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【就活生向け】自己分析のやり方を徹底解説!5つの方法・進め方・注意点などを紹介

U-NOTE編集部

2021/06/10(最終更新日:2021/06/10)


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就活では「自己分析」でどれほど自分を深堀りできるかが重要になります。

本記事では、就活で自己分析が大切な理由や自己分析のやり方、注意したいポイントなどを詳しくご紹介します。

初めて自己分析する人やもっと深く自己分析をしたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

本記事の内容をざっくり説明
  • 自己分析のやり方3ステップ
  • おすすめの自己分析のやり方5選
  • 自己分析をするときに注意したい3つのポイント

 

そもそも「自己分析」とは?就活のときにはなぜ重要なの?

そもそも自己分析がなぜ大事だと言われているのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

まずは、どうして自己分析が重要だと言われているか把握し、自己分析をするモチベーションをあげていきましょう。

 

理由1.自分のことを理解するため

自己分析が大切な理由の1つ目は、自分のことを理解するためです。

「自分はどのような性格ですか?」という質問にはっきりと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

就活では、自分の個性や今まで培ってきた考え方、経験などを判断され、企業にとって有益な人材なのか、マッチングするのかを判断されます。

自己分析を通じて、自分と向き合うことで企業の質問にスムーズに答えられるようになります。

また、就活だけではなく私生活の面においても、自分のことを理解することはとても大切です。

例えば「私は待たされるとイライラしてしまう傾向がある」と自分を理解すると、対策を取ることができるようになります。対策を取ったり、改善をしたりすることで、ストレスが減りより生きやすくなるでしょう。

自己分析は、「就活のためだけ」ではなく「自分のため」であることを知って、前向きに取り組むことをおすすめします。

 

理由2.自分の特徴や性質を言語化するため

自己分析が大切な理由の2つ目は、自分の特徴や性質を言語化するためです。

「自分の性格ってなんだろう」と考えたとき、なんとなくはわかるけれど言葉にはできないという人が多いのではないでしょうか。

自己分析をして明確に言語化することで、「自分は〇〇な性格なんだ」と納得できたり、自分を客観的に見えたりするようになります。

「なんとなく今日はイライラしている」と感じているとき、どうしてイライラしているかを考えると「〇〇が嫌だったのか」とスッキリした経験がある人もいるのではないでしょうか。

このように、言語化すると自分を分析し、状態を改善できるようになります。

また、言語化することで、相手にわかりやすく自分の特徴や性質を伝えやすくなります。

 

理由3.満足できる就職活動をする・ミスマッチングを防ぐため

自己分析が大切な理由の3つ目は、満足できる就職活動をする・ミスマッチングを防ぐためです。

自己分析を通して自分の特徴や性格がわかると、就活の軸が見えやすくなります。

例えば「自分は話すのが好きで人を説得することが上手」という特徴がわかると、「営業職」に適正があることがわかります。

営業職に絞って仕事を探してみると、自分と相性があう企業と出会いやすくなるでしょう。

また、「自分は〇〇することが苦手」なことがわかると、苦手なことをしないですむ仕事を探せるようになるでしょう。

就活は、ただ闇雲に内定をもらえばいいわけではありません。自己分析を通して、将来の自分のことを考えながら、自分の性格や考え方とマッチする企業を探せるようになりましょう。

 

自己分析のやり方3ステップ

自己分析をする理由を知って、早速自己分析に取り掛かりたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

以下では、自己分析のやり方を3ステップに分けて詳しくご紹介します。

 

STEP1.自己分析ツールや自分史を作成して自分の分析データを集める

自己分析のやり方のSTEP1は、自己分析ツールや自分史を作成して自分の分析データを集めることです。

自己分析ツールを使い、自己分析が完了したと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、自己分析ツールだけでは、自己分析が浅い結果になってしまう可能性があります。自己分析ツールは、あくまで客観的に自分を表してくれるもの。自分にしかない経験を深堀りしてくれるツールではないことに注意しましょう。

自己分析ツールで客観的な自分の傾向や考え方を知り、さらに自分の経験を書き出し分析することをおすすめします。

どちらか片方をするのではなく、両方活用することで深い自己分析ができるようになるでしょう。

 

STEP2.印象的な経験やエピソードを深堀りする

自己分析のやり方のSTEP2は、印象的な経験やエピソードを深堀りすることです。

自分の過去を思い出すだけでは、自己分析には繋がりません。自己分析をするためには、過去の経験を「深堀り」していく必要があります。

これまでの人生で印象的だった内容をあげる、自分の価値観に影響した出来事をあげる、モチベーショングラフを作成してみるなどして、過去の経験を洗い出しましょう。

「深堀りする方法がわからない」と思っている人もいるのではないでしょうか。

思い出深い経験や印象に残っているエピソードを深堀りする方法は「5W1H」を使うことです。特に「なぜ」を何度も使うことで、自分の経験を分析できるようになります。

例えば「中学から高校までバスケをやっていた。今でもたまにバスケをするぐらいバスケが好き」という経験がある人は、「なぜ」バスケ部に入ったのか、「なぜ」バスケ部を続けられたのかなどを考えましょう。

