日本の伝統的な履物には「足袋」がありますが、どんなイメージをもっていますか?「大工」「和装で着用する」など、特別な職業や行事のとき以外、なかなか着用する機会がないという人がほとんどでは?
そんな日本の足袋を現代のファッションとして提案しているのが、株式会社TABI・SQUAREが運営する、足袋スニーカー専門店「Shop TABI-JI」。
同店が、フランス発のプロダクトデザインブランド「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)」とコラボして制作した足袋スニーカー『TIGRE』・『MEMORY』が、5月17日(月)よりMakuakeにて先行販売を開始しています。
「伝統×モダン×健康」を実現し、機能性とデザイン性を兼ね備えた、足袋スニーカーという新感覚のファッションを提案しています。
日常から少し縁遠かった足袋が、グッとスタイリッシュで現代風に。1度は履き心地を試してみたくなりそうです。
奈良発、モダンデザインな“足袋スニーカー”
2007年に奈良で創業した「Shop TABI-JI」は、地下足袋が持つ健康面での要素に着目し、足袋の伝統的な形状を大事にしながらも、モダンデザインを加えた足袋スニーカーを完成。足指を分けることで生まれる足の自然な動きを大切にしているとのこと。
そんな「Shop TABI-JI」が、フランスのステーショナリーを中心としたプロダクトデザインブランド「PAPIER TIGRE」とコラボし、日本の伝統技術を生かした履き心地と、フランス発の最新デザインを融合させたものが、今回発売となる『TIGRE』・『MEMORY』の足袋スニーカー。
国内でも数えるほどしか残っていない地下足袋専門工場で生産した日本製。熟練の技術を備えた職人、工員が丹精込めて仕上げています。
地下足袋ならではの足裏全体を使った歩行
地下足袋ならではの柔らかなゴム底と指先が分かれた作りになっていて、かかとから指先まで、足裏全体を使って歩くことができます。
現代人は、足裏を使って歩いている感覚がない人がほとんどでは?
足裏全体を使った歩行により、足や体のバランスが安定し、まんべんなく脚全体に筋肉がつき、腰や膝への負担軽減、O脚の抑制などにつながるといいます。普段はあまり意識せずにしている歩行ですが、健康につながればなお良いですね。
さまざまなシーンに対応できる3つの履き方
通常のスニーカーでいえば靴紐にあたる「こはぜ」がついていて、3つの履き方ができる点もユニーク。
例えば、ちょっと近所へ出るときには、ラフにスリッポンのように履いたり、ハーフパンツに合わせたいときはひとつ留めで折り返したり、ハイキングや長時間の歩行など、しっかり歩くときはすべて留めたり。シチュエーションに合わせてスタイルをチェンジできます。
折りたたんでコンパクトに
また、折りたたむと厚さ6センチほどになるので、スーツケースやリュック、カバンにも収納して持ち歩けます。旅先や出先で履き替える…なんてこともできそうです。
『TIGRE』(ブルー、ブラック)・『MEMORY』(パステルカラー、ブラック)の2タイプがあり、サイズは22センチ~28センチまで用意。
現在、Makuakeにて先行販売中。通常販売価格は1万6500円(税込)のところ、早割価格で購入できます。発送は7月末頃の予定。
歩きやすい設計、オシャレなデザインで、他の人の視線を奪いそうなユニークな足袋スニーカー。興味がある人は早めにアクセスしてみては。
詳細については、同社プレスリリースをご確認ください。
参考:Makuake/日本の足袋とパリのデザインが出会う。さまざまなシーンで機能性発揮の足袋スニーカー
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