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英語力は就活に影響する?企業が求める英語力のレベルや、対策方法について解説

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2021/06/02(最終更新日:2021/06/02)


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就活において「英語力」がどれほど合否に影響力を持っているのか測りかねている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、英語力があると有利になる業界や、企業が求める英語力のレベル、英語力をアピールする際の面接対策の方法についてご紹介します。

就職で英語力を活かしたい人や、どの程度の英語力が必要になるか知りたい人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 英語力があると就活で有利になる理由
  • 英語力があると有利になる業界や職種・求められる英語力
  • 就活時に英語力をアピールするために必要な対策

 

英語力があると就活で有利になるの?

就活のために英語を勉強しておいたほうがいいかなと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

業界や職種にもよりますが、英語力があると就活で有利になるケースは多いです。

グローバル化が進んでいる現在、英語の重要性は増してきています。そのため、直接的に英語を使う通訳や翻訳のような仕事だけではなく、海外の取引先がある企業の場合も、英語をどの程度使えるかは就活に大きく影響を与えるでしょう。

大企業だけでなく、海外展開を検討している企業、海外との取引がある中小企業は多いもの。企業サイトや会社説明会で、企業が海外とどのような関わり方をしているのか、海外への展開はあるのか、取引はあるのかなどを確認しておくといいでしょう。

 

英語力があると有利になる業界や職種

英語力をアピールして就活を進めたい場合、どの業界や職種が英語力が必要になるか、知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

反対に、英語力に不安があるため、英語力が求められる業界は避けたいと考えている人もいるかもしれません。

以下では、英語力があると就活で有利になる業界や職種をご紹介します。

 

外資系企業

英語が必要な業界といわれたときに「外資系企業」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

外資系企業の場合でも日本人が多い外資系企業や製造ラインなど、部署によっては英語力があまり必要ない場合もあります。しかし、ほとんどの場合外資系企業では英語力は基本スキル。ハイレベルの英語力が必要になってくる点に要注意です。

外資系企業は、英語が公用語の国と電話やメールで取引をしたり、社内で使う書類が英語で書かれていたりすることも珍しくありません。また、社内の公用語が英語である外資系企業もあるでしょう。

英語がある程度できることは前提になっているケースが多いため、英語に苦手意識がある人は、事前にどの程度の英語力が求められているのかはリサーチしておくことが賢明です。

 

通訳・翻訳

「通訳・翻訳」は、英語がネイティブレベルで使える必要がある職種です。

通訳の場合は、即時に翻訳する瞬発力が必要になります。考えたら英語が話せる・ゆっくりの英語なら聞き取れるような英語力では、通訳の仕事は難しいでしょう。

また、翻訳は日常では使われない難しい単語を理解したり、行間を読んだりする必要があります。直訳をするのではなく、文化的な背景も読み取った上で翻訳することが求められるので、単に教科書どおりの勉強ができるだけではないハイレベルな言語力が求められます。

通訳や翻訳を目指す場合は、ネイティブ並の言語力が必要であることを覚えておきましょう。

 

商社

英語を使って仕事をする「商社」に憧れている人もいるのではないでしょうか。

企業によっては、あまり英語力を必要としないところもありますが、海外との取引がある会社では英語を話せる力は重宝されるでしょう。

商社で仕事をする場合、正確に契約書や書類を読む力が必要になります。

ビジネスシーンで利用する以上、「全部はわからないけれど、なんとなく言っていることがわかる」という英語力よりは「確実にすべての文章・言葉がわかる」という正確性を意識して勉強することをおすすめします。

また、英語のプレゼンや相手の心を掴む話し方など、英語を使った訓練が必要になるでしょう。

 

旅行会社・添乗員(ツアーコンダクター)

「旅行会社・添乗員」も、英語を話せる力があると就職に有利になります。

日本には、外国からの観光客が多く来日しています。添乗員の場合は、ツアーの内容を英語で伝えたり、相手の要望や言っていることがわかったりする程度の英語力が求められます。

また、旅行会社の場合は、海外のホテルやレストランの予約なども必要になるだけでなく、トラブルが起きた際の対応などを英語で行う必要があるケースもあるため、英語力があることは就活で有利になるといえるでしょう。

 

語学講師

英語の力に自信がある人は「語学講師」もおすすめです。

日本人に英語を教えるだけでなく、日本語を話したいと思っている人に日本語を英語で教える語学教師。

グローバル化に伴い英語を学びたい日本人、日本語を学びたい外国人も増えてきているので、需要のある職業であるといえるでしょう。

 

ホテルや観光地・空港のスタッフ

「ホテルや観光地・空港のスタッフ」も英語を話せる力があると、就活で有利になるでしょう。

ホテルで働く場合は、海外からの観光客を相手にする可能性があります。チェックインやチェックアウトのときのマニュアル英語だけではなく、お客さんからの要望に答えられる程度の英語力があるといいでしょう。高級ホテルやリゾートホテル、外資系ホテルの場合は、日常会話レベル以上の英語力が求められることもあります。

また、空港や観光地など、海外からの来訪客が多い場所も、臨機応変にお客さんの要望に答える英語力が求められることが多いものです。

応募条件にTOEIC◯点以上のように明確に提示されているところは、英語力を重視していると判断できるでしょう。

 