 

STEP3.自分について言語化する

自己分析のやり方のSTEP3は、自分について言語化することです。

印象的な経験やエピソードを深堀りすることで、自分の考え方や性格が見えてきます。

バスケの例の場合、自分に投げかけた「なぜ」の回答が「テレビで見た〇〇選手のダンクがかっこよかったから入部した」「何度も負けて悔しい思いをしたけれど、練習を重ねていくと自分がうまくなってくることが実感できた」などがあります。

自分の回答から「行動に移せる人間」「負けず嫌い」「努力家」などの性格が言語化できます。

自分をプラスに評価するのは気恥ずかしく感じる人もいるでしょうが、客観的に見て自分を評価することを意識しましょう。

 

どうやって自分データを集める?おすすめの自己分析のやり方5選

自己分析をする際に、深堀りする内容が思いつかずに焦ったり落ち込んだりしている人もいるのではないでしょうか。

以下では、深堀りする内容を思いつくための方法を5つご紹介します。

 

やり方1.自己分析ツールを利用する

おすすめの自己分析のやり方の1つ目は、自己分析ツールを利用することです。

自己分析ツールでは、性格が数字を使って客観的にわかりやすく表示されたり、強みや弱みがわかったりします。

自分のタイプがわかるだけでなく、自分を表すキーワードとなる言葉が出てくるものも多いので、そのキーワードに当てはまる経験があるのか検討してみるといいでしょう。

また、自己分析の質問から、自分を深堀りしていく方法もあります。

例えば「誰かのために何かを行うことに価値を感じる」という項目が「80%」だとします。どうして人の役に立つことに対して価値を感じるようになったのでしょうか?

このように、自己分析ツールで目立った値から深堀りする内容を探してみることもおすすめです。

 

やり方2.自分史を作成する

おすすめの自己分析のやり方の2つ目は、自分史を作成することです。

印象に残っている経験やエピソードが思いつかない人は、自分の人生を一つひとつ丁寧に思いだしてみることをおすすめします。

例えば「小学生のとき」「中学生のとき」「高校生のとき」「大学生のとき」のように時間軸で分けます。もっと細かく分けたい人は、年齢で自分史を作ってもいいでしょう。

時間軸を決定できたら、それぞれの時代の「喜怒哀楽」を思い出しましょう。

「小学生のとき、図画工作が楽しかった」のような簡単なことから、「クリエイティブ」な人間なのかもしれないという推論ができます。

焦る必要はないので、丁寧に思い出しながら自分史を作ってみましょう。

 

やり方3.モチベーショングラフを作成する

おすすめの自己分析のやり方の3つ目は、モチベーショングラフを作成することです。

株価のように自分たちの気分は、上がったり下がったりしています。このように、やる気や楽しさを度合いにして書いたグラフがモチベーショングラフです。気分が良いときはグラフも上がり、気分が下がっているときにはグラフも下がります。

株価が変動するのには理由があるのと同様に、気分が変化するのにも理由があります。まずは「なんとなく小学生の頃は楽しかった、中学生のときは微妙だ」のように気持ちを表すグラフを作ってみましょう。

変化のあるモチベーショングラフを作成することで、自分の心の変化が一目瞭然になります。

モチベーショングラフを作成した後、どうして「小学生のときは楽しかったけれど、中学生のときは楽しくなかったのか」「具体的にどんな出来事があったのか」を考えることで、自己分析に繋がります。

 

やり方4.マインドマップを作成する

おすすめの自己分析のやり方の4つ目は、マインドマップを作成することです。

マインドマップとは、紙とペンで作る自分のマップです。連想ゲームのように「自分」というお題に対して、回答をどんどんと書いていきます。

例えば「自分」→「趣味」→「美味しいものを食べる」「ゲーム」などをどんどんと書いていきましょう。

「自分」から「趣味」「苦手なこと」「やりたいこと」など様々なお題を考えて、さらに連想していくことでゲーム感覚で自分を深堀りできるようになるでしょう。

 

やり方5.印象的な経験やエピソードを掘り下げる

おすすめの自己分析のやり方の5つ目は、印象的な経験やエピソードを掘り下げることです。

印象的な経験やエピソードは自分に大きな影響を与えている可能性が高いです。そのため、心に残っているものを深堀りすると、いい自己分析になるでしょう。

「何も思いつかないよ」と思っている人は、無意識にハードルを上げている可能性があります。

印象的な経験は「高校のときテニスで全国大会に出場した」「留学して英語がペラペラ話せるようになった」のような評価されるものでなくても全く問題ありません。

自己分析は、他人に評価されるために行っているものではなく、自分がどういう人間かを考えるためのものです。

例えば「人参が嫌いだったけれど、最近食べて美味しく感じるようになった」「子どもの頃は一人でトイレ行くのが怖かったな」のような一見取るに足らないような内容で大丈夫です。

