これまで少なからずエンジニアとしての経験がある人なら、「PCに向かってコードを書き続けることだけが自分のやりたい仕事ではない」と感じることもあるのではないでしょうか。
株式会社bitFlyerのフロントエンド開発部に所属する若手エンジニア・堀井 保徳さん(入社2年目)は、部署が掲げる「積極的に越境しよう」というモットーを意識しながら毎日開発に取り組んでいるといいます。
「部署間の垣根を越えて、ビジネスサイドと互いに理解し合うことで、新たな視点に気付くこともできるんです(堀井さん)」
同社は、ビットコイン等の暗号資産(仮想通貨)
まだ発展途上の若い技術を手掛ける同社は、若手にとってどんな場所に映っているのでしょうか。堀井さんに話を聞きました。
- bitFlyerエンジニアチームはお客様目線で開発を行っている
- その目線を育てるためには、部署間を超えたコミュニケーションが不可欠
- 英会話の研修を通じ、言語という垣根を越えるスキルも身につけられる
ミッション「ブロックチェーンで世界を簡単に」
同社は「ブロックチェーンで世界を簡単に。」をミッションに掲げ、ビットコイン等の暗号資産(仮想通貨)
フロントエンド開発部では、多くの人にとってブロックチェーンや暗号資産が身近な存在になることを目指し、お客様に近い立場でサービスの開発を行っています。
「どうすれば技術や最新情報についてより知ってもらうことができるのか?」「より簡単に暗号資産を売買できる方法は?」等を常に意識しているといいます。
ビジネスサイドとの関係性に惹かれ、入社
若手エンジニアとして活躍中の堀井さんは、2018年4月より同社にてインターンを開始。2020年4月に、エンジニアとして正式入社しました。
現在はフロントエンド開発部にて、Androidアプリの開発から、現状分析~企画といったビジネス寄りの業務まで、幅広く担当しています。
-----インターンを始めた理由について教えていただけますでしょうか。
堀井さん:エンジニアのイベントで今の上司にスカウトしてもらったことがきっかけでした。
もともと仮想通貨や金融資産、いわゆるFintechに興味があったので、「やってみたい!」と思いインターンを始めたんです。
ブロックチェーンという新しい仕組みが社会で価値を発揮できるよう、自分がその一助になれたら、という想いもありました。
-----2年間インターンとして活動された後、何が正式入社の決め手となったのでしょうか。
堀井さん:インターン期間中に、エンジニアチーム内の関係のみならず、ビジネスサイドの社員との関係構築がとても良好だなと感じたことが大きかったですね。
それぞれの担当部署で持っている「譲れない部分」を理解し合いながら仕事を進めていくことが、会社全体にとっても、お客様にとっても必要なことなのではないか、と気が付くことができました。
部署の指針「積極的に越境しよう」
-----具体的には、どのような点においてビジネスサイドとの相乗効果が生まれていると感じますか?
堀井さん:エンジニア目線から申しますと、ビジネスサイドとの関わりを積極的に持つことで、「数字が見えやすい」ということが挙げられます。
取引高は?離脱率は?といった、ユーザーの行動タイミング等を可視化できる数字に触れるタイミングが増えるので、「お客様にとって本当に良いものとは?」という本質的な考え方ができるようになると感じています。
-----社内のコミュニケーションを活性化するための施策等もあるのでしょうか?
堀井さん:フロントエンド開発部には「積極的に越境しよう」という指針があります。
施策というほどではありませんが、この指針によって、個人個人が部署間の壁を取っ払ってコミュニケーションしようという意識は持っています。
また、社内全体では、ルクセンブルクとアメリカにある支所とのやりとりが必須な業務が多いことから、英語の研修には力を入れているようです。エンジニアの受講者も多く、一時は全体受講者の3分の1がエンジニアだったこともありました。
英会話の研修制度で言語の壁も越えられる
同社では、オンラインビジネス英会話の講座を受けられる研修制度を用意しています。
学習時間は1日あたり25分間。1ターム3カ月間という期間設定となっており、年に4回受講のチャンスがあるといいます。1タームのみ受講する人もいれば、継続して受講している人も多いそう。
また、「全体カリキュラムの8割は受講する」という条件を満たす必要がありますが、同社の社員の受講率は約9割と非常に高いといいます。
海外支所とのやりとりには欠かせないコミュニケーションツールとして、英語のなかでも特にバーバルコミュニケーションに力を入れて能力向上をサポートしているのだそう。
部署間のみならず、国という垣根も超えた生産性のあるコミュニケーションを実現するために、まさに「越境のための」人事施策と言えるのではないでしょうか。
ビジネスサイドとの橋渡し的存在へ
-----最後に、今後の目標について教えてください。
堀井さん:これから様々なシチュエーションに直面すると思いますが、お客様の求めているものを常に考えながら、数字をベースにプロダクトを改善していきたいです。
そのために、エンジニアとビジネスサイドの橋渡し的な存在も目指しています。
(※上記内容は、個人的な意見です)
ブロックチェーンは比較的若い技術であることから、同社ではベテランも若手も分け隔てなく業務に臨んでいるそう。そのため、新卒や第二新卒など、若手に対しても積極的に採用活動を行っています。
ブロックチェーンという最新技術を世の中に広めていくため「積極的に越境しよう」を指針に掲げる同社のエンジニアチームなら、あなたの持つ可能性をぐっと広げてくれるのではないでしょうか。
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