プログラミング学習は、壁にぶつかることも多いですよね…。
合同会社東京フリーランスは、全国のプログラマー1050人に調査したアンケート結果を公開しました。プログラマーが学習で行き詰まりを感じる場面や、挫折の回避に有効なことが判明し、学習継続に役立つ内容となっています。
プログラマー約8割が直面した、継続の壁
現役のプログラマーたちはどのようにして、実務で活かせるスキルを習得したのでしょうか。同調査によると、一番多い回答が「独学(38.4%)」で、次に「企業研修(22.9%)」、「小人数のスクール(16.8%)」、「学校や大学の授業(16.8%)」と続いています。
ただ、新しい分野の学習に困難はつきもののようで、8割の人が「挫折や行き詰まりを経験した(80.2%)」と回答しています。
行き詰まりを感じた場面については、5割近くの人が「エラーを解決できなかった時(46.2%)」と回答。「分からないことを質問できない時(34.8%)」にも、挫折したと感じる人が多いようです。
具体的にはこのような回答が寄せられていました。
・エラーメッセージの内容が理解できない時(50代/男性/神奈川県)
・参考文献の内容がわからなくて学習が嫌になった(30代/女性/石川県)
・情報検索時にサイトごとに説明が全く違う(40代/男性/群馬県)
プログラミング学習ではどうしても個人で解決できない場面があり、独学では解決に時間がかかってしまいます。
学習継続に有効なのはメンターの存在
では、彼らはどのようにしてその壁を乗り越えたのでしょうか。
「独学で挫折しないためのコツや勉強法を教えてください」という質問に対して、最も多い回答だったのは、「プログラミング学習をサポートする人を見つける(プログラマーの友人など)(24.2%)」でした。行き詰まりからの脱却には、アドバイスをくれる経験者の存在が有効なようです。
プログラミングスクールを勧める人も多く、2割近くの人が「絶対に通うべき(19.7%)」、4割以上の人が「通った方がいい(46.6%)」と回答しています。
また、プログラミングスクールに通うメリットとして、「分からないことを質問できる環境がある(44.0%)」が、最も多い回答として挙げられています。
個人で学習する環境を整えやすい分野だからこそ、助言してくれる人の存在を見落としてはいませんか?問題解決に難航していたら、プログラマーの知人に助言を求めたり、メンターと出会うために学びの場の利用などを検討してみてはいかがでしょうか。
調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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