少しずつ思い出していくことで、自分とはどういう性格なのかがわかってくるのではないでしょうか。

 

自己分析をするときに注意したい3つのポイント

自己分析をする方法について詳しくご紹介しました。

自己分析は、基本的に自分の心の赴くままに行えば問題はありません。

しかし、自己分析をする際に「偏見」があると、自己分析の結果が本当の自分とずれてしまう可能性があります。

以下では、自己分析をするときに注意したいポイントについてご紹介します。

「本来の自分」を分析できるように、以下の注意点を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

注意点1.理想の自分を投影しない

自己分析をするときに注意したい1つ目のポイントは、理想の自分を投影しないことです。

自分の嫌なところや、だめなところを考えるのはつらい気持ちになる人もいるでしょう。

しかし、自己分析で自分の欠点から目を背けると、正確な自己分析はできません。

自分の欠点から起こったミスやトラブルを思い出すことがつらいと感じる場合は、休憩を挟んだり心が元気なときに行うようにしたりしましょう。

理想の自分と本来の自分とのズレに苦しむこともあるでしょうが、見つめるべきは本来の自分です。

ゆっくりでも確実に「本来の自分」に目を向けた自己分析を始めましょう。

 

注意点2.志望している企業・業界が求める人物像に合わせない

自己分析をするときに注意したい2つ目のポイントは、志望している企業・業界が求める人物像に合わせないことです。

志望している企業・業界の求める人物像が自分と同じだと嬉しく感じる人も多いでしょう。しかし、無理に人物像に合わせにいっていないのか、今一度振り替えてみましょう。

企業が「新時代を切り開く社会的リーダー」を望んでいるからといって、「私にはリーダー的一面もあるかもしれない」「クリエイティブかも……?」のように思い込むのはNGです。本当の自分から離れてしまい、「自分らしさ」がなくなってしまいます。

自分の個性が活かせない会社に入ってしまうと、違和感を覚えることになったり、「やりたいことや得意なことと違うことを任されている」となったりする可能性があります。

自分の個性を大切にするためにも、自己分析は「ありのままの自分」を把握するために行いましょう。

 

注意点3.良し悪しを判断しない

自己分析をするときに注意したい3つ目のポイントは、良し悪しを判断しないことです。

過去の経験を思い出していると「あのときもっと違うやり方があったな……間違えた選択をしてしまった」と落ち込む人もいるのではないでしょうか。

しかし、自己分析は、経験したものをありのままに分析することが重要です。過去の経験に後悔したり、もっといい方法を探したりするのではなく、その経験自体を見つめるようにしましょう。

また「怒りっぽいってマイナスすぎるからマインドマップに書くの辞めよう」のように、情報を良し悪しで判断しないようにしましょう。

「怒りっぽい」から「こだわりが強い」「主張力がある」などと派生します。自分の情報を無心で書き出すことをおすすめします。

 

自己分析の後は「他己分析」も行うと効果的

自分から見る自分と他人から見る自分には、違いがあります。

例えば自分では「怠け者」と思っていての、友達には「しっかりもの」と思われていることもあります。

自分が知っている自分を自己分析で詳しく調べ上げ、他人が知っている自分を「他己分析」で教えてもらいましょう。

特に就活生同士だとお互いに他己分析をしてもらいたい時期は似ているもの。思い切って友達に相談してみるといいでしょう。

この場合、「とても親しい友だち」だけに分析をお願いするのではなく、「サークルやイベントなどを楽しむときに一緒にいる友だち」「バイトやゼミなど真面目なシーンでより一緒にいる人」など、普段自分が見せている面が違うであろう人たちにも他己分析してもらうことで、自分の様々な面が見えやすくなります。

客観的に自分を分析してもらうことで、新しい自分に出会えるのではないでしょうか。

 

自己分析のスタートは早すぎることはない!やり方を把握したら、実際に分析してみよう

本記事のまとめ
  • 自分のことを理解したり、言語化したりするために自己分析を行う
  • 自己分析ツールや自分史を使って、分析するための自分のデータを集めてみる
  • 理想の自分や企業の求める人物像に合わせず「本来の自分」を分析する

本記事では、就活で必須の自己分析のやり方について詳しくご紹介しました。

自己分析を徹底的に行うことで、自己PRや長所・短所、学生時代に力を入れたことなどを比較的簡単に言葉にできるようになります。

就活を有利に進めるためにも、満足のできる就職先を見つけるためにも、そして今後の人生のためにも、本記事を参考に自己分析を行ってみてはいかがでしょうか。

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