HOMEビジネス 副業エンジニアの満足度や収入は?「エンジニア市場に関する実態調査」結果が公表|RaiseTech調べ

副業エンジニアの満足度や収入は?「エンジニア市場に関する実態調査」結果が公表|RaiseTech調べ

川田千尋

2021/05/12(最終更新日:2021/05/12)


このエントリーをはてなブックマークに追加

AdobeStock

働き方改革で副業を許可する会社が増えてきました。中でも特に注目を集めているのがエンジニア職の副業。副業エンジニアはどれぐらいの収入を得ているのでしょうか。

株式会社RaiseTechは、エンジニアとして副業をしている1121人を対象に、エンジニア市場に関する実態調査を実施。5月11日(火)に調査結果を公開しました。

エンジニアの副業満足度は?

調査結果によると「エンジニアを始める前に経験のある副業」としてポイントサイト(28.1%)やアンケートモニター(27.6%)など単発的な仕事が多く挙がっています。しかし「一つの仕事の単価が安かった(20代女性)」「取り組める時間のなさ、本業の多忙さ(50代男性)」などの理由であまり稼げなかった人も多いようです。

エンジニア職での副業を始めた理由では、トップに「収入をさらに増やしたかったから(40.1%)」という回答が挙がっています。

実際にエンジニアの副業を始めた人の1カ月あたりの収入は「5万円未満(34.8%)」と回答した方が最も多く、次いで「5万円~10万円未満(23.2%)」「10万円~30万円未満(21.2%)」と「エンジニアを始める前に手がけていた副業の収入」より若干ですがアップしています。

「現在の副業(エンジニア)の満足度を教えてください」という問いに全体の7割近い人が「とても満足(14.2%)」「それなりに満足(55.5%)」と答えるなど、副業としても魅力のある仕事だと言えそうです。

学習方法は「Web講座の受講」が最多

エンジニアとして副業をするためには技術の勉強が必要不可欠。皆さんスキルはどのようにして身につけているのでしょうか。

現在副業エンジニアとして活躍している人に学習方法を問うと「Web講座の受講(27.8%)」と回答した人が最も多く、「勉強会やセミナーへの参加(26.9%)」「関連書籍の購読(26.5%)」という回答がそれに続いています。

「プログラミングスクールに通う(18.3%)」という回答が2割にも満たなかったことから、以前よりも手軽な形で技術の習得ができるようになったと言えそうです。

今後も需要が増えるであろうエンジニア職。副業を始めてみたいと思っている人や、エンジニアを目指している人などは、調査結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】

期間:4月13日(火)~4月14日(水)
方法:インターネット調査
調査人数:1121人
対象:エンジニアとして副業をしている方
モニター提供元:ゼネラルリサーチ

※調査の詳細はプレスリリースを参照

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード