現在転職を考えている人の中には、コロナ禍ならではの転職活動における成功のポイントがあれば知りたいという人も多いでしょう。
株式会社ビズリーチが運営する転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチに登録するヘッドハンター(有効回答数:602件)を対象に、中途採用・転職活動に関するアンケート調査を実施しました。
ヘッドハンターからみたコロナ禍での転職市場の動向や、成功する求職者の特徴などが明らかに。これから転職を考えている人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
転職に成功する求職者の特徴は自己理解、専門性、柔軟性
調査の結果、今後(向こう3カ月)の企業の中途採用活動について、「活性化する」と予測したヘッドハンターは8割以上となり、今後も活発な転職活動が展開されるとみられます。
コロナ禍まっただ中の昨今、ヘッドハンターが特に増えていると実感しているのが"明確な転職意向が固まっていない"求職者。相談内容の1位は「会社の将来への不安(73.3%)」という結果に。
では、そんな漠然とした不安に基づく転職活動がうまくいくのかというと、なかなか難しいようです。
長引くコロナ禍においても転職を成功させているビジネスパーソンの特徴について尋ねると、多くのヘッドハンターが「自己理解(自分の強みややりたいことの言語化)ができていること」と回答。自己理解のためには、自身の経験やスキルを振り返る「キャリアの棚卸し」が有効とも。
ほかにも、「専門性」や「柔軟性」を挙げる声も多かったといいます。具体的には、やりたいことが明確で転職活動の軸がぶれていない人や明確な強みのある人、自己スキルを磨いている人、柔軟性や対応力があり、客観的・論理的思考力の高い人が成功をつかむと述べています。
コロナ禍での転職成功の鍵はズバリ「自己理解」「専門性」「柔軟性」といえそうですね。
「いつでも転職できるようスキルアップを」
求職者へのアドバイスとしては「転職意向の有無にかかわらず、自身の環境に応じてキャリアの棚卸しを行うことにより良い働き方が実現できます」「今の時代いつでも転職できるようスキル向上に努めてほしい」などといった声があがったそうです。
コロナ禍の影響で漠然とした不安を抱えている求職者が多いという昨今。しかし、いつの時代も転職活動において大事なことは変わらないといいます。現在までの自身のキャリアを振り返り、未来に向けてなぜ今転職をするのか明確にすることが大切だとしています。
転職への意識が曖昧なままでは成功できないのは自明の理。自己理解と自身の強みや専門性を高め、何事にも柔軟に対応できる力を養う必要がありそうですね。なお、同調査結果の詳細についてはプレスリリースでご確認ください。
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