就活時に知っておきたい企業が求める英語力

就活で英語力をアピールする場合、具体的にどの程度の英語力が求められるのか気になる人も多いでしょう。

特に就活では、英語力を客観的に判断するため、TOEICの点数を使うことが多いものです。

以下では、就活時に知っておきたい企業が求める英語力をTOEICの点数でご紹介します。

 

外資系企業の基準

外資系企業の場合、「750点以上」のTOEICの点数が必要とされる場合が多いです。

しかし、TOEICの点数では表せれない英語を話せる力・実用的に使える力を見る企業が多くなってきています。

例えば、本社が韓国にあるサムスンでは、2008年までTOEICのスコアが730点以上必要でした。しかし、2010年にはTOEICの利用を廃止し、TOEICのスピーキングテストの結果を重視するようになりました。

また、他の外資系企業では、日本語だけではなく英語を使った面接を行っているところもあります。面接の質問の内容も自己PRや学生時代に力を入れたこと、志望理由などの定番の質問だけではなく、「あなたなら〇〇企業の危機をどう分析しますか?」のような難しい質問もされることもあります。

外資系企業の面接では、対策をして考えた暗記英語で話す力ではなく、実際に英語を運用できる力が必要です。TOEICの点数という客観的にわかる力だけではなく、実際に話し、活用する力をつけることを意識して行ってみてはいかがでしょうか。

 

日系企業の基準

日系企業の場合、「600点以上」のTOEICの点数が必要とされる場合が多いです。

しかし、募集要項自体にTOEIC◯点以上と明確に示し、英語力で足切りをしている企業は少ないです。

これは「英語力」を必要としないというわけではなく、英語力だけではなく他の能力を総合的に判断して採用を決めていることがわかります。

事実、UNIQLOを運用するファーストリテイリングでは、「英語が選考の基準になることはないが、キャリアアップでは必要」と採用FAQで答えています。

また、TOEICの点数によっては報奨金を貰える企業もあるほど、英語力を育てようとしている会社は多いです。

英語は選考に影響を与えるだけではなく、将来的にも必要とされているので、英語の力を伸ばしておいて損はないでしょう。

 

就活時に英語力をアピールするために必要な対策

英語力に自信があり、就活で英語力をアピールしていきたい人も多いでしょう。

以下では、就活時に英語力をアピールするために必要な対策をご紹介します。

 

対策方法1.英語力を客観的に示せるようにする

就活時に英語力をアピールするために必要な対策方法の1つ目は、英語力を客観的に示せるようにすることです。

なんの根拠も示さずに「英語力があります!」とアピールしても、信憑性がありません。

自分の能力を信じてもらうためにも、英語力を客観的に表せられるTOEIC英検などを受験することをおすすめします。

TOEICの場合は、「TOEIC Listening & Reading Test」を受けるのが一般的です。しかし、話す力や書く力を示したい場合は「TOEIC Speaking & Writing Tests」を受けてもいいでしょう。

自分がどういう英語の力を持っているかを知ってもらうためにも、英語能力を示す試験を受けることを考えてみてはいかがでしょうか。

 

対策方法2.英語で質問の受け答えができるようになっておく

就活時に英語力をアピールするために必要な対策方法の2つ目は、英語で質問の受け答えができるようになっておくことです。

試験では本当の「英語の力」がわからないと考えている企業もあります。そのため、就活生の英語力を測るため面接を英語でする企業もあることに注意しましょう。

TOEICの対策のために、リスニングとリーディングばかりに力を入れて勉強をしている人は、スピーキングもできるように努力をすることをおすすめします。

 

対策方法3.英語力以外のアピールポイントや、志望動機の準備も忘れない

就活時に英語力をアピールするために必要な対策方法の3つ目は、英語力以外のアピールポイントや、志望動機の準備も忘れずに行うことです。

「英語を話せればいい会社に就職できる!」と思っている人もいるのではないでしょうか。

英語を話せる人であれば誰でもいいのであれば、英語が母国語の人を雇えばいいことになります。英語が話せるか否かで就職が決まるのではなく、英語を話せる力や他の能力などが総合的に判断されていることに注意しましょう。

また「自分は英語を話せるから外資系にいこう」という考えでは、企業には「他の英語を使う仕事をすればいいのでは?」と思われてしまう可能性があります。

英語を話せなくても行きたい企業なのか、自分の就活の軸はなんなのかなどを深く考えてみてはいかがでしょうか。

 

就活のために英語力を客観的に証明できるようになっておこう

本記事のまとめ
  • グローバル化に伴って英語力の重要性は増している
  • 外資系企業では「750点以上」日系企業では「600点以上」あると有利になる
  • 英語力だけではなく、自分の魅力を相手に伝えることを忘れない

本記事では、就活における英語の重要性や英語力によって有利になる業種をご紹介しました。

日系企業の場合、英語を話せるのが全てではなく、英語力はスキルの一面であることを意識しましょう。また、外資系企業の場合は英語を話せるのが大前提の場合もあることに注意してください。

また、日系企業・外資系企業ともに、英語力だけをアピールするだけでなく、その他の魅力や、なぜその企業を志望しているのかをしっかりと説明できる必要があることも忘れないように。

本記事を参考に、就活での英語力の対策を行ってみてはいかがでしょうか。

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