち運びましょう。

クールビズのマナーをもっと知りたい人は「【男女別】就活生の「クールビズ」の5つのマナーとは?お手本スタイルを確認しよう」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

男性のオフィスカジュアルな服装

男性のオフィスカジュアルな服装は、涼しげで清潔感のある格好をすることがおすすめです。

トップスは襟のついたシャツを選ぶと、フォーマルなシーンに似合う格好ができます。

シャツを選ぶ際は、派手な柄ではなく白や水色、薄いピンクのような明るいながらも控えめな色を選ぶことをおすすめします。特に夏の場合は、涼し気な「水色」を選んでみてはいかがでしょうか。

ボトムスは、黒やベージュ、グレーなどの落ち着いた色のスラックスやチノパンがおすすめです。

すでにご紹介したように、デニム生地のものは評価が別れますので、なるべく履いていかないほうが賢明です。

靴は「革靴」を選ぶと、まとまりのある清潔感のある格好になります。スニーカーは、柄が派手なものは避けておいたほうがいいでしょう。

バックは、ビジネス用の鞄やリュックを使うことをおすすめします。

上記でご紹介したおすすめの男性のオフィスカジュアルな服装は、あくまで一例です。業界や企業によって服装に対する意識が違うので、服装に関するマナーも様々です。

同じ会社のインターンシップに何度も行く場合は、周りの先輩がどのような格好をしているのかを観察してみて、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

女性のオフィスカジュアルな服装

女性のオフィスカジュアルな服装は、華美すぎない清潔感のある格好をすることがおすすめです。

トップスは、シンプルなものを選ぶことをおすすめします。シャツやブラウスを選ぶ際は、シンプルなデザインで色が落ち着いているものを選ぶといいでしょう。

シャツが長すぎると、だらしなく見えてしまうのでオーバーサイズの服は選ばないほうが無難です。また、下着が透けて見えないか確認することも忘れないようにしてください。

ボトムスはスカートでもパンツでも大丈夫ですが、ミニスカートのように短すぎるものはなるべく避けておきましょう。スカートを履くときは、なるべく生足ではなくタイツを履くことをおすすめします。

靴は、ヒールの低めなパンプスを履くのが一般的です。バックは男性と同じくビジネスバッグがおすすめです。

アクセサリーはなるべく付けないほうがいいでしょう。

アパレル企業の場合であっても、あまりにも型取りの格好をしていくとマイナスの評価を受けることもあります。上記でご紹介したオフィスカジュアルを取り入れつつも、センスをアピールできるように工夫してみてはいかがでしょうか。

 

インターンシップの服装について不安があるならメールで確認するのもOK

「服装は自由って書いているけれど、スーツと私服どっちがいいのかな」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

自分では、どっちにすればいいのかなかなか決まらない人は、メールで確認してみることも一案です。

メールで確認する場合は、マナーを守ったメールを書くようにしましょう。

メールを作成する上で、件名は非常に大事です。忙しい人事やインターン担当者のために、開かなくても内容がわかる件名を付けて送りましょう。

また、質問の回答をもらった後には、必ず返信をするようにすることをおすすめします。ビジネスメールの基本である「自分が送ったメールは自分で終わらせること」を覚えておくといいでしょう。

詳細は、「就活での質問メールの送り方は?5つのポイントと例文・お礼の書き方まで紹介」を参考にしてみてください。

 

インターンシップで好印象を残すために服装にも気を配ろう

本記事のまとめ
  • インターンシップの服装指定がない場合は、リクルートスーツで行くのが無難
  • 私服で行く場合はオフィスカジュアルを意識する
  • スウェットやサンダルなどのカジュアルなアイテムは避ける

本記事では、インターンシップにふさわしい服装について詳しくご紹介しました。

「この服装で大丈夫かな……」と心配しすぎずに、清潔感を重視した服装を選ぶことを意識して選んでみましょう。

本記事を参考に、インターンシップに参加する私服を選んでみてはいかがでしょうか。

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